「東京裁判は連合国側の勝者の判断によっての断罪」という正論「TPP参加でGDP3.2兆円拡大」するってよ(嗤)

2013年03月15日

自主避難者への優遇措置を早急に止めるべし!

 国会では相変わらず被災者への優遇措置が論じられ、自主避難者への高速道路の無料化が検討されているという。自称被災者への優遇措置などやる必要なし。自主避難者は言い方は悪いが「放射線が~」との理由で早々と福島県を見捨てた連中で、生活費や家賃なども「災害救助法」に拠って国や各自治体が負担している。

「故郷に帰るのに高速道路の料金を無料にするべき」というが、何でそこまでやってやる必要があるというのか。優遇措置は県内に留まって復旧・復興に努力している県民に一律に行き渡る様に「揮発油税」を廃止するなり、「灯油」を安価にするなど、復旧・復興に繋がる施策をした方がよっぽど公平で効果的だと思う。

 愚生の友人のダンプ屋なんてのは、ここのところの燃料費の値上げで収入は落ち込むばかりで、自主避難者の高速道路の無料化よりは、こうして現場で瓦礫処理や復旧・復興に携わっている県民こそ助けるべきではないだろうか。

 被災者や自称被災者は避難先での生活の不満を口にするが、福島県の被災者は宮城や岩手県の被災者に比べて恵まれている方で、原発事故の被害は原発周辺者に限らず県民なら誰もが同じことだろう。被災者だけが特別ではない。

 そんな中、維新の会の西田譲議員は予算委員会で、政府に対し放射線のデータや無害との根拠を示し、低放射線地域の「避難解除」と「帰還命令」を出すべきだとし、更には科学的にも根拠のない無駄な除染作業も止めるべきとの質問をした。

 傍にいた辻元清美らは失笑して、ユーチューブでも西田議員への批判映像が流されているが、これは西田議員の意見の方が正論だ。どうも原発事故が最悪な状況でなくてはならない誰かが意図的に煽っている様にしか思えない。反原発派にしてみれば、原発事故での影響が無いなどとは口が裂けても言えないだろう。

 福島県のアドバイザーの高田純教授や稲恭宏教授といった科学的論証も、「御用学者」とのレッテル貼りに終始し聞く耳は持たない。そんな連中は往往にして「福島県人とは結婚し​ない方がいい」「福島での発がん率が上がり、奇形児が発生する」などと発言した日本生態系協会の池谷奉文らを教祖の様に崇拝する。

 妄言を垂れ流し、福島県民を侮辱、差別しておきながら、恬として恥じることのない池谷らの人間性を疑わざるを得ないが、そうした己の安っぽい知識と研究から行き着いた妄想に過ぎない研究や愚論を信じる大衆も如何なものだろう。

 福島県を慮って、あれやこれやと尤もらしいキレイゴトを垂れ流してくれているのは有難いが、偽善や幼稚な正義感と無知が福島県への更なる差別と風評被害を齎し続けていることにも気付いて欲しいものだ。まぁ八重の桜風に言えば、「オメさんら、うっつぁしがら黙ってでくんちぇ!」ってとこだろうか(笑)

 放射線への誤解は復旧作業や復興にも影響を与えかねない問題であり、西田議員の質問はそうした誤解を解く好い機会だったのではないかと思っている。今回の福島原発事故では、「原子力安全・保安院」は、「放出されたセシウムの量が広島原爆の168倍」とする試算を公表し、それをマスコミは大々的に報じた。

 だが、高田教授に拠れば「全く意味のない数字だ」とし、そして「広島でセシウムによって死んだ人はいない。広島の死者は熱線、爆風、そして半減期の短い強力な放射能によるもの。セシウムの放射線はそれほど強いものではなく、今の日本で起きているのは集団ヒステリー状態だといえる」と喝破している。

 高田教授の「集団ヒステリー」とは正鵠を射た意見だろう。因みに、教授はチェルノブイリ原発事故の現地調査の際に、自身でセシウムに汚染したきのこを食べ人体実験を行っている。その結果、セシウム137(半減期30年)は人体に入った場合に、体外に半分が排出される生物半減期は100日であることを実証している。

 御用学者と罵るのは簡単だが、ならば「セシウムは危険」と煽る学者や或いは反原発派の誰かが、福島第一原発周辺の水を飲み、野菜を食べて人体実験の結果を公表し危険性を証明すれば好いではないか。それこそ英雄になれますぞ(笑)

 教授は大震災後の4月以降、福島県内で住民の甲状腺検査をボランティアで実施している。その結果、チェルノブイリの事例(最大50シーベルト)と比べて福島原発事故は千分の1以下であり、その線量から計算すると、「福島県民が甲状腺がんになるリスクは年間で1千万人あたり1人以下。といっても、福島県の人口は約200万人。つまり、誰も甲状腺癌にはなりません」と結論付けている。

 いい加減、放射線への異常な反応は止めて頂きたいものだ。放射線への誤った認識から始められた除染にしても、中間処理場も出来ていない中での作業は単なるゴミを殖やすだけであり、1兆円という根拠のない除染費用もまた増え続けている。こんなのよりインフラ整備などに充てた方が福島の為になるというものだ。

 まぁ福島県から逸早くトンズラした連中は早々に帰還して、福島県や地元の復旧・復興に努力すべきだ思うが、それが出来ないというならなら、せめて福島を慮ったかの様な反原発運動に与する様な言行は止めて頂きたいものだ。

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cordial8317 at 08:18│Comments(0)

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