2010年05月02日
人生を愉しみたければ釣りを覚えなさい!
「人生を一生涯愉しみたければ釣りを覚えなさい」とは釣り好きで知られる開高健の名言だが、昨年「渓流釣りに」嵌ってからは渓流釣り三昧の日々を過ごしてる。
右翼浪人として晴耕雨読というか殆ど外出もせず家に篭っている為に、山奥での渓流釣りは気分転換には持って来いだ。福島県内は4月に渓流解禁になる。GWの昨日も友人と阿武隈川上流で竿を出してから、南会津方面の渓に向かった。
南会津で、中々良さそうな支流を見付け崖を下り、いざ竿を出そうと準備をしていたら、何やら石ころが川に「ボトーン」。ふと見上げると向い側の崖に体長1メートル程の熊が下り様としているではないか、驚いて思わず「熊だ!」(笑)
こっちも驚いたが、熊もさぞかし驚いたことだろう。渓流釣りを覚えて初めて熊に遭遇し、その後は後ろばかり気になって、釣りを楽しむ余裕はなかった。
渓流釣りは、熊にも遭遇するが、もう少し暖かくなるとマムシやらアブに襲われたりもする。高が釣りだが、海釣りとは違って結構体力も要るハードな遊びで、現場によっては50メートル程の断崖を下りて行かなければならないことも。
下りるということは、当然上らなくては帰れないので登るしかないのだがヘトヘトになる。そこまでして岩魚や山女を釣り上げた時の気分は格別である。
危険を伴う場所で釣りをするのだから当然怪我も付き物で、足元が滑りよろけて脇腹を強打し、肋骨にヒビが入ったことも有るし、崖から転落し腰を強打したりもした。幸い大事には至らなかったが、用心に越したことはない(笑)
渓流釣りは秋には禁漁になるので、オフシーズンは「蛸釣り」と「ヘチ釣り」にも挑戦している。蛸釣りはそれなりにやってみたが頑丈な竿さえ用意すれば誰でも釣れるし、食べても美味いから一石二鳥。だが、ヘチ釣りはそう簡単には行かない。竿はヘチ竿といって黒鯛用のものを使う。2m前後の竿で結構な値段もする。
それに烏貝や貽貝、イソメなどを付け中階層を狙い、蛸釣りと同じくチョッとずつ移動しながら釣って行くのだが、これはセンスがものを言う釣りでもある。
横浜で発祥した粋な釣法で、今年は是非マスターしたいと思っている。畏友でもある横浜在住の蜷川正大さんが、このヘチ釣のプロらしく御教授願う予定だ。
子供の時に、小遣いで買った安物の釣竿を持って近所の川や池に釣りに行ったのを思い出す。全く釣れなかったが、それでも楽しかった。何時しか釣りから遠ざかってしまったが、今になって、あの頃を思い出し釣りを楽しんでいる。
最近は、何処の川でも子供達の姿を見かけることが少なくなった。しかし、釣りを通して学べること、そしてそこから得られる感動は無限にあると実感している。
釣りというのは奥深い遊びだ。今迄の自分と違った自分に出会えるかも知れない。たかが釣りされど釣りなのである。「人生を愉しみたければ釣りを覚えなさい」
右翼浪人として晴耕雨読というか殆ど外出もせず家に篭っている為に、山奥での渓流釣りは気分転換には持って来いだ。福島県内は4月に渓流解禁になる。GWの昨日も友人と阿武隈川上流で竿を出してから、南会津方面の渓に向かった。
南会津で、中々良さそうな支流を見付け崖を下り、いざ竿を出そうと準備をしていたら、何やら石ころが川に「ボトーン」。ふと見上げると向い側の崖に体長1メートル程の熊が下り様としているではないか、驚いて思わず「熊だ!」(笑)
こっちも驚いたが、熊もさぞかし驚いたことだろう。渓流釣りを覚えて初めて熊に遭遇し、その後は後ろばかり気になって、釣りを楽しむ余裕はなかった。
渓流釣りは、熊にも遭遇するが、もう少し暖かくなるとマムシやらアブに襲われたりもする。高が釣りだが、海釣りとは違って結構体力も要るハードな遊びで、現場によっては50メートル程の断崖を下りて行かなければならないことも。
下りるということは、当然上らなくては帰れないので登るしかないのだがヘトヘトになる。そこまでして岩魚や山女を釣り上げた時の気分は格別である。
危険を伴う場所で釣りをするのだから当然怪我も付き物で、足元が滑りよろけて脇腹を強打し、肋骨にヒビが入ったことも有るし、崖から転落し腰を強打したりもした。幸い大事には至らなかったが、用心に越したことはない(笑)
渓流釣りは秋には禁漁になるので、オフシーズンは「蛸釣り」と「ヘチ釣り」にも挑戦している。蛸釣りはそれなりにやってみたが頑丈な竿さえ用意すれば誰でも釣れるし、食べても美味いから一石二鳥。だが、ヘチ釣りはそう簡単には行かない。竿はヘチ竿といって黒鯛用のものを使う。2m前後の竿で結構な値段もする。
それに烏貝や貽貝、イソメなどを付け中階層を狙い、蛸釣りと同じくチョッとずつ移動しながら釣って行くのだが、これはセンスがものを言う釣りでもある。
横浜で発祥した粋な釣法で、今年は是非マスターしたいと思っている。畏友でもある横浜在住の蜷川正大さんが、このヘチ釣のプロらしく御教授願う予定だ。
子供の時に、小遣いで買った安物の釣竿を持って近所の川や池に釣りに行ったのを思い出す。全く釣れなかったが、それでも楽しかった。何時しか釣りから遠ざかってしまったが、今になって、あの頃を思い出し釣りを楽しんでいる。
最近は、何処の川でも子供達の姿を見かけることが少なくなった。しかし、釣りを通して学べること、そしてそこから得られる感動は無限にあると実感している。
釣りというのは奥深い遊びだ。今迄の自分と違った自分に出会えるかも知れない。たかが釣りされど釣りなのである。「人生を愉しみたければ釣りを覚えなさい」
cordial8317 at 08:59