日本相撲の始祖とされるのが「野見宿祢神(ノミノスクネノカミ)」である韓国人の「反日」からの妄想癖や虚言症に迎合する岸田売国政権

2022年01月25日

凡そ軍勝五分を以て「上」となし七分を以て「中」となし十分を以て「下」と為す(武田信玄)

 武田信玄が「風林火山」を旗印に掲げたことは有名だ。この「疾如風、徐如林、侵掠如火、不動如山」の原文は「孫子・軍争篇第七」から引用したものである。

 原文は「故其疾如風、其徐如林、侵掠如火、難知如陰、不動如山、動如雷霆」の一節からの引用である。その読みは、「故に其の疾きこと風の如く、其の徐(しず)かなること林の如く、侵掠(しんりゃく)すること火の如く、知りがたきこと陰の如く、動かざること山の如く、動くこと雷霆(らいてい)の如し」となる。

 この「風林火山」の教えで注目すべきは、作戦行動に於ける「動」と「静」の対比であろう。攻めるときは風の様に疾く、侵攻する時は燃ゆる火の勢いを以てする。

「孫子の兵法」の序文は、「兵は詭道なり」という言葉で始まる。「可能であるなら外交に拠って戦争を回避すべき」という教えである。現代でも戦争とは政治や外交上の延長であり、戦争とは国際法上も認められてる行為である。

 戦争とは最後の手段であり、可能であるなら外交に拠って解決するのが最善。だが、解決しない場合の最悪な事態も考えて自衛軍備を満たしておくことが肝要。

 武田信玄の様な「動」だけの武将というのは歴史上数多く存在する。「孫子の兵法」で肝心なことは「静」の作戦行動であり、攻撃を中断する時は林の様に静かにして次の機会を待ち、山の様に動かないことが大事だと訓えているのだ。

 動いてならぬ時に動いて失敗するというのは往往にして在ることで、「風林火山」とは、動いてならぬ時の軽挙妄動の戒めである。武田軍が無敵と言われたのもこの「静」の為であり、人生に於いても軽挙妄動の戒めは当て嵌まる。

 武田信玄の名言では、「人は城、人は石垣、人は堀。情けは味方、仇は敵なり」というものがある。どれだけ城を堅固にしても、人の心が離れてしまったら世を治めることは出来ない。情けは人を繋ぎ留め、結果として国を栄えさせる。だが、仇を増やせば国は滅びるという意味だ。そういう信条から信玄はこう諭している。

「凡そ軍勝五分を以て上となし、七分を以て中となし、十分を以て下と為す。その故は五分は励を生じ七分は怠を生じ十分は驕を生じるが故。喩へ戦に十分の勝ちを得るとも、驕を生じれば次には必ず敗るるものなり。全て戦に限らず世の中の事この心掛け肝要なり」。十分の勝ちを得る事は驕りを生じると戒めた言葉だ。

 信玄らしい実に説得力のある言葉である。言い換えれば、負けて覚えることもあるし、勝ってばかりいては敵ばかりが増え驕りが生じる。何事も程々が大事。

 色川武大(阿佐田哲也)は、ギャンブルから学んだ人生観を相撲の勝敗に例え、「9勝6敗を狙え。8勝7敗では寂しい。10勝を狙うと無理がでる」と教えた。

 ギャンブルを目の敵にしてるネット民などから「人生をギャンブルに喩えるとは怪しからん」と批判されそうだが、競馬も競輪も競艇もオートレースも、投資だって賭博性の高いギャンブルの様なもの。結婚もギャンブルと言えなくもない(笑)

 パチンコや分不相応なギャンブルは以ての外だが、そうなるのも己の実力を知らないから。要は「場数」が少ないのだ。場数とは失敗した数であり、バカな経験数が後々自分の為にもなってくるし、男としての重みも備わって来るというもの。

 人生とは何事も勉強。ギャンブルなどの悪事(勝負)事も好い経験で、そうした経験も無いヤツというのはハンドルの遊びと同じで大きな過ちを起こすものだ。

 阿佐田は「幸運が続きすぎると危ない」という考えから、ギャンブルに大負けすると「ここで不運を消化しておけば安心だ」と語っていたという。勝負師の教えとしては武田信玄より、阿佐田哲也の方がずっと分かり易いと思うのは愚生だけか(笑)

 美空ひばりの「柔」の「勝つと思うな思えば負けよ」ではないが、勝とうと思うと実力を発揮出来ずに終わるということが多い。「引き分けで好い」と思うと気負わずに出来るもので、そんな精神的余裕が勝ちに結びついたりするものだ。

 という訳で当面やることも無し、氷結した檜原湖にワカサギ釣りに行きたいが、「出れば出銭」だし、軽挙妄動を戒めて家に籠ってるしかないか。呵呵。

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