韓国に在るのは「反日」だけで真の「愛国者」はいない君国に忠、親に孝なるは最も現実なる道徳である

2013年07月30日

安重根は愛国者に非ず真の愛国者は李完用である

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 東アジアカップで韓国の英雄「安重根」の肖像画が掲げられた。果たして安重根は伊藤博文を暗殺した愛国者だったのだろうか。日韓併合に批判的だった伊藤博文の暗殺に因って日韓併合が進んだ事実をしても真の英雄とは思えないのだが。

 明治42年(1909年)10月26日、ロシアのココツェフ外相との会談の為にハルピンに到着した伊藤博文は駅構内で凶弾に倒れた。他に日本人随員も負傷している。

 捜査の結果全部で13発の銃弾が発射されたことが判明している。このうち安重根から発射された銃弾は5発だが、その全てが伊藤には命中していない。致命傷になった弾丸は駅構内の二階から発射されたフランス騎馬銃の弾丸2発であり、安重根が犯人ではないのは今や歴史的事実なのだが、韓国では英雄に祭り上げられた。

 キリスト教徒の安重根は、「日韓併合になれば日本の韓国支配が進む」と他のカトリック教徒と共に義兵闘争に参加する。列強が虎視眈々と狙っている国際背景に対する理解や、韓国が独立国としての対応能力を失っている点には気付かず、更には韓国自身に対する批判や反省をすることなく、テロの実行に加わったのである。

 伊藤博文暗殺事件は日本国内は当然乍ら朝鮮国内を震撼させ、日本からの報復を怖れた韓国政府と民衆の反応は徐々に「日韓併合」に傾いて行ったのだった。

 伊藤暗殺後、日本国内でも併合論が大勢を占めた。日韓併合に反対だった伊藤博文が暗殺された事で、皮肉にも「日韓併合」は急速に進んだのである。

 ハーグ密使事件で退位していた高宗は、この事件について、「伊藤を失った事は、我国と謂わず、日本のみならず、東洋の不幸である。その凶弾が韓国人と在っては赤面の外無い。日本天皇は唯一の重臣にして太師の伊藤を亡くされた。それなのに伊藤を害した兇徒を出した国の皇太子を、飽く迄も輔育する誠意を見せた。山よりも高く海よりも深い恩義有る日本皇室に、どう感謝の意を表すべきだろうか」と表明した。

 日本に敵対して来た高宗の言葉だけに、この言葉を聞いた朝鮮民衆の「日韓併合」への抵抗は薄れ、一気に「日韓併合已む無し」との意見が大勢を占めて行く。 翌年の2月14日の日韓併合前に、犯人にされてしまった安重根は処刑された。

 現在、韓国では安重根を救国の義士や英雄として祀っているが、「反日」を叫ぶ上でのカリスマとして都合が好いだけであって、犯人に仕立て上げられ、愛国者に祀り上げられた当の本人は、現在の韓国の現状を嘆いているのではなかろうか。

 安重根の純真な愛国心を否定するものではない。だが方や、第二次、第三次日韓条約や日韓併合に賛成して朝鮮の近代化を遂げた李完用は、今では「親日反民族行為者」と認定されて、子孫の所有する土地や財産の全てが没収とされた。

 日清戦争後、ロシアが南下政策を開始し、日本が清から割譲された遼東半島に攻め入り、韓国までも触手を伸ばすロシア。こうした現状の中で、韓国独自で大国ロシアと対峙することなど出来なかったのは歴史が如実に証明している。

 その意味では寧ろ、日本に拠る韓国保護の必要性を認め、日本と一体となった上で、民族の自立発展の道を模索しようとした李完用の主張の方が現実的だった。

 韓国が非難して止まない差別と弾圧の「日帝支配」なるものも真実はその逆であり、世界に例を見ない極めて公平で平等な制度だった。だが今や、「日韓併合」は「日帝支配」などと歪曲され、李完用「日韓合邦派」は犯罪者とされてしまった。

 果たして、安重根と李完用のどちらが本当の愛国者だったのか。真の愛国者は安重根でない、李完用こそが韓国の真の愛国者であり、英雄であろう。

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cordial8317 at 06:06│Comments(0)

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