河井継之助と岩村精一郎との慈眼寺での会談は日本の歴史に禍根を残した勝海舟の「氷川清話」は人物月旦としては超一級の作品ではあるが・・・

2013年12月18日

佐藤栄佐久元知事が退職金7726万円の返還命令を拒否(苦笑)

 原発事故以来、「反原発派」に持て囃されている前福島県知事の佐藤栄佐久だが、7726万円の退職金返還命令に異議申し立てしていた件で、県議会は「棄却すべし」とする答申を全会一致で可決した。県知事汚職事件を猛省してない証左だ。

 栄佐久はこれに対し、「謂れのない命令を突き付けられている。誇りを賭けて一生、戦う」と語った。この男に誇りなどあったとは驚いた。栄佐久と実弟の祐二らにあるものは卑しい金銭欲と権力欲、実弟に至ってはそれに色欲が付いて来る。

 原発事故や原発問題を、然も政府や東電の責任であるかの様に批判しているが、ポンコツで問題のあった東京電力福島第一原発の1号機、2号機のスイッチを入れたのは栄佐久自身ではなかったか。佐藤前知事に政府や東電を批判する資格はない。

 福島県知事汚職事件では、実弟の会社「郡山三東スーツ」の土地を巡り、水谷建設に相場よりも高い金額で引き取らせたことが収賄と見做され有罪判決を受けた。

 水谷建設は三重県の中堅の建設業者でありながら、前知事が初当選以来、福島県内で多くの公共工事を受注してきた。中でも、東電からの130億円という多額の寄付で建設した「Jビレッジ」や「福島空港」は、水谷建設が一手に引き受けた。

 この東電からの130億円という寄付金が、実弟や知事の自称私設秘書で大日本愛国党福島県本部相談役の辻政雄や地元広域暴力団に流れたのは誰もが知るところ。

 前知事も、「辻くんには12億の貸しがあるんだよ!」と郡山市内の企業役員に漏らしたことがあるが、血税に集り、「口利き料」を強要していた事実を知りながら、今更ながら、「冤罪だ」と訴えたところで、汚名が返上されることはない。

 知事と実弟とブローカーの辻政雄は一蓮托生。栄佐久の盟友である辻は「入札妨害(談合)」の罪で逮捕されると保身から検察証人となり栄佐久らを裏切った。

 前知事の周りは辻を始めどいつもこいつもろくでもない連中ばかりで、知らないのは当人だけ。相変わらずの裸の王様。実弟と辻は金銭欲に塗れ、実弟は選挙の手伝いに来た女性と不倫をする始末。その愛人が妊娠し、糟糠の妻と離婚するが、実弟は前妻への慰藉料捻出の為に水谷建設に無心したというのが汚職事件の真相である。

 尤も、辻が建設業者から掠め取ったカネをネコババしないで、実弟に渡していれば、前妻の慰藉料に窮することも、県知事汚職事件も起きなかっただろう。

「郡山三東スーツ」を巡る増収賄とされた1億円なんぞ、実弟や辻らが業者から巻き上げたカネに比べりゃ屁の様な金額である。こうした栄佐久兄弟の限りの無い金銭欲というものは、やはり極貧の中で育った家庭事情がそうさせるのだろう。

 辻の件で愛国党の芦名議長に苦言を呈したことがある。「北朝鮮と係りのある水谷と、愛国党の相談役の辻がツるんでるのは、日頃、拉致問題を訴えてる愛国党として問題だし、どうにかするべきでは」という様な内容だったと記憶する。

 愚生に苦言を呈され怒りから憮然としていたが、その諫言は図星だったから反論は無かった。その後、芦名議長は体調を崩し幽冥境を異にしたが、兄弟分だった辻の逮捕を見なくて済んだのは本人にとっては勿怪の幸いだったと思う。

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cordial8317 at 07:44│Comments(1)

この記事へのコメント

1. Posted by 雪   2013年12月18日 22:32
5 五郎先生、気合い入ってます!
真の右翼fightー!

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河井継之助と岩村精一郎との慈眼寺での会談は日本の歴史に禍根を残した勝海舟の「氷川清話」は人物月旦としては超一級の作品ではあるが・・・