2021年12月25日
ハロウィンやクリスマスで浮かれている日本人に「古事記」を読んで欲しいなぁ
日本人というのはカトリック教徒でもないのにキリスト生誕を祝い、大晦日には寺で除夜の鐘に感じ入り、元旦には神社に初詣に行き、年賀状には元号を記す。実に大らかなのは日本古来の神道の教えが身に付いてるからなのだろう。
ハロウィンにしても日本人として何の収穫を祝い、何の悪霊を追い払うのか理解不能。単なるイベント好きなんだろうが、キリスト生誕より、我が国には八百万という日本の神々が存在することをもう少しは理解した方が好いと思う。
つ~か、1年というのはホント早いよなぁ。曽野綾子だったか、1歳は1㌔、40歳は40㌔、80歳は80㌔と、年齢と同じスピードで1年は過ぎるということらしい。
ということは、愚生の場合は61㌔か。子供の頃には1年がホント長く感じて、学校へ行くのも億劫だったが、今思うと子供の頃や学生時代が幸せだったのかもなぁ。
当り前の様に使っている西暦はキリスト教に基くものとは誰でも知っている。暦というのは宗教と歴史が関連し、国が変われば暦も様々なものが使われている。
イスラムでは「太陰暦」を使いマホメットのメディナ遷宮を元年とする。ユダヤ教では天地創造を起源とする「ユダヤ暦」。タイでは御釈迦様の没年から数える「仏暦」。因みに、北朝鮮では金日成の生誕から数える「主体(チュチュ)」である。
我が国は、西暦と併用して神武天皇御即位からの「皇紀」を用いるべきで、実に2681年の輝かしい歴史を誇る。暦とは別に我が国には「元号」制度が在る。
元号は節季の習俗を時代の流れに応用する先人の智慧であり、元号こそが日本文化を象徴するものでもある。「西暦が世界で一般化している」として元号が古臭いとして反対を唱える大馬鹿者がいるが、そんなのに限って反米主義だったり(笑)
明治維新後、西暦を採用したが、明治の混乱期でも元号を捨て去れなかったのは、大化の改新の昔より国民生活に深く定着していたからであり、こうした慣例も我が国が君民一体「天皇即日本」の国柄であったことを証明している一つであろう。
元号制度を捨て去ることはと。我が国の国柄をも喪失するということ。大化の改新より歴代の天皇は、数年から十年を目途に改元して巧みに時代転換をして来た。
孝明天皇は御在位21年で「嘉永」「安政」「万延」「文久」「「元治」「慶応」と6回も改元されたが、混乱の時代を如何に転換させるかの苦衷の表れである。
日本人の多くは仏教徒。教えは神道の随神の道でもあるのだが、GHQの統治下で戦後民主主義教育が徹底され、日本古来の神話や神の教えが抹殺されてしまった。
日本人必読の書「古事記」の書き出しでは「天地創めて發けしとき高天原(たかまのはら)に成りし神の名は天御中主神(アメノミナカヌシノカミ)、次に高御産巣日神(タカミムスビノカミ)、次に神産巣日神(カミムスビノカミ)、この三柱の神はみな獨神(ひとりがみ)と成りまして身を隠したまいき」と書かれてある。
この「造化三神」と「神代七代(かみのよななよ)」。「伊邪那岐(イザナギ)」と「伊邪那美(イザナミ)」が生んだとされる神は三十五柱に及ぶが、キリストやマホメット、孔子より日本偉人ならこういう神々を知っておくべきだろう。
古事記を筆録した人物は太安麻呂(おおのやすまろ)と言われている。古事記は我が国で最初に書かれたとされる書籍であり、語り部の稗田阿礼(ひえだのあれ)が暗誦していた「帝紀」「旧辞」を基に編纂されたものとされている。
「古事記」は読む人によって感じ方も違うし、古代人が何を言わんとしたのかは捉え方も夫夫で、読めば愉しい古典だと思う。今ではマンガの古事記や現代語訳の本も多く出ているので、クリスマスケーキを買う気分で購入して欲しいものだ。
キリストを代表とする西洋の神が「天地創造の神で唯一絶対の不変の存在」と描かれているが、我が国の神々は宇宙の後に生まれたと古事記では描かれいる。
「高天原」とは「三次元世界」を表しており、「高」は高低の差を示す縦軸で、「天」は空間であり時間である。「原」は無限に水平に広がり行く横軸のこと。
何気ないことだなのだが、我々の祖先は唯一絶対の神が世界を意の儘に創造したのではなく、「無」の時間、つまり「ビックバン」以前の世界を想定していたという教えは驚くほど科学的でもあるし、一神ではなく八百万というのが日本らしい。
「古事記」には我々日本人の先祖の歩んできた歴史が比喩を駆使して生き生きと描かれ、日本語本来の美しさも感じられる。一見難しそう漢字が使われてはいるが、日本語が未だ完成していない時代に作られたものなので漢字自体には意味はない。
「音」を頼りに読み解いていくことが大切で、日本語の「言葉」とは「言ハ」であり、「コト」を表現する言語。これは他国の言語には見られない特徴でもある。親中派は「日本と支那は同文同種」というが、それは間違いと言わざるを得ない。
一つの言葉に多くの事柄を含めて伝え合う日本独特の文化であり、古事記の文章の中に在る「こと」を探って読み解くことが大事である。人夫夫、読み手に因ってその感じ方が違ってもそれはそれで好いと思うし、それが間違いでもない。
日本神話の特徴は、神様と雖も失敗や過ちを起こすということではないだろうか。一神教では神様が失敗や過ちを起こすことなど考えられないことだが、これだけでも愉しいことだと思う。だが、この教えは「二度の失敗はしない」ということ。
年末を控え悩みも尽きないでしょうが、我が国の神様でも失敗してると思っったら気が楽。人生気楽に行こうじゃありませんか。「失敗は成功の基」とも言うし、己の失敗を反省し、克服することで成長するものだと思うが如何でしょう。呵呵
※コメントは返信するのも煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメントやメッセージ、御意見・御感想は mr.cordial@live.jp へ御気軽にどうぞ。
〈会費&御支援〉みずほ銀行 郡山支店 普1464729 ニッポンロンダンクラブ
ハロウィンにしても日本人として何の収穫を祝い、何の悪霊を追い払うのか理解不能。単なるイベント好きなんだろうが、キリスト生誕より、我が国には八百万という日本の神々が存在することをもう少しは理解した方が好いと思う。
つ~か、1年というのはホント早いよなぁ。曽野綾子だったか、1歳は1㌔、40歳は40㌔、80歳は80㌔と、年齢と同じスピードで1年は過ぎるということらしい。
ということは、愚生の場合は61㌔か。子供の頃には1年がホント長く感じて、学校へ行くのも億劫だったが、今思うと子供の頃や学生時代が幸せだったのかもなぁ。
当り前の様に使っている西暦はキリスト教に基くものとは誰でも知っている。暦というのは宗教と歴史が関連し、国が変われば暦も様々なものが使われている。
イスラムでは「太陰暦」を使いマホメットのメディナ遷宮を元年とする。ユダヤ教では天地創造を起源とする「ユダヤ暦」。タイでは御釈迦様の没年から数える「仏暦」。因みに、北朝鮮では金日成の生誕から数える「主体(チュチュ)」である。
我が国は、西暦と併用して神武天皇御即位からの「皇紀」を用いるべきで、実に2681年の輝かしい歴史を誇る。暦とは別に我が国には「元号」制度が在る。
元号は節季の習俗を時代の流れに応用する先人の智慧であり、元号こそが日本文化を象徴するものでもある。「西暦が世界で一般化している」として元号が古臭いとして反対を唱える大馬鹿者がいるが、そんなのに限って反米主義だったり(笑)
明治維新後、西暦を採用したが、明治の混乱期でも元号を捨て去れなかったのは、大化の改新の昔より国民生活に深く定着していたからであり、こうした慣例も我が国が君民一体「天皇即日本」の国柄であったことを証明している一つであろう。
元号制度を捨て去ることはと。我が国の国柄をも喪失するということ。大化の改新より歴代の天皇は、数年から十年を目途に改元して巧みに時代転換をして来た。
孝明天皇は御在位21年で「嘉永」「安政」「万延」「文久」「「元治」「慶応」と6回も改元されたが、混乱の時代を如何に転換させるかの苦衷の表れである。
日本人の多くは仏教徒。教えは神道の随神の道でもあるのだが、GHQの統治下で戦後民主主義教育が徹底され、日本古来の神話や神の教えが抹殺されてしまった。
日本人必読の書「古事記」の書き出しでは「天地創めて發けしとき高天原(たかまのはら)に成りし神の名は天御中主神(アメノミナカヌシノカミ)、次に高御産巣日神(タカミムスビノカミ)、次に神産巣日神(カミムスビノカミ)、この三柱の神はみな獨神(ひとりがみ)と成りまして身を隠したまいき」と書かれてある。
この「造化三神」と「神代七代(かみのよななよ)」。「伊邪那岐(イザナギ)」と「伊邪那美(イザナミ)」が生んだとされる神は三十五柱に及ぶが、キリストやマホメット、孔子より日本偉人ならこういう神々を知っておくべきだろう。
古事記を筆録した人物は太安麻呂(おおのやすまろ)と言われている。古事記は我が国で最初に書かれたとされる書籍であり、語り部の稗田阿礼(ひえだのあれ)が暗誦していた「帝紀」「旧辞」を基に編纂されたものとされている。
「古事記」は読む人によって感じ方も違うし、古代人が何を言わんとしたのかは捉え方も夫夫で、読めば愉しい古典だと思う。今ではマンガの古事記や現代語訳の本も多く出ているので、クリスマスケーキを買う気分で購入して欲しいものだ。
キリストを代表とする西洋の神が「天地創造の神で唯一絶対の不変の存在」と描かれているが、我が国の神々は宇宙の後に生まれたと古事記では描かれいる。
「高天原」とは「三次元世界」を表しており、「高」は高低の差を示す縦軸で、「天」は空間であり時間である。「原」は無限に水平に広がり行く横軸のこと。
何気ないことだなのだが、我々の祖先は唯一絶対の神が世界を意の儘に創造したのではなく、「無」の時間、つまり「ビックバン」以前の世界を想定していたという教えは驚くほど科学的でもあるし、一神ではなく八百万というのが日本らしい。
「古事記」には我々日本人の先祖の歩んできた歴史が比喩を駆使して生き生きと描かれ、日本語本来の美しさも感じられる。一見難しそう漢字が使われてはいるが、日本語が未だ完成していない時代に作られたものなので漢字自体には意味はない。
「音」を頼りに読み解いていくことが大切で、日本語の「言葉」とは「言ハ」であり、「コト」を表現する言語。これは他国の言語には見られない特徴でもある。親中派は「日本と支那は同文同種」というが、それは間違いと言わざるを得ない。
一つの言葉に多くの事柄を含めて伝え合う日本独特の文化であり、古事記の文章の中に在る「こと」を探って読み解くことが大事である。人夫夫、読み手に因ってその感じ方が違ってもそれはそれで好いと思うし、それが間違いでもない。
日本神話の特徴は、神様と雖も失敗や過ちを起こすということではないだろうか。一神教では神様が失敗や過ちを起こすことなど考えられないことだが、これだけでも愉しいことだと思う。だが、この教えは「二度の失敗はしない」ということ。
年末を控え悩みも尽きないでしょうが、我が国の神様でも失敗してると思っったら気が楽。人生気楽に行こうじゃありませんか。「失敗は成功の基」とも言うし、己の失敗を反省し、克服することで成長するものだと思うが如何でしょう。呵呵
※コメントは返信するのも煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメントやメッセージ、御意見・御感想は mr.cordial@live.jp へ御気軽にどうぞ。
〈会費&御支援〉みずほ銀行 郡山支店 普1464729 ニッポンロンダンクラブ
cordial8317 at 05:55│Comments(3)
この記事へのコメント
3. Posted by とおりすがり 2013年01月04日 22:06
最近は古事記を漫画化したものがいくつか出てて、若い人にはこれがお勧めです。1番よく描かれているのは久松文雄の「まんがで読む古事記」でしょうか。神道文化賞もとっているそうなので内容も確かだと思います。
2. Posted by 求道者 2012年12月25日 21:57
いまシナの脅威を考えれば反米を唱えるのは得策ではないと思いますが、
あの白人キリスト教徒の1000年以上の悪辣さ、残虐さを考えますと
到底、冗談でもクリスマスを祝う気にはなりません。
かつて原子爆弾を搭載したB29は、テニヤン島の基地から出撃する際
「神よ、悪魔共を屠り給え」と従軍牧師に祈祷され送り出されました。
我々の善良な祖父母は何と「悪魔」だったのですから恐ろしい話です。
勝ち馬に乗った反日キリスト教徒らは今に至るまで
反日・反天皇・反靖国運動の担い手になっております。
もっとも日本社会で正論を貫くと「異端者扱い」「変人」の道が待ってますね・・・
さすがにキツイと思う時はあります・・・
あの白人キリスト教徒の1000年以上の悪辣さ、残虐さを考えますと
到底、冗談でもクリスマスを祝う気にはなりません。
かつて原子爆弾を搭載したB29は、テニヤン島の基地から出撃する際
「神よ、悪魔共を屠り給え」と従軍牧師に祈祷され送り出されました。
我々の善良な祖父母は何と「悪魔」だったのですから恐ろしい話です。
勝ち馬に乗った反日キリスト教徒らは今に至るまで
反日・反天皇・反靖国運動の担い手になっております。
もっとも日本社会で正論を貫くと「異端者扱い」「変人」の道が待ってますね・・・
さすがにキツイと思う時はあります・・・
1. Posted by ゆう 2012年12月25日 07:52
私もテレビを見ない人間です。
この時期この日本の現状のイルミネーションもホント馬鹿みたいって情けなく思っています。
トホホな滑稽日本人、止めたくなりますね(>_<)
この時期この日本の現状のイルミネーションもホント馬鹿みたいって情けなく思っています。
トホホな滑稽日本人、止めたくなりますね(>_<)
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。