酒を以て真を養うというが・・・靖國神社会報誌のコラム「靖濤」より

2011年10月11日

秋の三連休は終ったが・・・

 三連休は実家の「小浜の紋付祭り」に行こうと思ったが、土曜日は外食に出掛けたくらいで何もせず、日曜日は友人らと飯豊山系の山に登り夕方からは同級生三人で一献。昨日も知人に一献誘われたが、流石に飲み疲れているので丁重に断わった。

 ゴールデンウイークもそうだが、普段から休日の様な怠惰な生活をしているので、連休と言っても何ら変わりは無い。連休といえば、中共は「国慶節」の10月1日を挟む一週間が大型連休。日本に滞在しているシナ人らの多くが帰国する。

 そういや先日、夜な夜な酔っ払いのオヤジらを誘惑をしているマッサージ店の姉ちゃんらも「連休には帰国するんだ」と喜んでいた。小銭も貯め込んだのだろうし、「もう二度と日本へ戻らなくて好いから」と言ってみた(笑)

 まぁ、如何わしい仕事をしながらも、祖国の建国を祝おうとする良心は大したものだ。方や日本の風俗嬢はどうだろう。祖国日本の建国を祝う殊勝なねえちゃんはいない。風俗嬢に限らず、日本国民の精神の乱れは中共以上に進んでいる様だ。

 中共は、日頃「中国4000年の歴史」と宣って憚らないが実は62年の歴史しかない新興国というのが正しい。中華人民共和国建国以来、共産主義を最高原理として崇め、神や仏という共産主義を超える最高の存在を許さない。

 人民に基本的人権は無く、信仰の自由も認めない。現代中国こそ世界最大の「帝国主義国」「植民地主義国」である。その中共は、来年は日中国交快復40年を迎えるということもあって、中共の先棒を担ぐアホどもが多くなりそうだが、共産主義国との善隣友好など徒夢でしかないのに未だその夢から覚めようとしない。

 60年余りの中共建国以来、様々な出来事が起こっている。1959年、共産主義化、漢民族化に反発したチベット人が中共軍に対し蜂起した「サラ蜂起」。北京オリンピック直前に「チベット騒乱」が起こったのもこのサラ蜂起の記念日だった。

 中共軍の膨大な軍事力を背景に弾圧され続ける少数民族の抵抗はチベットに止まらず内蒙古、新疆、ウイグルなどで今も続いている。大躍進政策失敗と中印戦争。

 文化大革命中の中ソ国境衝突。経済近代化の失敗と中越戦争。天安門事件やユーゴの中国大使館誤爆事件。民主化を求める「0八憲章」運動に取り組む人民も年々増え、13億の人民の不安は極に達し、この不満が中共政府に向かうだろう。

 今こそ世界も足並みを揃え、中共の圧政を糾弾すべきである。12年前、法輪功の信者が北京の中南海を占拠した。その後中共政府は法輪功を徹底的に弾圧したが、共産党脱党を推し進める法輪功は4500万人を脱党させるという事態に。

 法輪功に限らず、共産主義の撲滅は世界の悲願であり、中国共産党の民主化こそが世界平和を齎すと言っても過言ではない。 最近では共産主義への警戒感からか、強硬派、特に軍部の突出が目立ち始め、「空母の建造」や「東シナ海のガス田掘削」「南シナ海領有権問題」など、隣国との国境紛争が顕著となっている。

 尖閣列島での漁船衝突事件や度重なる領海侵犯は、強硬派の抵抗の証左であり、中共政府は日本を標的に人民の反日感情を煽り、苦境を乗り切ろうと試みている様だが、情報化社会が発達した今日、その姑息な統制が続くとも思えない。

 日本国内では相変わらず支那成長を伝えるキンピカ報道ばかりで、国民は誤った情報に振り回されているが、実際は未だ便所の普及率は4割にも満たない三等国。

 共産党幹部の横領や持ち逃げは後を絶たず、ギャンブル好きの国民性は相変らずだ。そんな亜流なクソ共産国に媚び諂い、「中国とは一衣帯水の関係だから」と友好を謳う日本の政治家どももまたクソばかり。中共に節操もなく譲歩する日本人は、戦後に建国した共産党一党独裁の中華人民共和国の行動を先ず学ぶべきだろう。

cordial8317 at 06:24
酒を以て真を養うというが・・・靖國神社会報誌のコラム「靖濤」より