我が国の「終戦記念日」は8月15日ではなく4月28日である3.11は心静かに犠牲になられた方々に哀悼の意を表そう!

2013年03月09日

WBCも盛り上がったが中山成彬の質疑も盛り上がった

 昨日のワールドベースボールクラッシック(WBC)、日本対台湾の試合は最終回に侍ジャパンが追い付き、延長戦で逆転勝ち。大いに盛り上がった様ですが、始まって間もなく眠くなっていつもの時間に寝てしまいまった(笑)

 盛り上がったと言えば昨日の衆院予算委員会での中山成彬の質疑だ。本来WBCより大きく報道されるべきだと思うが、案の定耳の痛いマスコミはオールスルー。

 所謂「従軍慰安婦」問題の事の発端は作家の吉田清治が、昭和58年に著した「私の戦争犯罪」という小説に起因する。吉田はこのインチキ本の中で、「済州島で9名の兵隊と共に約200名の朝鮮人女性を強制連行して慰安婦にした」として、済州島で日本軍が行ったという様子を妄想逞しく悪意的に描写し記述した。

 この本が問題となり、韓国の記者や大学教授らが調査をするも、直ぐに創作(フィクション)だったことが判明したのだが、この本だけが独り歩きし始める。

 平成元(1988)年、この本が韓国語に翻訳されると韓国の人々は激昂する。そして4年後、突如として、朝日新聞がこのトンデモ本を取り上げ、「日本軍や警察が慰安婦狩りをやった」と書き立てて韓国人を煽り、福島瑞穂ら名うての売国奴らがこれを支持し支援した。昨日午前中に質疑に立った辻元清美もその当事者だ。

 朝日新聞が捏造したその慰安婦問題を、自民党の宮沢喜一内閣下で、加藤紘一官房長官が事実を認めてしまい、次の官房長官に就いた河野洋平が「談話」を発表した。中山議員が「自民党にも責任が在る」というのはこのことである。

 証拠資料を精査せずに、裏付け調査も無しに謝罪した宮沢内閣の罪​は重い。元慰安婦の証言も後の調査で信憑性が無いことは判明し​ているし、韓国の大学教授や韓国の記者の調査でも慰安婦強制連行は証明出来ていな​いことを認めている。

 内外世論に押されて実施した政府調査でも「強制​連行させない為の政府の関与」というのは認めたが、「強制連行を立証する​資料なし」と結論付けている。

 当初、余りこの問題を取り上げたくなかった韓国政府も、いつもの大衆迎合から激昂し​た世論を放っておけなくなり、従軍慰安婦の強制連行の認定を日本政府に強く迫る​様になる。当時の官房副長官、石原信雄氏は次の様に証言して​いる。

「一切強制連行した証拠は見つからなかった。『強制連行が無か​ったとすると、韓国が言論を押さえられない。賠償は請求権協定に​より、一切要求しないから有ったことにして欲しい』と依頼され​、政治的に認めたものである」

 訪韓した宮沢首相は反日の嵐の中で謝罪と反省を八回も繰り返し​た。謝れば事は収まるとの甘い読みとその場は収めたいと​いう事勿れ主義が我が国の国益を大きく損なうこととなり、そのツケがとんでもないカタチで圧し掛かっている。

 自民党政権下で韓国人慰安婦を付け上がらせる原因を作り、「村山談話」で火に油を注ぎ、その後も自民党が政権に返り咲いてもこれらを否定も撤回せず黙認し、更には民主党売国政権誕生で、鳩山由紀夫が総理として慰安婦らへ「国家補償」を約束し、前原誠司幹事長が「戦後賠償支援」を言及するに至った。

 慰安婦問題は、日本側が国家として「謝罪」も「約束」もしてしまっている訳だから、韓国側を単なる強請りやタカリとばかり言ってもいられない現実が厳然と存在してしまったのだ。中山議員は「尖閣問題」にしろ、「創氏改名」を始めとした日韓併合での事実や歴史を実に分かり易く説明していたが実に素晴らしい。

 ニュースや新聞では、辻元の「河野談話見直しへの懸念」といった記事は載ってるが、中山成彬の質疑は殆どというか全く取り上げられることはなかった。WBCに浮かれるのも好いが、こうした重要な問題をマスコミがスルーし続けるなら、心ある国民がネットや口コミで大いに啓蒙して行かねばならないと思う。

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cordial8317 at 09:33│Comments(0)

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