2010年05月08日
名誉棋聖・藤沢秀行の破天荒な生き方に学ぶ
破天荒な生き様をされた方には憧れや尊敬の念を抱く。豪快、華麗な棋風と酒と女と博打を愛し、破天荒な生き方で囲碁ファンを始め多くの国民を魅了した、名誉棋聖・藤沢秀行もそんな一人。藤沢名誉棋聖が84歳で逝去されて1年が経つ。
日頃、物心両面で世話になっている、大手警備会社のテイケイで何度か拝顔の栄に欲したことがあるが、眼光鋭く、浮世離れした観は独特で、会長から「あの人が藤沢秀行さんだよ」と言われた時には妙に納得し、感激した覚えがある。
何でも藤沢さん、若い頃に愛人を何人か囲い夫夫に子供を儲けてて、その生活費の工面を今になってもずっと続けていたそうだ。中々出来ることではない。
著書は100冊を超え、中でも破天荒な人生を綴ったエッセイは「野垂れ死に」など面白いものが多い。若手の棋士の育成に力を注ぎ、また趙治勲25世本因坊や林海峰・名誉天元らも教えを請うた一人であり、中国本土や台湾での棋士の実力向上に大きく貢献し、訪日した鄧小平の表敬訪問を受けたこともある人物でもある。
酒癖は悪い方ではないらしいが、酔うと「お〇〇こ」を連呼するらしく、鄧小平に会った時も酔っ払い、同じ様に「お〇〇このことを中国語では何というのだ」という話しに終始したらしく、そんなこともあって面会は途中で中止になったという。
このエピソードを聞いた時「流石はシュウコウさん!」と爆笑したが、言わせて貰えれば、どうせ慇懃無礼なシナ人のこと、上っ面のことしか言わないだろうから、敢えて業とやったんだろう。シラフでやれば角が立つが、酔っていれば笑って許されることも承知の上での、藤沢さんらしい行動だったのではないだろうか。
博打と女好きが高じ、ヤクザの高利な金に手を出したお蔭で莫大な借金を抱え、タイトル戦のお金で支払うしかなく、負ければお終い、首を括らねばならない情況の中での渾身の勝負は、正に鬼気迫るものがあったという。
藤沢秀行は書も愛し、独特な迫力ある書体で個性が光る。その多くの金言の中でも「大丈夫心配ない 死ぬまで生きる」という言葉が好きで、カレンダーの切り抜きだが、神棚の下に貼って毎日拝し元気を頂いている。その趣旨は「死んだように生きてはいかん、死ぬまで生き生きと、死ぬまでは生きるのだ」というもの。
逆境を跳ね除ける精神力と豪快さは、是非とも見習いたいものである。
日頃、物心両面で世話になっている、大手警備会社のテイケイで何度か拝顔の栄に欲したことがあるが、眼光鋭く、浮世離れした観は独特で、会長から「あの人が藤沢秀行さんだよ」と言われた時には妙に納得し、感激した覚えがある。
何でも藤沢さん、若い頃に愛人を何人か囲い夫夫に子供を儲けてて、その生活費の工面を今になってもずっと続けていたそうだ。中々出来ることではない。
著書は100冊を超え、中でも破天荒な人生を綴ったエッセイは「野垂れ死に」など面白いものが多い。若手の棋士の育成に力を注ぎ、また趙治勲25世本因坊や林海峰・名誉天元らも教えを請うた一人であり、中国本土や台湾での棋士の実力向上に大きく貢献し、訪日した鄧小平の表敬訪問を受けたこともある人物でもある。
酒癖は悪い方ではないらしいが、酔うと「お〇〇こ」を連呼するらしく、鄧小平に会った時も酔っ払い、同じ様に「お〇〇このことを中国語では何というのだ」という話しに終始したらしく、そんなこともあって面会は途中で中止になったという。
このエピソードを聞いた時「流石はシュウコウさん!」と爆笑したが、言わせて貰えれば、どうせ慇懃無礼なシナ人のこと、上っ面のことしか言わないだろうから、敢えて業とやったんだろう。シラフでやれば角が立つが、酔っていれば笑って許されることも承知の上での、藤沢さんらしい行動だったのではないだろうか。
博打と女好きが高じ、ヤクザの高利な金に手を出したお蔭で莫大な借金を抱え、タイトル戦のお金で支払うしかなく、負ければお終い、首を括らねばならない情況の中での渾身の勝負は、正に鬼気迫るものがあったという。
藤沢秀行は書も愛し、独特な迫力ある書体で個性が光る。その多くの金言の中でも「大丈夫心配ない 死ぬまで生きる」という言葉が好きで、カレンダーの切り抜きだが、神棚の下に貼って毎日拝し元気を頂いている。その趣旨は「死んだように生きてはいかん、死ぬまで生き生きと、死ぬまでは生きるのだ」というもの。
逆境を跳ね除ける精神力と豪快さは、是非とも見習いたいものである。
cordial8317 at 06:53