2011年02月25日
我ら三人、死んだ後にオリオンの星になろう!
防共挺身隊初代総隊長・福田進著「日本人と油虫」に次の様な一節が在る。
俺はまだアラブを知らない。アラブでは夜空に輝く星が、
今にも落ちて来るのじゃないかと思うくらい綺麗なんだってな(略)
連合赤軍の兵士てえ自称する、共産主義の三匹の油虫のアンチャンは、
イスラエルの空港で好き勝手に暴れ回ってユダ公をぶっ殺した。
(略)生き残った一匹は
『我々三人は死んだ後オリオンの三つの星になろうと考えていた』
その言葉は稚拙ではあるが荒廃した日本にはないロマンを感じさせるんだなあ。
アラブという国が、
日本青年をして死を覚悟するまで革命に駆り立てる何かがあるとすれば、
俺も夢多き一人として一度アラブへ行って見たい衝動に駆られる。
きっとアラブの夜空に燦然と輝くオリオンの星が、
油虫の俺を魅きつけるのかも知れない・・・
国士舘大學時代この本に出会い、「何時の日か自分もアラブに行きたい」と思ったのだが、未だに実現出来ないで怠惰な日々を過ごしている。そんなアラブの情勢が緊迫し、リビアの最高指導者カダフィ大佐が窮地に追いやられている。
右翼人だからという訳ではないだろうが、カダフィやゲバラ、カストロといった革命家や愛国者には共鳴を覚える一人だ。チェ・ゲバラは共産主義者ではあるが、ゲバラの様な革命家に出会っていれば、行動を共にしたに違いない。
ゲバラもカストロも共産主義者だが愛国者。世界には多くの左翼がいるが多くは愛国者だ。日本の左翼の様な売国奴は世界でも稀で珍現象の一つだろう。
カダフィは独裁者といわれるが、政権掌握後にもリビア最高指導者と君臨しながらも、エジプトでの革命に成功したナセル大佐に憧れを抱いており、大統領という呼称を使わずに「大佐」の肩書きを通しているのは親しみさえ感じる。
マスコミは独裁政権と糾弾し反体制デモに加担するが、独裁政権は何もリビアに限ったことではない。北朝鮮は金一族の独裁だし、中共も一党独裁ではないのか。
日本のマスコミからこれらの国の独裁を糾弾したことなど聞いたことは無いし、「独裁」が悪で「民主主義」が正義などという欺瞞はアラブには通じない。
モロッコを旅したことのある畏友から聞いた話しだが、アラブには「無政府状態よりも百年の独裁(圧制)の方がましだ」との格言があるそうだ。イラクやアフガニスタンの現状がそれを如実に証明しているではないだろうか。
アラブは部族社会や国境を接した人々が入り混じり、一民族で構成されている訳ではなく、人の物を盗んでも罪の意識もなく、物を壊しても決して謝らないという。
優先されるのは国益よりも家族、部族の利益で、アラブ人というのは、砂漠の民、遊牧民だというし、それは市民だけではなく、空港の税関職員も公務員や警察、軍隊も皆同じ感覚の人が集まっているという。それがアラブのアラブたる所以なのだ。
カダフィ大佐は、この窮地にも「リビアを去らない。殉教者としてこの地で死ぬ」と言明している。反体制デモの鎮圧を指示し、中共の天安門事件に言及し「天安門事件が起きた時、戦車が投入された。これは冗談ではない」と警告した。
果たして今回の騒乱が、どの様な結果と結末を迎えるのか定かではないが、カダフィが武力に拠って民衆を鎮圧したとしても、天安門事件を黙殺し、中国本土の民主化を妨げた曲学阿世のマスコミにカダフィ大佐を責める資格は無い。
俺はまだアラブを知らない。アラブでは夜空に輝く星が、
今にも落ちて来るのじゃないかと思うくらい綺麗なんだってな(略)
連合赤軍の兵士てえ自称する、共産主義の三匹の油虫のアンチャンは、
イスラエルの空港で好き勝手に暴れ回ってユダ公をぶっ殺した。
(略)生き残った一匹は
『我々三人は死んだ後オリオンの三つの星になろうと考えていた』
その言葉は稚拙ではあるが荒廃した日本にはないロマンを感じさせるんだなあ。
アラブという国が、
日本青年をして死を覚悟するまで革命に駆り立てる何かがあるとすれば、
俺も夢多き一人として一度アラブへ行って見たい衝動に駆られる。
きっとアラブの夜空に燦然と輝くオリオンの星が、
油虫の俺を魅きつけるのかも知れない・・・
国士舘大學時代この本に出会い、「何時の日か自分もアラブに行きたい」と思ったのだが、未だに実現出来ないで怠惰な日々を過ごしている。そんなアラブの情勢が緊迫し、リビアの最高指導者カダフィ大佐が窮地に追いやられている。
右翼人だからという訳ではないだろうが、カダフィやゲバラ、カストロといった革命家や愛国者には共鳴を覚える一人だ。チェ・ゲバラは共産主義者ではあるが、ゲバラの様な革命家に出会っていれば、行動を共にしたに違いない。
ゲバラもカストロも共産主義者だが愛国者。世界には多くの左翼がいるが多くは愛国者だ。日本の左翼の様な売国奴は世界でも稀で珍現象の一つだろう。
カダフィは独裁者といわれるが、政権掌握後にもリビア最高指導者と君臨しながらも、エジプトでの革命に成功したナセル大佐に憧れを抱いており、大統領という呼称を使わずに「大佐」の肩書きを通しているのは親しみさえ感じる。
マスコミは独裁政権と糾弾し反体制デモに加担するが、独裁政権は何もリビアに限ったことではない。北朝鮮は金一族の独裁だし、中共も一党独裁ではないのか。
日本のマスコミからこれらの国の独裁を糾弾したことなど聞いたことは無いし、「独裁」が悪で「民主主義」が正義などという欺瞞はアラブには通じない。
モロッコを旅したことのある畏友から聞いた話しだが、アラブには「無政府状態よりも百年の独裁(圧制)の方がましだ」との格言があるそうだ。イラクやアフガニスタンの現状がそれを如実に証明しているではないだろうか。
アラブは部族社会や国境を接した人々が入り混じり、一民族で構成されている訳ではなく、人の物を盗んでも罪の意識もなく、物を壊しても決して謝らないという。
優先されるのは国益よりも家族、部族の利益で、アラブ人というのは、砂漠の民、遊牧民だというし、それは市民だけではなく、空港の税関職員も公務員や警察、軍隊も皆同じ感覚の人が集まっているという。それがアラブのアラブたる所以なのだ。
カダフィ大佐は、この窮地にも「リビアを去らない。殉教者としてこの地で死ぬ」と言明している。反体制デモの鎮圧を指示し、中共の天安門事件に言及し「天安門事件が起きた時、戦車が投入された。これは冗談ではない」と警告した。
果たして今回の騒乱が、どの様な結果と結末を迎えるのか定かではないが、カダフィが武力に拠って民衆を鎮圧したとしても、天安門事件を黙殺し、中国本土の民主化を妨げた曲学阿世のマスコミにカダフィ大佐を責める資格は無い。
cordial8317 at 06:18
この記事へのコメント
1. Posted by 虎太郎 2011年02月25日 07:33
私はトリアス関連記事を探して、このブログにたどり着いたものです。
このブログのトリアス関連以外も最近は読ませて頂いております。
今後もトリアス以外の内容も読ませて頂きますので頑張ってください。
このブログのトリアス関連以外も最近は読ませて頂いております。
今後もトリアス以外の内容も読ませて頂きますので頑張ってください。