2023年04月17日
右翼団体の活動はどうなって行くのだろう・・・
衆院和歌山1区補選の応援に訪れた岸田文雄首相に対し、爆発物が投擲されるも犯人はその場で獲り押さえられた。安倍晋三元首相を襲った山上徹也の模倣犯の類。国賊へのテロは否定しないが、思想背景も無い、愉快犯に賛同する気も無い。
爆発物投擲事件を受けて政治家への警備を強化するという。過剰警備が好いとは思えない。三島由紀夫は政治家の怠慢を、「喩えば暗殺が全然なかったら、政治家はどんなに不真面目になるか、殺される心配がなかったら、いくらでも嘘がつける」と比喩的に表現してるが、国益を害し続ける政治家こそ己の政治姿勢を顧みよ。
一方で「胃痛の時に初めて胃の存在が意識されると同様に、政治なんてものは、立派に動いていれば、存在を意識される筈のものではなく、況して食卓の話題なんかになるべきものではない。政治家がちゃんと政治をしていれば、鍛冶屋はちゃんと鍛冶屋の仕事に専念していられるのである」と語ってるが、政治不信がテロを招く。
政治家を襲撃する事件は、大隈重信に爆弾を投擲した来島恒喜や日本社会党委員長の浅沼稲次郎を刺殺した山口二矢など、事件の多くは右翼が関係していた。マスコミの報道は常に「右翼の男」と報じられて、事件への思想的背景は無視された。
右翼や保守陣営の活動はマスコミから取り上げられることは殆ど無いが、左翼活動家らの集会はたった数人でも「平和運動」だとか「市民運動」などと報じられる。安倍晋三元首相襲撃犯の主張を取り上げるマスコミはテロ支援者と断じて好い。
近年は右翼団体ではなく「建国義勇軍」や「刀剣友の会」などの市井の徒のグループや、日本第一党などの行動する保守などがタイムリーな活動を展開している。
国士舘大学入学以来所属していた行動右翼のパイオニアを自任する防共挺身隊を退き、地方で蟄居しながらも右翼団体の行動は気に掛けて来た。右翼団体の現状を贔屓目に見ても活動自体が縮小マンネリ化し、どう見ても停滞している感は否めない。
活動が停滞した原因は活動資金不足と幹部の指導力の無さ。カネは確かにあれば便利というだけで、精神や思想の鍛錬は別にカネは関係ない。要は、居の安きを求めた結果であって、マイフォーム主義に陥った右翼は淘汰されるのは当然のこと。
右翼からすれば世間の見方など一々気にしてたらやってられないが、ネット上の「街宣右翼は朝鮮右翼」とか「右翼は祖国日本や国旗・日の丸、国歌。君が代を貶めるのに躍起なのは朝鮮人だからだ」とのレッテル貼りには嗤うしかない。
右翼の運動が街頭演説中心の啓蒙活動が主ならば活動方法も一考すべきだ。右翼活動を目にするのは、「月刊実話ドキュメント」とか「月刊実話時報」などのヤクザや右翼マニア向けの雑誌くらいなものだったが、暴対法の影響で廃刊の憂き目に。
勧善懲悪とか破邪顕正の活動というより、雑誌に載りたいが為にパフォーマンスしている様にも感じてならなかったが、それも見ることも無くなった(笑)
啓蒙活動の一環でtwitter、facebookなどのSNSやブログなどを利用している右翼人もいる。愚生もその一人だが、SNSというのは受け売りの文章が多く、自分の言葉で発していないから、通じるのは仲間内だけで他人は感化されることもない。
愚生はもう右翼団体員ではないし、右翼団体に対する風評など気にする必要もないのだが、SNSなどで「街宣右翼は朝鮮右翼」などという妄言を目にする毎に、行動右翼の元防挺幹部としてメラメラと怒りが込み上げてくるのも正直なところ。
そうした右翼団体に対する妄言や批判をアップした輩に意見し、苦言を呈してはいるが、そうした偽情報に洗脳された連中というのは全く耳を貸そうともしない。
SNSやYouTubeなどで悪意的に編集された画像を鵜呑みにし、既成右翼を「朝鮮右翼」などと批判しているのは左翼陣営ではなく、ネット右翼が多い。ネット右翼らは街宣右翼とは違うホンモノの愛国者だと勘違いしているのが可愛いらしい。
今や一般人の方が右翼より理論などは立派。既成右翼を全面的に擁護する気も全くないが、ネット右翼も自称愛国者らも「愛国」という崇高な理想が、ややもすれば「贔屓の引き倒し」になってしまっているということを自覚した方が好い。
その昔、ベテラン右翼からは「天下の諤諤は君の一撃に若かず」だとか、「一発の銃声は十万の動員に優る」などと煽られたものだが、後進を導くべき指導者に恵まれない今どきの右翼人が、維新者を気取り、テロを蹶起することはないだろう。
国内で蠢く国賊共に天誅を与えたいと思ってるのは右翼ではなく市井の民だろう。第二、第三の「建国義勇軍」とか「刀剣友の会」の様な、政治の怠慢を糺し、憂国の至情に溢れ、志を同じくする仲間が惹起するのではないだろうか。
原発事故以来「脱原発」や「反原発」運動を利用して、中核派などの左翼陣営は勢力拡大と資金力が増大しているという。右翼に足らないのはそうした資金力であるが、サラリーマンの延長でやってりゃ先細りになるのは当たり前のこと。
新手の左翼運動でもある男女共同参画社会やSDGs、こども家庭庁の年間約12兆円と言われる膨大な予算は聖域化され、左翼の補助金利権に繋がっている。左翼陣営は潤沢な活動資金と政府中枢への蚕食が成功し、国家解体は想像以上に進んでいる。
方や、右翼陣営を見てみれば実に暢気なもので、「総会屋右翼」などと揶揄された時代に小銭を貯めた諸先輩や諸先生方は居の安きに甘んじ、不相応な居を構え、固定資産税の支払いに汲汲し乍ら、「一日一生」とは恥ずかしくはないのだろうか。
右翼の後進を育成してる先生方はおらず、行動者としての使命感は疾うの昔に忘れ去ってしまった。危機感を抱かず、安穏とした状況下でカリスマ的指導者など現れることはないだろう。出でよ、憂国の志士よ。出でよ、救国のタニマチよ。呵呵。
※コメントは返信するのも煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメント及びメッセージ、御意見御感想、近況報告などは mr.cordial@live.jp へ。
《会費&御支援の御願い》みずほ銀行 郡山支店 普1464729 ニッポンロンダンクラブ。年会費一般30000円。法人120000円。協賛会員300000円~。
爆発物投擲事件を受けて政治家への警備を強化するという。過剰警備が好いとは思えない。三島由紀夫は政治家の怠慢を、「喩えば暗殺が全然なかったら、政治家はどんなに不真面目になるか、殺される心配がなかったら、いくらでも嘘がつける」と比喩的に表現してるが、国益を害し続ける政治家こそ己の政治姿勢を顧みよ。
一方で「胃痛の時に初めて胃の存在が意識されると同様に、政治なんてものは、立派に動いていれば、存在を意識される筈のものではなく、況して食卓の話題なんかになるべきものではない。政治家がちゃんと政治をしていれば、鍛冶屋はちゃんと鍛冶屋の仕事に専念していられるのである」と語ってるが、政治不信がテロを招く。
政治家を襲撃する事件は、大隈重信に爆弾を投擲した来島恒喜や日本社会党委員長の浅沼稲次郎を刺殺した山口二矢など、事件の多くは右翼が関係していた。マスコミの報道は常に「右翼の男」と報じられて、事件への思想的背景は無視された。
右翼や保守陣営の活動はマスコミから取り上げられることは殆ど無いが、左翼活動家らの集会はたった数人でも「平和運動」だとか「市民運動」などと報じられる。安倍晋三元首相襲撃犯の主張を取り上げるマスコミはテロ支援者と断じて好い。
近年は右翼団体ではなく「建国義勇軍」や「刀剣友の会」などの市井の徒のグループや、日本第一党などの行動する保守などがタイムリーな活動を展開している。
国士舘大学入学以来所属していた行動右翼のパイオニアを自任する防共挺身隊を退き、地方で蟄居しながらも右翼団体の行動は気に掛けて来た。右翼団体の現状を贔屓目に見ても活動自体が縮小マンネリ化し、どう見ても停滞している感は否めない。
活動が停滞した原因は活動資金不足と幹部の指導力の無さ。カネは確かにあれば便利というだけで、精神や思想の鍛錬は別にカネは関係ない。要は、居の安きを求めた結果であって、マイフォーム主義に陥った右翼は淘汰されるのは当然のこと。
右翼からすれば世間の見方など一々気にしてたらやってられないが、ネット上の「街宣右翼は朝鮮右翼」とか「右翼は祖国日本や国旗・日の丸、国歌。君が代を貶めるのに躍起なのは朝鮮人だからだ」とのレッテル貼りには嗤うしかない。
右翼の運動が街頭演説中心の啓蒙活動が主ならば活動方法も一考すべきだ。右翼活動を目にするのは、「月刊実話ドキュメント」とか「月刊実話時報」などのヤクザや右翼マニア向けの雑誌くらいなものだったが、暴対法の影響で廃刊の憂き目に。
勧善懲悪とか破邪顕正の活動というより、雑誌に載りたいが為にパフォーマンスしている様にも感じてならなかったが、それも見ることも無くなった(笑)
啓蒙活動の一環でtwitter、facebookなどのSNSやブログなどを利用している右翼人もいる。愚生もその一人だが、SNSというのは受け売りの文章が多く、自分の言葉で発していないから、通じるのは仲間内だけで他人は感化されることもない。
愚生はもう右翼団体員ではないし、右翼団体に対する風評など気にする必要もないのだが、SNSなどで「街宣右翼は朝鮮右翼」などという妄言を目にする毎に、行動右翼の元防挺幹部としてメラメラと怒りが込み上げてくるのも正直なところ。
そうした右翼団体に対する妄言や批判をアップした輩に意見し、苦言を呈してはいるが、そうした偽情報に洗脳された連中というのは全く耳を貸そうともしない。
SNSやYouTubeなどで悪意的に編集された画像を鵜呑みにし、既成右翼を「朝鮮右翼」などと批判しているのは左翼陣営ではなく、ネット右翼が多い。ネット右翼らは街宣右翼とは違うホンモノの愛国者だと勘違いしているのが可愛いらしい。
今や一般人の方が右翼より理論などは立派。既成右翼を全面的に擁護する気も全くないが、ネット右翼も自称愛国者らも「愛国」という崇高な理想が、ややもすれば「贔屓の引き倒し」になってしまっているということを自覚した方が好い。
その昔、ベテラン右翼からは「天下の諤諤は君の一撃に若かず」だとか、「一発の銃声は十万の動員に優る」などと煽られたものだが、後進を導くべき指導者に恵まれない今どきの右翼人が、維新者を気取り、テロを蹶起することはないだろう。
国内で蠢く国賊共に天誅を与えたいと思ってるのは右翼ではなく市井の民だろう。第二、第三の「建国義勇軍」とか「刀剣友の会」の様な、政治の怠慢を糺し、憂国の至情に溢れ、志を同じくする仲間が惹起するのではないだろうか。
原発事故以来「脱原発」や「反原発」運動を利用して、中核派などの左翼陣営は勢力拡大と資金力が増大しているという。右翼に足らないのはそうした資金力であるが、サラリーマンの延長でやってりゃ先細りになるのは当たり前のこと。
新手の左翼運動でもある男女共同参画社会やSDGs、こども家庭庁の年間約12兆円と言われる膨大な予算は聖域化され、左翼の補助金利権に繋がっている。左翼陣営は潤沢な活動資金と政府中枢への蚕食が成功し、国家解体は想像以上に進んでいる。
方や、右翼陣営を見てみれば実に暢気なもので、「総会屋右翼」などと揶揄された時代に小銭を貯めた諸先輩や諸先生方は居の安きに甘んじ、不相応な居を構え、固定資産税の支払いに汲汲し乍ら、「一日一生」とは恥ずかしくはないのだろうか。
右翼の後進を育成してる先生方はおらず、行動者としての使命感は疾うの昔に忘れ去ってしまった。危機感を抱かず、安穏とした状況下でカリスマ的指導者など現れることはないだろう。出でよ、憂国の志士よ。出でよ、救国のタニマチよ。呵呵。
※コメントは返信するのも煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメント及びメッセージ、御意見御感想、近況報告などは mr.cordial@live.jp へ。
《会費&御支援の御願い》みずほ銀行 郡山支店 普1464729 ニッポンロンダンクラブ。年会費一般30000円。法人120000円。協賛会員300000円~。
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