米国民主党に裏切られたウクライナと李氏朝鮮の共通点東日本大震災で得た教訓を活かし高度な対策を構築して行くことが大事

2022年03月10日

3月10日という日は日本人にとって忘れてはならない日です

 15世紀の大航海時代以来、白人による世界制覇の波がアジアにも押し寄せアジアは次々と列強に蚕食され植民地となって行った。我が国は、西洋列強に倣い、強力な中央集権国家を形成しようと明治維新の大業をたった数年で成し遂げた。

「日清戦争」や「日露戦争」然り、また韓国が批判して止まない「日韓併合」にしても、アジアや我が国にとっても避けては通れない宿命的な歴史だったのである。

 明治37年2月10日、我が国は世界最大の大国ロシアに対し敢然と宣戦布告する。開戦前、世界の軍事専門家の中で日本の勝利を予想した者が一人もいなかった。

 誰が見ても厳しい戦いは予想された。約1年半に及ぶ大戦は、我が国が奇跡ともいえる勝利を収める。日本という小国がアジアのそして世界の希望の星となった。

 日露戦争での奇跡的勝利は、欧米列強に我が国の地位を認めさせることとなり、幕末以来の懸案事項であった不平等条約の改正に繋がって行くこととなる。

 日清戦争では「治外法権」は克服していたが、日露戦争の勝利に拠って「関税自主権」という不平等条約の改正が実現された。関税自主権の回復を実現することで明治維新の目的が成就し、我国は真に独立を回復することが出来たのである。

 白人中心主義の時代、有色人種である日本民族がロシアに対して決死の覚悟で敢然と臨んだ日露戦争での勝利は、世界の植民地政策で搾取や弾圧を受けている民族の独立心を駆り立て、後の大東亜戦争後の植民地の解放という大義が成し遂げらる。

 日露戦争という世界史に於ける歴史的意義は、日本の勝利が世界中の被抑圧民族を感動させ、自主独立への夢を駆り立てたという大きな意義を持つものだった。

 明治38年(1905年)3月1日から、日露戦争最後の陸上戦「奉天会戦」が大山巌陸軍大将指揮下で行われ、同月10日、勝利を収めた。この成果を称え、翌年政府は3月10日を「陸軍記念日」として制定し国民奉祝の日となった。因みに「日本海海戦」でバルッチック艦隊を撃破し、勝利した5月27日は「海軍記念日」である。

 明治から大正時代を経て昭和に入ると不穏な情勢となる。そしてついに世界は第二次世界大戦が勃発。我が国は開戦の詔勅を賜り米国に宣戦布告し、真珠湾攻撃に至った。山本五十六元帥を失った我が国は講和の機を失して行くこととなる。

 戦況は芳しくない中で、昭和20年3月10日の「陸軍記念日」を狙って米国は無差別攻撃を開始する。この爆撃によって多くの無辜の人々の尊い命が失われた。

 米軍による東京大空襲はこの年の3月10日が最初で、「日本の多くの家屋が木造だ」という理由から火炎の強い焼夷弾を投下した。米軍更に4月14日と5月25日にも空襲を断行している。25日の戦災では皇居にも及び明治宮殿が全焼した。

 陛下の執務室や御所並びに正殿などの儀式殿を失うこととなったことは断じて許されざる蛮行である。昭和天皇は御文庫を仮の御所とされ、戦後の昭和36年吹上御所に御移りになられる迄の約17年間を御文庫で御過ごしになられた。

 戦争で疲弊した国民生活の向上が最優先であるとの思し召しから、戦後も長きに亘って新宮殿の再建を御許しにならなかったという。3月10日の東京大空襲以降も陛下は、「国民と共に苦楽を分け合う」と仰せになられ、皇居から御移りになられることはなかったという。昭和天皇の大御心の程を拝する逸話であろう。

 東京大空襲は、広島、長崎への原爆投下と同様、一般人を犠牲にした蛮行は断じて許されるものではない。マッカーサーの右腕の一人、ボナ・エラーズが、日本への空襲を「史上最も冷酷野蛮な殺戮」と証言している。東京大空襲や広島・長崎への原爆投下、ドイツのドレスデン爆撃は「国際法違反」の代表的例と言えよう。

 東京裁判でこの爆撃を問われた連合軍は、「東京への爆撃は重慶、南京の日本軍のよる爆撃への報復」と詭弁を弄した。日本人の中にも未だ、こうした米国のプロバカンダを信じ、「日本が戦争さえしなければ空爆されなかった」といった自虐史観が散見されるが、米国が謀った戦後民主主義教育の洗脳から目覚めることはない。

 占領下、GHQは日本人に対し未来永劫、贖罪意識を植え付けるのが目的であらゆる施策が謀られた。こうした米国の意図は予想以上に成果を上げ、今や日本は「同盟国」とは名ばかりの「米国のポチ」として忠誠・従属を誓っている。

 我が国は同盟国とは名ばかりの米国のポチとして忠誠・従属を誓っている。驚くことに日本政府は昭和39年12月4日、東京大空襲の指揮官カーチス・イー・ルメイに対し、「国防への貢献が大である」として勲一等旭日大綬章を与えている。

 叙勲の際、東京大空襲の非を問われたルメイは、「民間人を殺したのではない、軍需工場を消滅させただけだ」と弄した。こうした詭弁は、現在のウクライナへの侵略行為でプーチンが「軍事施設への攻撃だ」宣っているのと同じである。

 3月10日という日は「陸軍記念日」であり、東京を始め全国の都市部で大空襲が始まった日である。ウクライナ戦争は決して対岸の火事ではない。我々は「国防」を理解し、真の意味での主権回復を急ぐ上でも自主独立の防衛体制を整えよ。

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cordial8317 at 06:38│Comments(0)

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