2011年05月25日
「陸山会」虚偽事件公判で弁護側証人に水谷功が出廷
昨日、小沢一郎の政治資金団体「陸山会」の収支報告書虚偽記入事件の第十三回公判が東京地裁で行われ、弁護側証人として水谷建設元会長の水谷功が出廷した。
水谷は、小沢側への「裏献金」の提供は認めたものの、受け渡しに前社長が単独で渡したことを疑問視し、大久保に渡したとしていた報告が、「石川議員に渡したことになってビックリした」などと授受には「不明朗な点がある」と証言した。
水谷は公共工事で得た収益の多くを政治家への賄賂や胡散臭げなNGO「レインボーブリッジ」を仲介し、本国の北朝鮮へ送金していた。福島県知事汚職事件でも暗躍した水谷だが、脱税事件で服役したこんな在日の証言を頼るしかない小沢側の四面楚歌ぶりが窺えるというものだ。やはり売国陣営は結託するということだろう。
大久保隆規と石川知裕が、小沢一郎の秘書という立場を悪用し、如何にして業者に集(タカ)り、無心していたかが知ることが出来る記事が昨年、産経新聞に掲載された。一部抜粋し掲載するが、拙ブログの「汚れた顔の紳士達」同様に、ノンフィクションなので実に面白い内容である。(以下掲載)
「自民党議員の〇〇は業者と癒着している!建設利権だ!汚職だ!」
平成15年、民主党、小沢一郎の地元、岩手県奥州市で基礎工事が始まった
胆沢ダム周辺で、こうがなり立てていたのは右翼の街宣車だった。
右翼に街宣行動を依頼したのは「水谷建設」(三重県桑名市)
の関係者だったという。
水谷の別の関係者はその理由について、
「東北地方選出の自民党議員が、水谷と対立する業者を推していて、
胆沢ダム工事の受注を目指していた水谷の邪魔になったからだ」と証言する。
胆沢ダムとは、岩石や土砂を積み上げて造る国内最大級のロックフィルダムだ。
発注者は国土交通省東北地方整備局で、
総事業費は2440億円にも上る屈指の大型公共工事である。
土木建設業界では有名な胆沢ダムも世間一般には知名度が低かったが、
昨年3月に小沢の公設第1秘書、大久保隆規=公判中=が逮捕、起訴された
準大手ゼネコン「西松建設」(東京都)を巡る違法献金事件で一躍注目を集めた。
西松を含む多数のゼネコンの営業担当者が、東京地検特捜部に対し、
小沢事務所が岩手・秋田両県を中心とした東北地方の公共工事に
強い影響力を持っていたと証言。
胆沢ダム工事でもゼネコン間の談合で受注業者が決められ、
小沢事務所が受注に了解を与える「天の声」を出していた疑いが浮かんだからだ。
冒頭の街宣攻撃は工事受注のためには
「なりふり構わぬ」水谷の営業スタイルの一例に過ぎない。
水谷関係者は「水谷の手口は議員秘書を接待漬けにして
実弾(裏金)攻撃することだ」と明かす。
「今日は大久保さんと一緒だから、〇〇ちゃんと生バンドの確保頼むよ」
街宣攻撃と同じ年、水谷の当時の幹部は、東京・向島の
高級料亭のコンパニオンに頻繁に連絡を入れていた。
料亭関係者によると、「〇〇ちゃん」とは、大久保がお気に入りだった
「半玉(はんぎょく)」と呼ばれる芸者見習いの若い女性。
大久保はいつもこの女性の手を握り、
女性が灰皿を交換しようとすると「〇〇殿はそんなことしなくていいんだよ」
と語り掛けていたという。
演奏が始まると、大久保と女性はチークダンスを踊った。
女性は大久保のことを「おーさん」と呼び、
周囲に「おーさんにイタリア旅行に誘われた。
おーさんのいうイタリアは岩手県のことだけどね」と話していたという。
1回の代金は30万円程度という水谷の料亭接待は10回以上に及び、
大久保の部下だった石川知裕議員が同席することもあったという。
ゼネコン関係者によると、
下請けが大型公共工事を受注しようとする際の営業活動は
元請けのゼネコンに対してで、水谷もゼネコンへの営業を済ませ、
胆沢ダム工事を受注できると見込んでいたという。
しかし、談合を仕切っていた大手ゼネコン「鹿島」の東北支店元幹部から
「小沢事務所に『違う業者にしろ』と言われるかも知れない。
挨拶に行った方がいい」といわれ、小沢事務所を訪れたところ、
大久保に「来るのが遅い」と怒鳴られたという。
実は水谷と小沢事務所は以前から接点があり、
水谷元会長の水谷功が古くから小沢の「金庫番」だった元秘書と知り合いで
胆沢ダムの受注を依頼していたとされる。
ところが、平成12年に元秘書から大久保に引き継がれたため、
小沢事務所とのパイプが途絶えていたのだった。
「工事落札の時期に1億円持って来るように」
関係者によれば、功や元幹部らは特捜部の任意聴取に次のように供述した。
接待を重ねるうち、当時の水谷幹部は大久保からこう言われ、
16年10月に東京都内のホテルで石川に5千万円、
17年4月にも大久保に5千万円を渡した。
特捜部は、この裏献金が、陸山会の政治資金収支報告書に記載されていない
土地代金の原資4億円の一部になった疑いがあるとみているのだ。
「天の声」を期待した接待漬けと“実弾”攻撃。
石川は小沢支援者である都内の水産業者からも風俗店での接待を受け、
毎回10万円の小遣いを貰っていたという。
関係者によると、水産業者は「取引会社を紹介して欲しい思惑があったが、
石川には見事にタカ(集)られた」と話しているという。(掲載終了)
小沢周辺の集(タカ)りの構造がよく理解出来る。公判で水谷はいけしゃあしゃあと、大久保に渡したとしていた報告が「石川議員に渡したことになってビックリした」などと証言しているが、大久保に渡した5000万円は、石川に渡した5000万円の後ではないか。「工事落札の時期に1億円持って来い」と言ったのが大久保だから、勘違いしているのだろうが、1億円を提供したのは間違い有るまい。
そういや福島県知事汚職事件では、佐藤栄佐久や実弟の祐二被告を見事に裏切った、大日本愛国党相談役でもある辻政雄が検事証人として出廷。ペラペラと嘘八百並べていたが、辻にしろ水谷にしろ証人に成り下がる連中は碌なもんじゃね~な。
水谷が儲けて、小沢や大久保や石川らが無心したカネは国民の血税であることを忘れるな。強慾な輩は必ず地獄に堕ちるだろう。天網恢恢疎にして漏らさず!
水谷は、小沢側への「裏献金」の提供は認めたものの、受け渡しに前社長が単独で渡したことを疑問視し、大久保に渡したとしていた報告が、「石川議員に渡したことになってビックリした」などと授受には「不明朗な点がある」と証言した。
水谷は公共工事で得た収益の多くを政治家への賄賂や胡散臭げなNGO「レインボーブリッジ」を仲介し、本国の北朝鮮へ送金していた。福島県知事汚職事件でも暗躍した水谷だが、脱税事件で服役したこんな在日の証言を頼るしかない小沢側の四面楚歌ぶりが窺えるというものだ。やはり売国陣営は結託するということだろう。
大久保隆規と石川知裕が、小沢一郎の秘書という立場を悪用し、如何にして業者に集(タカ)り、無心していたかが知ることが出来る記事が昨年、産経新聞に掲載された。一部抜粋し掲載するが、拙ブログの「汚れた顔の紳士達」同様に、ノンフィクションなので実に面白い内容である。(以下掲載)
「自民党議員の〇〇は業者と癒着している!建設利権だ!汚職だ!」
平成15年、民主党、小沢一郎の地元、岩手県奥州市で基礎工事が始まった
胆沢ダム周辺で、こうがなり立てていたのは右翼の街宣車だった。
右翼に街宣行動を依頼したのは「水谷建設」(三重県桑名市)
の関係者だったという。
水谷の別の関係者はその理由について、
「東北地方選出の自民党議員が、水谷と対立する業者を推していて、
胆沢ダム工事の受注を目指していた水谷の邪魔になったからだ」と証言する。
胆沢ダムとは、岩石や土砂を積み上げて造る国内最大級のロックフィルダムだ。
発注者は国土交通省東北地方整備局で、
総事業費は2440億円にも上る屈指の大型公共工事である。
土木建設業界では有名な胆沢ダムも世間一般には知名度が低かったが、
昨年3月に小沢の公設第1秘書、大久保隆規=公判中=が逮捕、起訴された
準大手ゼネコン「西松建設」(東京都)を巡る違法献金事件で一躍注目を集めた。
西松を含む多数のゼネコンの営業担当者が、東京地検特捜部に対し、
小沢事務所が岩手・秋田両県を中心とした東北地方の公共工事に
強い影響力を持っていたと証言。
胆沢ダム工事でもゼネコン間の談合で受注業者が決められ、
小沢事務所が受注に了解を与える「天の声」を出していた疑いが浮かんだからだ。
冒頭の街宣攻撃は工事受注のためには
「なりふり構わぬ」水谷の営業スタイルの一例に過ぎない。
水谷関係者は「水谷の手口は議員秘書を接待漬けにして
実弾(裏金)攻撃することだ」と明かす。
「今日は大久保さんと一緒だから、〇〇ちゃんと生バンドの確保頼むよ」
街宣攻撃と同じ年、水谷の当時の幹部は、東京・向島の
高級料亭のコンパニオンに頻繁に連絡を入れていた。
料亭関係者によると、「〇〇ちゃん」とは、大久保がお気に入りだった
「半玉(はんぎょく)」と呼ばれる芸者見習いの若い女性。
大久保はいつもこの女性の手を握り、
女性が灰皿を交換しようとすると「〇〇殿はそんなことしなくていいんだよ」
と語り掛けていたという。
演奏が始まると、大久保と女性はチークダンスを踊った。
女性は大久保のことを「おーさん」と呼び、
周囲に「おーさんにイタリア旅行に誘われた。
おーさんのいうイタリアは岩手県のことだけどね」と話していたという。
1回の代金は30万円程度という水谷の料亭接待は10回以上に及び、
大久保の部下だった石川知裕議員が同席することもあったという。
ゼネコン関係者によると、
下請けが大型公共工事を受注しようとする際の営業活動は
元請けのゼネコンに対してで、水谷もゼネコンへの営業を済ませ、
胆沢ダム工事を受注できると見込んでいたという。
しかし、談合を仕切っていた大手ゼネコン「鹿島」の東北支店元幹部から
「小沢事務所に『違う業者にしろ』と言われるかも知れない。
挨拶に行った方がいい」といわれ、小沢事務所を訪れたところ、
大久保に「来るのが遅い」と怒鳴られたという。
実は水谷と小沢事務所は以前から接点があり、
水谷元会長の水谷功が古くから小沢の「金庫番」だった元秘書と知り合いで
胆沢ダムの受注を依頼していたとされる。
ところが、平成12年に元秘書から大久保に引き継がれたため、
小沢事務所とのパイプが途絶えていたのだった。
「工事落札の時期に1億円持って来るように」
関係者によれば、功や元幹部らは特捜部の任意聴取に次のように供述した。
接待を重ねるうち、当時の水谷幹部は大久保からこう言われ、
16年10月に東京都内のホテルで石川に5千万円、
17年4月にも大久保に5千万円を渡した。
特捜部は、この裏献金が、陸山会の政治資金収支報告書に記載されていない
土地代金の原資4億円の一部になった疑いがあるとみているのだ。
「天の声」を期待した接待漬けと“実弾”攻撃。
石川は小沢支援者である都内の水産業者からも風俗店での接待を受け、
毎回10万円の小遣いを貰っていたという。
関係者によると、水産業者は「取引会社を紹介して欲しい思惑があったが、
石川には見事にタカ(集)られた」と話しているという。(掲載終了)
小沢周辺の集(タカ)りの構造がよく理解出来る。公判で水谷はいけしゃあしゃあと、大久保に渡したとしていた報告が「石川議員に渡したことになってビックリした」などと証言しているが、大久保に渡した5000万円は、石川に渡した5000万円の後ではないか。「工事落札の時期に1億円持って来い」と言ったのが大久保だから、勘違いしているのだろうが、1億円を提供したのは間違い有るまい。
そういや福島県知事汚職事件では、佐藤栄佐久や実弟の祐二被告を見事に裏切った、大日本愛国党相談役でもある辻政雄が検事証人として出廷。ペラペラと嘘八百並べていたが、辻にしろ水谷にしろ証人に成り下がる連中は碌なもんじゃね~な。
水谷が儲けて、小沢や大久保や石川らが無心したカネは国民の血税であることを忘れるな。強慾な輩は必ず地獄に堕ちるだろう。天網恢恢疎にして漏らさず!
cordial8317 at 10:27