靖國神社を参拝した自衛隊幹部を庇わない木原実防衛大臣にはガッカリ防災と国防が万全なものにすることが犠牲者に応える唯一無二のものである

2024年01月16日

自衛隊幹部の靖國神社参拝批判に見る戦後の歪んだ陋習を払拭しよう!

 陸上自衛隊の小林弘樹陸上幕僚副長(陸将)ら陸自幹部が、靖國神社に参拝したことが何故か問題となっている。国家に殉じた英霊を祀る神社に現職自衛官が感謝の誠を捧げ、自衛隊の活動への御加護を懸けることに何の問題があるというのか。

 自衛隊員を庇うべき木原実防衛相は、情けないことに「誤解を招く行動は避けなければならない」と述べたが、大臣の発言に違和感を覚えた国民は少なくない。

 更に「宗教上の礼拝所を部隊で参拝することを禁じる防衛次官通達に違反するか調査し、厳正に対処する」と自衛隊員の処分を示唆しているが、靖國神社を礼拝所と認識してることは実に御粗末だし、通達より憲法上の信仰の自由を重んじるべき。

 木原大臣の対応は、共産党機関紙「赤旗」の取材に屈した結果だが、反自衛隊勢力のあからさまな反日行為と自衛隊批判であり、陋習というべき通達を自衛隊批判の道具にされたことを重く受け止め、早急に防衛次官通達こそ破棄しなさいな。

 現憲法20条第3項は「国及びその機関は宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない」と明記されている。つまり、総理大臣や閣僚の靖國参拝も条項に抵触してるのは明らかであるが、靖國神社の宗教法人格を取り消せば問題は解決する。

 最高裁が示した憲法の禁止する「宗教的活動」の定義は、当該行為の目的が宗教的意義を持ち、その効果が宗教に対する援助、助長、促進または圧迫等も含まれているる。つまり、所謂「A級分祀論」なども第20条違反に問われる行為でもある。

 本来ならば、昭和27年4月28日に我が国の主権が恢復した折に、靖國神社と全国の護国神社は「宗教法人」ではなく国家で管理するべきだった。だが、政治の怠慢に加え、政府自民党の無作為で国家護持が成されずに現在に至っている。

 今回の騒動の根底には反靖國神社勢力が蠢く。我が国には所謂「A級戦犯」「B・C級戦犯」「戦争犯罪人」はいない。未だに東京裁判史観の「日本悪玉論」が罷り通り、日本は未来永劫「悪い国」でなければならない勢力がそれを利用する。 

 昭和27年4月28日、我が国は主権を回復した。翌年の第16国会の議決に拠り「戦傷病者戦没者遺族援護法」が改正されたことを以て法的に復権されている。未だに「戦犯」と呼称する政治家が後を絶たないが国会軽視との自覚は無いのか。

 連合国側が定めたA・B・C級の区分に関係なく、刑死・獄中死された方は「法務死」と称され、靖國神社では「昭和殉難者」として、不当に処刑された所謂B・C級戦犯1068名を始め、リンチ等で亡くなった方が約100名が御祭神となっている。

 世界のどんな国でも国民でも、国家に殉じた「英霊」には最大の名誉が与えられている。それに比べて経済大国である我が国の精神的貧困さには呆れるばかり。

 故中曽根康弘や小沢一郎、前原誠司、石破茂などの曲学阿世の大馬鹿者が韓国や中共に阿り、昭和殉難者である英霊の方々を「A級戦犯」や「戦争犯罪人」と断じ、「分祀論」を提言し、国民世論を煽り分断を謀ってることは万死に値する。

 容共派からは「靖國参拝は中韓を刺激するから、外交的にマイナスだ」という声が聞こえるが、中共については軍事力を増強し続け、海洋調査船が日本の排他的経済水域に於いて不当な活動を繰り返し、加えて尖閣諸島の領有権を主張している。

 韓国にしても同じく、我が国の固有の領土である島根県竹島を未だに不法占拠した儘で、北方領土海域に於ける漁業権確保をロシアとの間で契約している。つまり、今日只今を以てしても中韓は日本への敵対行為を採っている国家なのである。

 そうした我が国への敵対行為や侮蔑には目を瞑り、相手国を刺激する事のみを心配する論理は、正に東京裁判史観に毒された自虐思想以外の何ものでもない。

 凡そ国家が存在するならば、他国を刺激しないなどということがあるだろうか。国家は自存の為に国益を主張し、国益は往々にして対立することを免れない。然らば、他国を刺激しないという理由は、自国の国益を放棄することに他ならない。

「近隣諸国を刺激しない」という、戦後日本の国是は誤りなのだ。皮肉なことに、過去に於いて被害者であったと声高に主張する国こそが、現代では我が国の主権を侵し続けている。この事実をしても連中に被害などを口にする資格はない。

 百歩も千歩も譲って、我が国が、過去のある時代に悪逆非道の犯罪者だったらどうだというのか。それでも我等は歩みを止めず生きて行かねばならないのだ。

 北朝鮮に日本人同胞を拉致され乍ら、他人事の様に涼しい顔をし、先祖の領土を略奪され主権を侵害されてるのに、拱手傍観している訳には参らないのだ。

 大切なのは古今東西、世界に蔓延る覇権主義の克服を主張すべきであって、他国の覇権主義に目を瞑り、一方的に自虐の淵に止め処なく漬かり込むことではない。今回の自衛隊幹部の靖國神社参拝騒動は、正に戦後日本の御花畑の象徴でもある。

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cordial8317 at 07:11│Comments(0)

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