総選挙でまたもや福島県への「流言蜚語」が飛び交っている韓国大統領に朴槿恵が選出される

2012年12月17日

自民党の勝利ではなく「国民良識の勝利」

 総選挙前、マスコミ各社は第三極勢力を持ち上げて、世論調査での「自民党圧勝」の結果を連日報じ「判官贔屓効果」を狙ったが、そうした恣意的且つ作為的なマスコミの世論誘導も空しく、大方の予想通り自民党が圧勝した。

 ひと昔前なら「圧勝するんだから違う候補者に」となったのだが、最近は「勝ち馬」に乗る「勝ち馬効果」が当たり前。投票率の低下も「どうせ自民党が勝つし、かといって民主党や第三極ではなぁ・・・」という有権者が多かったということ。

 そろそろ選挙は教育・勤労・納税と同じく「義務化」して、候補者欄に「該当者なし」の項目を設けるなど有権者の声が反映出来る制度にするべきだろうと思う。

 自民党圧勝の功労者は「近いうち解散」の言葉を引き出した谷垣前総裁なのか、それとも新自民党のリーダー・安倍総裁か。まぁ最大の功労者こそ、負けると分かってながら解散を断行した野田総理だろうな(笑)

 改選前230議席あった民主党は57議席に大幅に激減し、日本維新の会が54議席と躍進、みんなの党と公明党も解散前から10議席増やしたことを見ても、「自民党圧勝」というより「民主党惨敗」にこそ力点を置く見方で論じるべきだろう。

 この現実を突き付けられても、「信じられない」と嘆いているのは、「脱原発」や「卒原発」を訴え、それらを支援した連中だけだ。それらの中には5議席中4議席を獲得した自民党に投じた福島県民をアホ呼ばわりするアホまで出る始末。

 口先では「ふくしまからはじめよう!」と叫びながらも、「福島の人達は命に怯えながら生きている」と腐してた嘉田が、「日にちが足らなかった」などと見苦しい言い訳を垂れ流していたが、自己保身や口先だけの「卒原発」の危険性と、その中に秘める売国性に気付いた国民の多くが拒絶反応を示した結果に他ならない。

 福島原発事故に託けて被災地差別を正当化し、意識的か無意識なのか、福島への流言蜚語を垂れ流しながら恬として恥じない姿勢に、福島県民は三下り半を突き付けたのを分かってるのだろうか。この現実を猛省し、結果を目を凝らして見よ。

「反原発派」から垂れ流される流言蜚語が福島への要らぬ差別や風評被害を生み、混乱に拍車を掛け混乱が余計な混乱を生む悪循環。被災地は震災復興どころか未だ復旧も儘ならないのは、悪質極まれる流言蜚語にこそ問題が在るということを「反原発派」や「卒原発派」は理解すべきだが、連中には無理な話だわな(苦笑)

 今回の総選挙の現実を冷静にみれば「自民党の勝利」ではなく「国民良識の勝利」とも言えるだろう。マスコミや原発事故を利用している連中にはそれが見えなかっただけで、これをみても如何に国民意識から乖離しているのが理解出来よう。

 マスコミはこの結果に、「自公連立で3分の2獲得」だとか「自公が政権奪還」と、恰も自公が「憲法改正」というタブーに踏み込む様な報じ方をするが、抑々公明党は「改憲」には反対の立場であり、「日本が右傾化にならない様に」と表明していることをみても、自公連立が憲法改正に賛成する訳が無いだろう。

 安倍総裁や石破茂が、「政策ごと一致する政党と連携する」と言ってる様に、「靖國」や「安全保障」などで国家観を異にする公明党との連立に固執する必要も譲歩する必要もなく、今後の協議如何では連立は解消されるべきだろう。

 幸いに国家観の確りしている議員も多く当選したのは心強い。今後は同じ志を共有する政党、政治家と連携し「道義国家・日本」を創造して頂きたいものだ。

cordial8317 at 07:47│Comments(2)

この記事へのコメント

2. Posted by nami   2012年12月19日 00:26
脱原発だのと戯言を言い、技術的根拠を説明せよと電話しても、回答なし。
これは小沢事務所も同じ。
自然エネルギー利権にあり付こうと必死の小沢の見苦しい様。

小沢一郎が、沖縄県の中堅ゼネコンに家を建てるように支持しています。
沖縄には原発がありません。
例の普天間周辺の土地ではないかと思われます。

何が脱原発だと思いませんか?
放射能恐怖症の小沢は、とっとと逃げ出す準備をしながら、脱原発を叫んでいる。
これをどう評価すべきでしょう?
1. Posted by 求道者   2012年12月17日 22:56
 こんにちは。
 小生も昨日は祝杯を挙げましたが、
仰せの通りで、自民大勝は敵失の結果です。
 この一日のネット上における自称愛国者の言説を検証しておりますと
きわめて危ういものを感じます。マア元々底が浅いといえばそれまでですが・・・。
 何より「日本の癌にして中共日本支部」たる創価学会・公明党との11年にわたる癒着を断ってもらうという大仕事が待ち構えております。
 この件こそ最も重要だと説きまわりましたが、いくつかの保守・ネトウヨブログでは削除されました。創価の工作員はここまで浸透しているのかと思うと寒気がしました。
 なお元自民党参議院の村上正邦氏が鋭い指摘をしており、URLにて紹介させていただきました。
「自民圧勝なら『平成の保守合同』を目指すべき」
(最新記事69です。選挙前の12/12に書かれた記事です)

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