爆ちゃん吼える（COMMON SENSE）

　高市早苗が講演会で「原発事故での死者はいない」との発言が曲解され、マスコミの煽りもあって矢面に立たされている。野党もここは攻め時とばかり高市発言を論っているが、抑々「震災関連死」という統計に意味があるとは思えない。

　因みに、東日本大震災に由る関連死では福島県民が一番多く、阪神・淡路大震災の921人を上回り、1415人となった。これをして、恰も「震災関連死」が原発事故での死者かの様に騒ぎ立てているが、原発事故の放射線で亡くなった訳ではない。

　抑々福島原発事故は事故調査委員会で「人災」と断定された。人災でありながら当時の最高責任者だった菅直人は何ら責任は取ってはいない。県民に関連死が多いのは、原発事故の混乱を招いた菅が原因であり、即刻逮捕されるべき悪漢である。

　菅の現場視察強行というパフォーマンスが「ベント」の遅れを招き、SPEEDIの数字を無視した上に隠蔽し、根拠の無い「原発周辺20キロ避難指定」で、避難しなくて好い地域の住民まで非難することになり、震災関連死者数が増加した。

　福島第一原発の北側に在る浪江町や飯館村、20キロ圏外である葛尾村の放射線量が多いのを知っていながら、菅政権が既に発表してしまった「20キロ圏内避難指示」を撤回することを躊躇し、SPEEDIの情報を隠蔽したというのが真相である。

　事故前に外国人からの不法献金を糺され、四面楚歌だった菅は、事故を利用しようと「現場視察」というパフォーマンスを強行し、起死回生の一発勝負に出た。この菅の現場視察が原発事故の対応に要らぬ混乱を招き、被害が拡大した。

　東日本大震災当日から炉心溶融という「最悪のシナリオ」を予測していながら、菅自身が強く望んだ現地視察で、即座に取るべき一連の措置に遅れが生じた。「首相を被曝させない」（政府当局者）ことを理由に、1号機の炉圧を低下させる為の「ベント」と呼ばれる応急措置が遅れたというのが真相であり正しく軽挙妄動の極み。

　高市の発言を政争の道具にし、参院選勝利への千載一遇のチャンスとばかり細野豪志らは責め立てているが、責められるべきは原発事故の混乱を生んだ民主党だし、菅直人が逮捕されなければ我が国の正義は何処に在るというのだ。

　1号機の炉心損壊と炉心溶融阻止に向けて、即座に取るべき応急措置を優先し、「二の矢、三の矢」を視野に入れて事態収拾を図るべきだったことを忘れたのか。

　地震当初から炉心溶融が予測されていたのなら、もっと迅速に、より多くの周辺住民を避難させるべきだったろう。 今でも胡散臭げな連中が過剰な放射線の恐怖を煽り続け、恰も「震災関連死」が原発事故での死者かの様に騒ぎ立てている。

　その結果として、無駄な除染作業や自称被災者への優遇措置が講じられている訳だが、「脱原発」というキレイゴトが東北の復興どころか復旧をも妨げてしまっているというのが現実である。県民の一人として隔靴掻痒の感を拭えない。

　 県内や県外に避難した人が亡くなれば「震災関連死」と認定される。愚生も「原発事故さえ無かったら」と一筆書いときゃ慶弔費500万円貰えるかな（爆）

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