数数の過失は酒とともにあり・・・椎間板ヘルニアを患い身動きも儘ならず

2011年11月04日

友人達と「駒形どぜう」で一献

 一昨日、いつもの友人達と一献酌み交わす為に上京した。上野へ~地下鉄渋谷線に乗り換え浅草へ。待ち合わせ時間より1時間ほど早く到着してしまった。

 一番乗りと思いきや、横浜の山崎さんが待っていたのには驚いた。浅草は「酉の市」ということで、待ち合わせした「駒形どぜう」も多くの客で賑っていた。

 そうこうしていると、アメ横でスカジャン屋を経営する大熊さんが到着。続いて隠岐社長が登場。何やら神宮で東都リーグ優勝決定戦が行われていて、応援団OBの隠岐さんとしても気が気じゃ無い様だ。結果は残念ながら二位となったらしい。

 大トリの横浜の畏友も到着し役者が揃った。先ずはビールで乾杯。酒肴は「鯨ベーコン」「玉葱の酢漬け」「玉子焼き」「鳥つくね」といった品々を堪能。

 夫夫、ビールから飲み物を替え、愚生は「二之宮」という純米の冷酒を注文するも、隠岐社長が「やっぱ男は升酒でしょ」とチクリ。ん~どっちも美味しい(笑)

 ピッチが進むにつれ会話も弾む。気の置けない仲間と飲む酒ほど愉しいものはないが、これに駒形どぜうという店の雰囲気と極上の料理だもの言うことはない。

 軽く抓んだ後は愈々「どじょう鍋」を頂く。駒形の丸鍋は同じ浅草のどぜう鍋の名店「飯田屋」とはまた違って、どじょうも小ぶりで上品な感じだ。「ささがきごぼう」とたっぷりの葱を載せて味わえば正に至福のひととき。日本酒から焼酎へ替える頃は何時もの様に酔いも絶好調となったのは言うまでもない。

 その後、浅草のバーの老舗「ネモ」へ転戦したが、この店の酒の数の豊富さに圧倒される。「マティーニオンザロック」を注文、ジンは「ゴードン」で。

 流石に名店だけあって品の良い味わいに仕上がっていた。次に店のオリジナルのウイスキーを「トワイスアップ」で注文するも、バーテンから「いきなりトワイスアップより、少しずつ薄めてみては」と勧められたので飲んでみることに。

 確かにストレートから徐々に薄めて行くと不思議なくらい味が変化して行くからウイスキーは奥深い。マスターの人柄といい、また覘いて見たい名店だった。

「それじゃ錦糸町へ行くぞ!」という畏友を宥め、酉の市が行われている鷲(おおとり)神社へ向かう。初めて行ったが中々の風情だ。こうした雰囲気はやはり浅草でしか味わえないだろう。大熊さんに熊手の土産を頂戴し恐縮する。

 その後、「じゃ錦糸町へ」と執拗に食い下がる畏友を説得し、大熊さん行きつけのスナックへ移動し、カラオケを愉しんだ。そこへ隠岐社長の倅が登場した。

 何と今時珍しい学ラン姿に思わず嬉しくなった。聞けば法政大学の応援団だという。隠岐さんも青学の応援団だったし、親子揃って応援団とは素晴らしい。

 カラオケで法政大学の校歌を聞き、じゃあこっちも対抗しようと「國士舘々歌」をリクエストするもカラオケには入っていなかった。何なんじゃコラ~(爆)

 その後、横浜へ帰る畏友を見送り、〆は隠岐氏御用達の寿司屋で一献し御開きとなった。翌日、前々から隠岐さんに「合切袋」の店を紹介してと言われていたので、待ち合わせして、小島に在る「藤井袋物」へ。残念ながら連絡ミスで会えず。

 折角来たので、藤井さんの店の向かいの「秀鮨」の店主の片山さんへ連絡し、近所の喫茶店でモーニング珈琲を飲む。秀(秀鮨店主)さんとは暫くぶりで会ったが元気そうで何より。女将さんもやって来て、1時間ほど雑談して別れた。

 時間を見れば昼となり「蕎麦でもどうでしょう」となり、上野の老舗「蓮玉庵」へ。二日酔いだが、「酒でもどうですか」と問えば、「勿論」と即答、隠岐さんはビールの小瓶、愚生は「冷や」で乾杯。ん~二日酔いでも日本酒は旨いな(笑)

 摘みは、蕎麦屋では定番の「板わさ」「月見とろ」と「葱みそ」でチビリチビリ。隠岐さんのピッチが次第に上がり、「鴨の燻製」と「焼き海苔」を追加。仕上げは「せいろ」、結局昼から御銚子10本近く空けてしまった(爆)

 友と別れ難く、アメ横の呑兵衛の聖地「大統領」へ。途中、大熊さんが経営するスカジャン屋を覗いて合流するも、時間も時間となり程無く撤収と相成った。

 大熊さんにはまたまた「昇龍」のジャンボ餃子を土産に頂戴し、再会を約束して別れた。新幹線に乗った途端爆睡し、ハッと目覚めた時は郡山へ到着していた。隠岐社長並びに大熊さんの友情と御心遣いに痛み入る。合掌再拝。

cordial8317 at 04:09
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