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2022年10月03日

教師にアントニオ猪木直伝の「闘魂注入ビンタ」をする権限を与えよ(笑)

 アントニオ猪木が幽冥境を異にした。猪木というと、北朝鮮を訪問しては北朝鮮のスポークスマンの如く振舞ってたのを思い出す。北朝鮮愛に満ちていたが拉致問題解決の先頭に立つことは無かった。生前の功罪は誰しもある。安倍元首相の様に罪ばかりを論うつもりはない。アントニオ猪木の死を悼み哀悼の意を表したい。

 アントニオ猪木というと何と言っても「闘魂注入ビンタ」だろう。学校での体罰問題がよく問題にされるが、教師のビンタが体罰で、猪木のビンタは許されるのは何故か。何のことはない、猪木のビンタには慈愛や優しさが込められているからだ。

 平成25年、政府は虐め問題に関し、教師の体罰も虐めと位置づけて「児童・生徒に対し一定の人的関係に在る者が行う心理的、物理的な攻撃で、児童らが心身の苦痛を感じているもの」との趣旨から、「いじめ防止対策推進法」を成立させた。

 こんな法案が成立したことで、教員はいつ晒し者になるかとビクビクして、教育どころの話しではなく、虐め問題などの根本的な問題を解決出来るとは思えない。

 産経新聞に毎週水曜日に書かれている曽野綾子の人気コラム「透明な歳月の光」に「体罰と人間観」というタイトルで、生徒に体罰を振るった大阪府の桜宮高校のバスケットボール部顧問と橋下市長について書いてあったことを思い出す。

「人は変えられるという思い込み」があるのではなかろうかと、「世の中のこと、人間というものが、よくわかっていない人である」と、顧問と橋下を諭していた。

 こうした曽野綾子の苦言に対して、大阪市長(当時)橋下徹は、自分への罵詈雑言だと曲解し、いつもの様に傲慢で強気の発言を繰り返し、「桜宮高校で一人の生徒が死を選んだ。あの現場にいなければ死を選ばなかった。人が変わってしまったのだ」と、あくまでも自殺は体罰に在るとして、曽野女史を痛烈に批判していた。

 橋下の「失言や暴言」「政策の矛盾」をいけしゃしゃと自己正当化するあの弁舌の技術は天性のものだろうが、自殺した生徒があの現場に居なくとも、遅かれ早かれ自殺したかも知れないし、体罰によって生徒の性格が変わったとはとても思えない。

 体罰を通り越した暴力事件は告発し罰すれば好いし、暴力事件を起こした教員も粛々と刑に服すれば好いことだろう。自殺した生徒の精神状態にこそ問題が在り、そういうものを見逃した親や周りの人にも全く責任が無いとは言い切れまい。

 自民党は「いじめ法案」を成立することにより、「人は変えられる」「いじめ問題が解決する」と思っているのであれば、曽野女史の言う通り驕りそのものだ。

 我が国の教育問題というものは、教育現場の実態も知らず、理想論を繰り返すばかりの文科省や教育委員会、興味本位で煽り続けるマスコミの責任が大きく、専門家という名の御用学者や評論家の机上論や法整備で解決出来るとは思えない。

 教育で大事なものは幼少期の躾であり、小学校の段階で道徳教育の基づいた正しい人間性の基礎を創ることが肝要。道徳教育で大切なことは教えたことを如何に実践するか、考えたことを如何に行動で表すことが出来るかが重要なのである。

 児童・生徒の「心身の苦痛」を守るのも結構なことだが、事の善悪や卑怯な振舞いとか日本人としての作法を厳しく躾て貰えない子供は逆に不幸な様な気もする。

 会津地方には会津藩の頃より「什(じゅう)の掟」というものがある。その中には「弱い者をいじめてはなりませぬ」とか「卑怯な振舞いはしてはなりませぬ」というのが書かれて在るが、教えるにしても教わるにしても、これが大事なのだ。

 現在の虐めの問題というのは、什の掟に定められてる様に「弱い者虐め」は卑怯な振舞いで、恥ずかしいものだという認識の欠落から出ているものと自覚するべきで、即ち虐め問題は日本文化の喪失に起因してると言っても過言ではないだろう。

 人を育てるというのは日本刀が出来上がる過程と似ている。日本刀は先ず卸し鉄を「積み重ね」、そして「鍛錬」し、更に「下鍛え」し、何回も鍛え上げて「芯鉄」を鍛え造り込む。叩いて鍛えることで強靭で立派な刀が出来上がるのだ。

 日本刀を作る上で最も大事なのが「焼き入れ」。焼き入れを行うことで刀に命を吹き込むのだが、焼き入れ一つで刀の出来も価値も変わってしまうという。

 本来「ヤキを入れる」とは鍛錬の一つなのだが、そのヤキ(指導)やビンタに生徒を思い遣る慈愛や優しさが無いと単なる暴力となってしまう。教師には、アントニオ猪木の闘魂注入ビンタと同じ、伝家の宝刀としてビンタの権限を与えよ。呵呵。

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cordial8317 at 07:46│Comments(1)

この記事へのコメント

1. Posted by ゆう   2013年01月29日 07:20
興味深く拝見いたしました。
ビンタの権限を与えて良いだけの人格形成が教師にも最早出来てないのが現実です。(親族、知人に教師が多数おります)
いじめなど恥ずかしくて出来ない精神を幼少期に形成する事が本当に大切だと思いますね。
この具体策こそ政府には構築してもらいたいと思います。

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