食文化の崩壊が国家の崩壊を招く!「国士・中曽根康弘先生―昭和維新の志士・戦後初の右翼宰相」の著者は瀬戸弘幸大先生(笑)

2013年10月26日

大丈夫、心配ない、なんとかなる!

 そろそろ起きようか、トイレに行こうかと夢うつつの中で地震が起きた。その心地好い揺れにまた寝入ってしまった。地震もドカンとくれば驚きもするが、東日本大震災の震度7を経験すれば、震度4や5程度では驚きもしなくなった。

 小さな地震に驚いてたら、本当に凄い地震が来たらパニックになると思う。兎に角、震度7というのは凄い揺れで命の危険を感じる。用心することは大事だが、小さな揺れに一喜一憂することなく、いつどこでも平常心でいることが大事だ。

「災難に逢う時節には、災難に逢うがよく候。死ぬ時節には、死ぬがよく候。是ハこれ災難をのがるる妙法にて候」とは、曹洞宗の托鉢僧・良寛和尚の金言である。

 災難に遭ってしまうことは誰でも有得ること。その災難が何処でいつ起きるかは分からない。起こってしまった災難を取り消すことは出来ないが、災難に慌てふためいたりしてしまうと過った対処をして却って災難を大きくしてしまうこともある。

 小さなことで慌てたり驚いたりしてれば、心の中で災難が大きくなってしまい、いざという時には冷静な判断は出来ないだろう。起こってしまった不幸には「こういう時もある」と受け容れることも大事。人間、なるようにしかならないものだ。

 逆境やピンチになると人間というのは潜在能力を発揮するものだが、その逆境やピンチから逃れようとする人は多いのではあるまいか。それだけ人間というのは弱いものだ。だが、果して、どうにもならない運命などあるのだろうか。

「一休さん」で有名な一休宗純は、死ぬ間際、弟子達に「自分が死んだ後、どうにもならないことがあったら、これを開けなさい」と、遺言状を渡したという。

 やがて、一休の死後に、弟子の中で大変困ったことが起こり、弟子達は師に救いを求めようとその遺言状を開けることにした。その遺言書には一言だけ、「なんとかなる!」と綴ってあったという。短い言葉だが実に重い示唆に富んだ言葉である。

 どうにもならない様なことは自分でそう思っているだけで、実はそれほど大したことではなく、なんとかなるものなのだ。未来のことを気にしてこじんまりするより、今を本気で真剣に生きるべきで、「一日一生」とはそういうことだ。

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cordial8317 at 05:16│Comments(0)

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