2014年04月26日
日米同盟関係に翳り実に御粗末だった日米首脳会談
東京数寄屋橋の鮨屋「すきやばし次郎」のカウンターで安倍とオバマが盃を交わす。オバマは冗談交じりに、「シンゾーの支持率は60%台だが、私は40%台だ。シンゾーは政治的に安定しているからいいが、TPP交渉で譲歩してくれないか」安倍はとっさに「僕よりケネディ駐日大使の方が人気があるよ」と躱したという。
オバマのこの言葉がオバマの現状を露にしている。所詮は政権維持には支持率が大事だということ。韓国の朴槿恵同様、ホンネはどうあれ支持率を下げることだけは避けなければならないということだ。政府は米国が尖閣諸島への防衛義務を果たすと明記した日米共同声明を評価しているが、所詮は糠喜びに過ぎなかった。
その後の韓国訪問で所謂「従軍慰安婦問題」についてオバマは、「甚だしい人権問題」だと述べた。米国にとって大事なことは日米同盟ではなく米国の国益に敵うか敵わないかだけ。「甚だしい人権侵害」という発言は、TPP交渉で煮え切れない態度に終始した安倍の優柔不断に対する精一杯の抵抗でもあろう(苦笑)
TPPは、オバマが政権の命運を懸けて断行する経済侵略であり、日本の更なる属国化に他ならない。そういう意味では「尖閣条項」の明記がTPP交渉を巡る対日カードに使われると思ったが、安易に妥協されなかったのは勿怪の幸いだった。
財界らTPP推進派は、日米同盟の強化こそ日本の生き残る道であり、乗り遅れれば中共に呑み込まれると煽る。勿論、中共に与する訳には参らないが、無理無体、理不尽な事を平気でやる米国との同盟強化も慎重にするに越したことはない。
米国という国は何事も自分の利益だけを考え、また、裏切ったところでそれを少しも不条理とも不道徳とも思わぬ国だ。国益を守るとはそういうこと、我が国も倣うべきところでもあろう。米国が日本を友人だと持ち上げるのは、それが米国の為に有利というだけで、そのほかの如何なる理由も大義名分も付け足りに過ぎない。
一旦その利益が失われたならば、何ら躊躇することなく方向転換して敵側に立つことを少しも不思議と思わぬ国だから決して心を許すことは出来ない。親米保守派は「反中国」を口にし、TPP参加こそが国益を守るものだと宣うが、実は米国の国益を優先し、我が国の国益を大きく毀損していることに気付くべきである。
経団連を中心に謀られている「少子化の影響による労働力の低下は深刻であり、移民政策こそ救国の政策」というのがその最たるものだろう。移民よりも、考えるべきは非正規雇用制度を見直すことで、働く環境を整え、給料も相応にすれば仕事に従事する若者が増えるだろうし、少子化問題も解決に向かうだろう。
今のまま、右肩上がりの経済を維持しようというのが無理。米国型経済は既に崩壊している訳で、我が国は我が国独自の経済政策を確立すべきで、何が悲しくて米国や外国人に依存しなければならないのか。日米同盟強化は戦後創られた幻想に過ぎない。 それにしても訪韓したオバマが語った「(慰安婦が)甚だしい人権侵害」などとは喩えリップサービスだとしてもシャレにならない。
戦場に遊郭を建て兵士に息抜きをさせるのは肝心で、性犯罪を防ぎ、相手民族の尊厳を最低限保つことでもあったし、戦後、我が国にRAA(特殊慰安施設協会)創設を強要した米国が何を言うか。また、1951年から61年にかけて、韓国紙の「東亜日報」にUN軍相手の慰安婦募集の記事が載っている。
韓国に駐留する国連軍に韓国が国家として慰安婦(売春婦)の提供をしていた事実を報じたもので、韓国こそ国家ぐるみで他国の軍隊に慰安婦(売春婦)を斡旋しているのではないのか。売春婦が人権侵害ならば、米国と共に戦ったベトナム戦争での数えきれない強姦や、それによって生まれた「ライダイハン」問題はどうなのか。
ライダイハンこそ「甚だしい人権侵害」であり、米国にしても、戦後、横浜などで起きた夥しい強姦事件と混血問題をどう感じているのか。「従軍慰安婦」や「強制連行」が嘘だとは朝鮮人でさえも判って言っているのだが、こういうバカに与する日本のマスコミもまたバカだし、バラク・オバマもそのバカの一人。
尤も「従軍慰安婦問題」や、中共が持ち出す「南京大虐殺」といった虚構は、実は米国が裏で糸を引いているものなのだ。東京大空襲などの無差別爆撃や広島・長崎への原爆投下を敢行した米国が、日本も韓国人女性を強制連行し慰安所で働かせ、南京では30万人も大量虐殺をしていたぞと言いたいが為にでっち上げたもの。
「捕鯨問題」もまたでっち上げ。ベトナム戦争で、米国の使用した枯葉剤「エージェント・オレンジ」の環境に及ぼす影響を「国連人間環境会議」で討議されると、当時のキッシンジャー国務長官らは、突如として「捕鯨問題」をこの会議に無理矢理持ち出した。恰も、枯葉剤より鯨の絶滅の方が環境に及ぼす影響が大きいという理由だが、こうした無理無体、無理圧状なことを平気でやって来たのが米国なのだ。
「国連人間環境会議」が行われたその後に、グリンピースやシーシェパードなどの環境保護団体が増殖し、日本の調査捕鯨だけに理不尽な行為が続いているのは言うまでもない。 世界の多くの問題の背後にいるものはいつの時代も米国なのである。
「世界の警察」を気取り、「正義」を口にし、我が物顔で世界を伸し歩いているが、圧倒的な軍事を背景に、政治、経済、外交で強圧的な対外政策を執って来た結果、米国は傲慢となり、世界から反発を招くこととなった。
米国への同時多発テロはその米国への反発の象徴だった。米国の翳す不正義の下で呻吟している人々が、あの同時テロを涙と歓声で賞賛した事実もまた忘れてはならない。ここに来て、我が国がTPP不参加となれば米国の怒りを買うのは必至だろうが、米国の従順な「イエスマン」を返上する好機とも言えよう。
今こそ米国依存から脱却する意味でも、またいつ米国から裏切られても好い様に亡国憲法を見直し、国防体制の強化を急がなければならない。まぁそれにしても安倍も「すきやばし次郎」なんて気取ってないで、浅草六区の「捕鯨船」にでも連れてってクジラでも食わせてやりゃ好かったのに。勿論、安倍一人じゃ心許ないから「世界の北野」でも同席させりゃまた違った展開になったかもね。呵呵大笑。
※コメントは返信するのも煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメント及びメッセージ、御意見御感想、近況報告などは mr.cordial@live.jp へ。
《会費&御支援の御願い》みずほ銀行 郡山支店 普1464729 ニッポンロンダンクラブ。年会費一般30000円。法人120000円。協賛会員は300000円~。
オバマのこの言葉がオバマの現状を露にしている。所詮は政権維持には支持率が大事だということ。韓国の朴槿恵同様、ホンネはどうあれ支持率を下げることだけは避けなければならないということだ。政府は米国が尖閣諸島への防衛義務を果たすと明記した日米共同声明を評価しているが、所詮は糠喜びに過ぎなかった。
その後の韓国訪問で所謂「従軍慰安婦問題」についてオバマは、「甚だしい人権問題」だと述べた。米国にとって大事なことは日米同盟ではなく米国の国益に敵うか敵わないかだけ。「甚だしい人権侵害」という発言は、TPP交渉で煮え切れない態度に終始した安倍の優柔不断に対する精一杯の抵抗でもあろう(苦笑)
TPPは、オバマが政権の命運を懸けて断行する経済侵略であり、日本の更なる属国化に他ならない。そういう意味では「尖閣条項」の明記がTPP交渉を巡る対日カードに使われると思ったが、安易に妥協されなかったのは勿怪の幸いだった。
財界らTPP推進派は、日米同盟の強化こそ日本の生き残る道であり、乗り遅れれば中共に呑み込まれると煽る。勿論、中共に与する訳には参らないが、無理無体、理不尽な事を平気でやる米国との同盟強化も慎重にするに越したことはない。
米国という国は何事も自分の利益だけを考え、また、裏切ったところでそれを少しも不条理とも不道徳とも思わぬ国だ。国益を守るとはそういうこと、我が国も倣うべきところでもあろう。米国が日本を友人だと持ち上げるのは、それが米国の為に有利というだけで、そのほかの如何なる理由も大義名分も付け足りに過ぎない。
一旦その利益が失われたならば、何ら躊躇することなく方向転換して敵側に立つことを少しも不思議と思わぬ国だから決して心を許すことは出来ない。親米保守派は「反中国」を口にし、TPP参加こそが国益を守るものだと宣うが、実は米国の国益を優先し、我が国の国益を大きく毀損していることに気付くべきである。
経団連を中心に謀られている「少子化の影響による労働力の低下は深刻であり、移民政策こそ救国の政策」というのがその最たるものだろう。移民よりも、考えるべきは非正規雇用制度を見直すことで、働く環境を整え、給料も相応にすれば仕事に従事する若者が増えるだろうし、少子化問題も解決に向かうだろう。
今のまま、右肩上がりの経済を維持しようというのが無理。米国型経済は既に崩壊している訳で、我が国は我が国独自の経済政策を確立すべきで、何が悲しくて米国や外国人に依存しなければならないのか。日米同盟強化は戦後創られた幻想に過ぎない。 それにしても訪韓したオバマが語った「(慰安婦が)甚だしい人権侵害」などとは喩えリップサービスだとしてもシャレにならない。
戦場に遊郭を建て兵士に息抜きをさせるのは肝心で、性犯罪を防ぎ、相手民族の尊厳を最低限保つことでもあったし、戦後、我が国にRAA(特殊慰安施設協会)創設を強要した米国が何を言うか。また、1951年から61年にかけて、韓国紙の「東亜日報」にUN軍相手の慰安婦募集の記事が載っている。
韓国に駐留する国連軍に韓国が国家として慰安婦(売春婦)の提供をしていた事実を報じたもので、韓国こそ国家ぐるみで他国の軍隊に慰安婦(売春婦)を斡旋しているのではないのか。売春婦が人権侵害ならば、米国と共に戦ったベトナム戦争での数えきれない強姦や、それによって生まれた「ライダイハン」問題はどうなのか。
ライダイハンこそ「甚だしい人権侵害」であり、米国にしても、戦後、横浜などで起きた夥しい強姦事件と混血問題をどう感じているのか。「従軍慰安婦」や「強制連行」が嘘だとは朝鮮人でさえも判って言っているのだが、こういうバカに与する日本のマスコミもまたバカだし、バラク・オバマもそのバカの一人。
尤も「従軍慰安婦問題」や、中共が持ち出す「南京大虐殺」といった虚構は、実は米国が裏で糸を引いているものなのだ。東京大空襲などの無差別爆撃や広島・長崎への原爆投下を敢行した米国が、日本も韓国人女性を強制連行し慰安所で働かせ、南京では30万人も大量虐殺をしていたぞと言いたいが為にでっち上げたもの。
「捕鯨問題」もまたでっち上げ。ベトナム戦争で、米国の使用した枯葉剤「エージェント・オレンジ」の環境に及ぼす影響を「国連人間環境会議」で討議されると、当時のキッシンジャー国務長官らは、突如として「捕鯨問題」をこの会議に無理矢理持ち出した。恰も、枯葉剤より鯨の絶滅の方が環境に及ぼす影響が大きいという理由だが、こうした無理無体、無理圧状なことを平気でやって来たのが米国なのだ。
「国連人間環境会議」が行われたその後に、グリンピースやシーシェパードなどの環境保護団体が増殖し、日本の調査捕鯨だけに理不尽な行為が続いているのは言うまでもない。 世界の多くの問題の背後にいるものはいつの時代も米国なのである。
「世界の警察」を気取り、「正義」を口にし、我が物顔で世界を伸し歩いているが、圧倒的な軍事を背景に、政治、経済、外交で強圧的な対外政策を執って来た結果、米国は傲慢となり、世界から反発を招くこととなった。
米国への同時多発テロはその米国への反発の象徴だった。米国の翳す不正義の下で呻吟している人々が、あの同時テロを涙と歓声で賞賛した事実もまた忘れてはならない。ここに来て、我が国がTPP不参加となれば米国の怒りを買うのは必至だろうが、米国の従順な「イエスマン」を返上する好機とも言えよう。
今こそ米国依存から脱却する意味でも、またいつ米国から裏切られても好い様に亡国憲法を見直し、国防体制の強化を急がなければならない。まぁそれにしても安倍も「すきやばし次郎」なんて気取ってないで、浅草六区の「捕鯨船」にでも連れてってクジラでも食わせてやりゃ好かったのに。勿論、安倍一人じゃ心許ないから「世界の北野」でも同席させりゃまた違った展開になったかもね。呵呵大笑。
※コメントは返信するのも煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメント及びメッセージ、御意見御感想、近況報告などは mr.cordial@live.jp へ。
《会費&御支援の御願い》みずほ銀行 郡山支店 普1464729 ニッポンロンダンクラブ。年会費一般30000円。法人120000円。協賛会員は300000円~。
cordial8317 at 14:52│Comments(0)
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