2023年08月04日
原水禁と原水協の「原水爆禁止世界大会」は時代錯誤の革命謀略運動
毎年、8月6日の広島、9日の長崎と、原爆が投下された日に焦点を合わせ核廃絶を訴える「原水爆禁止世界大会」なるものが開催される。主催は原水禁と原水協。今年も先月末の福島大会を皮切りに始まった。何故に福島なのかは言わずもがな。
「原発の再稼働を阻止し、政府に脱原発への政策転換に向けて舵を切らせる。フクシマを核時代の終わりにする」とするとのアピールの採択もそうだが、左翼勢力の戯言に郷土である福島県が利用されることに違和感と怒りを覚える県民は少なくない。
「核も戦争もない平和な21世紀に!」をスローガンに「脱原発」を訴え、「平和憲法を守る運動を貫く」と叫ぶ。核廃絶は核保有国への抗議するべきで、核の無い日本で騒いでどうするの。「脱原発」と「核廃絶」を一緒くたにするのは筋違い。
多くの県民が故郷で復旧・復興に努力している中で、「帰りたくても帰れない」という我儘で帰還しない人達に、これ以上何を補償し、何を施せば好いというのか。この「原水禁運動」は、初めは純然たる市民の署名活動から始まったものだ。
「世界から核兵器を無くそう」との署名活動の輪が急速に全国に広がって行くのに目をつけた社民党(旧日本社会党)と日本共産党が、これらの活動に割り込みを謀り、イデオロギーに汚染させ、終には主導権争いを演じて分裂させてしまった。
それが社民党系の「原水禁(原水爆禁止日本国民会議)」と、共産党系の「原水協(原水爆禁止日本協議会)」であり、福島で煽動を謀っているのは原水禁である。この二つの団体は日本共産党と同じく、公安調査庁の監視団体でもある。
連中の目的は、「平和」「核廃絶」「脱原発」とは名ばかりで、原爆を投下したのが米国だから騒いでるだけ。被災者らを同一に準えて、「広島・長崎両県でも原爆の傷が癒えていない」と政府を批判するが、トンチンカンとはこのことだ。
「原爆投下」と「原発事故」は全くの別物で、原発事故を原爆投下と同一視することはそれこそ原爆投下という蛮行を事故程度のものだと矮小化することでもある。
原水爆禁止世界大会の目的は、執拗にこの「原爆投下」という古傷を暴き、日米離間を企てると共に、党勢拡大と革命謀略に狂奔しているだけだ。
これだけでも連中に「平和」など口にする資格はない。 先の大戦では日本と米国は国の威信を賭けて戦っていた訳で、新しい兵器を開発すれば使おうとするのは当然の話で、米国の原爆投下も「三分の理」を認めざるを得ないではないか。
長崎に原爆投下された日、ロシア(旧ソ連)は「日ソ不可侵中立条約」を一方的に破棄し、満州や南樺太に侵略を開始し日本人同胞を虐殺し領土を強奪した。この旧ソ連の鬼畜の如き蛮行で亡くなった方は、広島・長崎で亡くなった方を遥かに超える。また、終戦後シベリヤに抑留され極寒の地で亡くなった方も数え切れない。
抑留された日本人は、軍属だけで60万人と言われているが、ロシアの資料に拠れば約70万人、米国の資料では約90万人と言われている。「平和」「核廃絶」「脱原発」を訴える平和屋連中が、この旧ソ連の蛮行を取り上げ、糾弾したことは一度たりとも無い。 何が「平和団体」か、単なる「反米団体」ではないか。
「脱原発」にしても、安全対策を施し、再稼働を急ぐことが大事であるのは言うを俟たない。最近の燃料高騰にしろ原発稼働停止の影響が家計へも大きく圧し掛かっている時に、基幹エネルギーを化石燃料だけに頼るのは如何なものだろう。
化石燃料に頼るのであれば、シーレーンの防衛は重要な課題であり、南シナ海で中共がのさばることとなれば原油の輸入ルートが断たれる訳で、「反原発派」こそシーレーンの防衛やオスプレイの導入を歓迎すべきなのにやってることは全くの真逆。要は、「反原発」とは中共への忠誠であり、革命謀略の為のものである。
原発事故の影響を受けている福島県民としては、「原発さえなかったら」という思いは強い。だが、果たして資源の乏しい我が国が、原発稼働無しで繁栄を維持出来るのか疑問だ。産業振興、電力不足など不安は大きく「便利」という価値観に溺れた国民が石油や天然ガス、再生可能エネルギーだけでの生活に耐えられるのか。
太陽光発電は夜間や雨天、曇天ではその効果は限りなく少ない。風力は風が吹かなければどうにもならない。その点、原発はプルサーマルや高速増殖炉も実用化出来れば、化石燃料に依存しなくてもかなりのエネルギーを自国で賄えるのだ。
資源に乏しい我が国にとって原発は残念乍ら最良のエネルギーである。「脱原発」の理想は分かるが、将来的に原発依存の体制から抜け出すことは当然の話しで、徐々に縮小すれば好い訳で、何をそれほどまでに脱原発を急ぐ必要があるのか。
反原発より、原発の安全対策を施すことが喫緊の課題であろう。東京電力福島第一原発の事故も防波堤などの整備を万全にしていたら、大事には至らなかった。
「平和」「核廃絶」「脱原発」を標榜する胡散臭げな似非平和屋どもにとって、フクシマも勢力拡大の為の小道具に過ぎない。原発の問題は核武装という国防にも繋がる国家の大事であり、国民は安っぽい反原発派の革命謀略に騙されてはならない。
※コメントは返信するのも煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメント及びメッセージ、御意見御感想、近況報告などは mr.cordial@live.jp へ。
《会費&御支援の御願い》みずほ銀行 郡山支店 普1464729 ニッポンロンダンクラブ。年会費一般30000円。法人120000円。協賛会員300000円~。
「原発の再稼働を阻止し、政府に脱原発への政策転換に向けて舵を切らせる。フクシマを核時代の終わりにする」とするとのアピールの採択もそうだが、左翼勢力の戯言に郷土である福島県が利用されることに違和感と怒りを覚える県民は少なくない。
「核も戦争もない平和な21世紀に!」をスローガンに「脱原発」を訴え、「平和憲法を守る運動を貫く」と叫ぶ。核廃絶は核保有国への抗議するべきで、核の無い日本で騒いでどうするの。「脱原発」と「核廃絶」を一緒くたにするのは筋違い。
多くの県民が故郷で復旧・復興に努力している中で、「帰りたくても帰れない」という我儘で帰還しない人達に、これ以上何を補償し、何を施せば好いというのか。この「原水禁運動」は、初めは純然たる市民の署名活動から始まったものだ。
「世界から核兵器を無くそう」との署名活動の輪が急速に全国に広がって行くのに目をつけた社民党(旧日本社会党)と日本共産党が、これらの活動に割り込みを謀り、イデオロギーに汚染させ、終には主導権争いを演じて分裂させてしまった。
それが社民党系の「原水禁(原水爆禁止日本国民会議)」と、共産党系の「原水協(原水爆禁止日本協議会)」であり、福島で煽動を謀っているのは原水禁である。この二つの団体は日本共産党と同じく、公安調査庁の監視団体でもある。
連中の目的は、「平和」「核廃絶」「脱原発」とは名ばかりで、原爆を投下したのが米国だから騒いでるだけ。被災者らを同一に準えて、「広島・長崎両県でも原爆の傷が癒えていない」と政府を批判するが、トンチンカンとはこのことだ。
「原爆投下」と「原発事故」は全くの別物で、原発事故を原爆投下と同一視することはそれこそ原爆投下という蛮行を事故程度のものだと矮小化することでもある。
原水爆禁止世界大会の目的は、執拗にこの「原爆投下」という古傷を暴き、日米離間を企てると共に、党勢拡大と革命謀略に狂奔しているだけだ。
これだけでも連中に「平和」など口にする資格はない。 先の大戦では日本と米国は国の威信を賭けて戦っていた訳で、新しい兵器を開発すれば使おうとするのは当然の話で、米国の原爆投下も「三分の理」を認めざるを得ないではないか。
長崎に原爆投下された日、ロシア(旧ソ連)は「日ソ不可侵中立条約」を一方的に破棄し、満州や南樺太に侵略を開始し日本人同胞を虐殺し領土を強奪した。この旧ソ連の鬼畜の如き蛮行で亡くなった方は、広島・長崎で亡くなった方を遥かに超える。また、終戦後シベリヤに抑留され極寒の地で亡くなった方も数え切れない。
抑留された日本人は、軍属だけで60万人と言われているが、ロシアの資料に拠れば約70万人、米国の資料では約90万人と言われている。「平和」「核廃絶」「脱原発」を訴える平和屋連中が、この旧ソ連の蛮行を取り上げ、糾弾したことは一度たりとも無い。 何が「平和団体」か、単なる「反米団体」ではないか。
「脱原発」にしても、安全対策を施し、再稼働を急ぐことが大事であるのは言うを俟たない。最近の燃料高騰にしろ原発稼働停止の影響が家計へも大きく圧し掛かっている時に、基幹エネルギーを化石燃料だけに頼るのは如何なものだろう。
化石燃料に頼るのであれば、シーレーンの防衛は重要な課題であり、南シナ海で中共がのさばることとなれば原油の輸入ルートが断たれる訳で、「反原発派」こそシーレーンの防衛やオスプレイの導入を歓迎すべきなのにやってることは全くの真逆。要は、「反原発」とは中共への忠誠であり、革命謀略の為のものである。
原発事故の影響を受けている福島県民としては、「原発さえなかったら」という思いは強い。だが、果たして資源の乏しい我が国が、原発稼働無しで繁栄を維持出来るのか疑問だ。産業振興、電力不足など不安は大きく「便利」という価値観に溺れた国民が石油や天然ガス、再生可能エネルギーだけでの生活に耐えられるのか。
太陽光発電は夜間や雨天、曇天ではその効果は限りなく少ない。風力は風が吹かなければどうにもならない。その点、原発はプルサーマルや高速増殖炉も実用化出来れば、化石燃料に依存しなくてもかなりのエネルギーを自国で賄えるのだ。
資源に乏しい我が国にとって原発は残念乍ら最良のエネルギーである。「脱原発」の理想は分かるが、将来的に原発依存の体制から抜け出すことは当然の話しで、徐々に縮小すれば好い訳で、何をそれほどまでに脱原発を急ぐ必要があるのか。
反原発より、原発の安全対策を施すことが喫緊の課題であろう。東京電力福島第一原発の事故も防波堤などの整備を万全にしていたら、大事には至らなかった。
「平和」「核廃絶」「脱原発」を標榜する胡散臭げな似非平和屋どもにとって、フクシマも勢力拡大の為の小道具に過ぎない。原発の問題は核武装という国防にも繋がる国家の大事であり、国民は安っぽい反原発派の革命謀略に騙されてはならない。
※コメントは返信するのも煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメント及びメッセージ、御意見御感想、近況報告などは mr.cordial@live.jp へ。
《会費&御支援の御願い》みずほ銀行 郡山支店 普1464729 ニッポンロンダンクラブ。年会費一般30000円。法人120000円。協賛会員300000円~。
cordial8317 at 06:15│Comments(0)
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