2012年12月

2012年12月27日

第二次安倍内閣発足。県内から二人が初入閣するも

 第二次安倍内閣が発足した。福島県内からは安倍の盟友でもある根本匠と森雅子の二人が初入閣し、更なる復旧復興への期待が高まった。県民として期待は大きい。

 安倍首相の会見では「隗(かい)より始めよ」という言葉が使われていた。最近では、小沢一郎や野田佳彦前首相も好んで使っていたので国民にも馴染みになって来たと思われるが、小沢や野田らはこの意味を穿違えていた気がしてならない。

「隗より始めよ」とは、遠大な事をするには手近なことから始めよという意味で、転じて、事を始めるには、先ず自分自身が着手することが大事という教え。「戦国策燕策」郭隗の故事からの引用だが、そんな言葉より実行することが大事である。

 言い出した者が先ず率先垂範し、滅私奉公しなさいということなのだが、今どきそんな奇特な政治家など見たこともないし、「滅私奉公」など今や死語だ。そういう意味でも安倍首相自らが範を示し、国家国民を導いて頂きたいものだ。

 安倍内閣では参院選勝利まで保守色は控える意向だというが安倍らしい。保守色どころか、昨夜の菅義偉官房長官の記者会見では、侵略と植民地支配を謝罪した「村山談話」を第二次安倍内閣として踏襲する考えを示したのには耳を疑った。

 菅官房長官は、「これまで日本政府は先の大戦を踏まえ、すべての犠牲者に慎んで哀悼の意を表して来たしこの内閣もその認識だ」と述べた。これでは何の為に仰々しく「危機突破内閣」とのフレーズを使ったのが、疑問が湧き出る。

 安倍信者は参院選勝利までは別に関係ないというが、こうした自虐史観の踏襲を看過するのは情けない。そんな誤魔化しで参院選に勝てると思ってるとしたら国民もなめられたものだが、安倍支持者というはそんなものなのかもな。

 安倍がやるべきことは「村山談話」や「河野談話」の見直しは勿論、これら談話の元凶である田中角栄の「日中共同宣言」での謝罪や妄言を撤回することだ。

 昭和47年(1972年)9月29日、田中角栄首相は北京で中華人民共和国との国交を結ぶ為に、「中国共産党政府を中国唯一の合法政府である」と承認して、国際条約である「日華国交条約」を一方的に破棄し、「日中共同声明」に調印する。

 調印の際に田中は、「先の大戦で中国国民に重大な損害を与えたことに責任を痛感し、深く反省する」と詭弁を弄した。田中のこの誤った歴史認識が悪しき前例となって、現在の政権でも受け継がれ子供達への歴史教育の弊害になっている。

 菅官房長官の発言は到底看過出来るものではなく、「戦後レジームからの脱却」を図る上でも重要なことである。安倍支持層はこの発言を容認するのか。

 愚生も真正保守としての安倍に期待して自民党へ一票を投じたが、この発言が容認されるのであれば断固として安倍政権と対峙しなければならいだろう。

 保守色を隠してまで参院選に勝ちたいのか。逆だろうよ。前回も就任早々中共に出向き、結局はそれが原因で対中外交を誤ったが、今、同じ轍を踏もうとしているのではないのか。官房長官の発言は安倍の発言でもあり、その発言は重い

 こんな御粗末な歴史認識では「教育改革」など到底無理、所詮は出任せだった。教育制度の改革も重要だが、如何に将来を担う子供達に誇りの持てる教育を施すかが大事であり、それは安倍自身も選挙期間中頻りに言っていたことではないのか。自民党新綱領にも「志の高い日本人を創る」と記されているではないか。

 左翼勢力や無自覚左翼が自虐史観丸出しで大東亜戦争を「太平洋戦争」と謳い、「先の大戦は侵略戦争でありアジアの人々に多大の迷惑を掛けた」と罵るのならいざ知らず、「新しく生まれ変わった自民党」と大見得を切った安倍内閣が発足して、その直ぐに「村山談話」の踏襲とは、ガッカリもいいとこだ。

 何が「侵略戦争」か。何が「日韓併合」の謝罪か。安倍政権下での「村山談話」の踏襲は言語道断であり、安倍第二次政権誕生で自民党は生まれ変わったどころか全く同じではないか。歴史は国の一大事である。君、国売り給うこと勿れ!

※コメントは返信するのも煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメント及びメッセージ、御意見御感想、近況報告などは mr.cordial@live.jp へ。

《会費&御支援の御願い》みずほ銀行 郡山支店 普1464729 ニッポンロンダンクラブ。年会費一般30000円。法人120000円。協賛会員は300000円~。

cordial8317 at 09:19|PermalinkComments(0)

2012年12月26日

安倍首相も安倍マニアの皆さんも「宥和」がお好きな様で(笑)

 今日、安倍晋三が第九十六代内閣総理大臣に就任する。「保守政治家」を前面に掲げ、難病を克服した安倍は不得手だった演説も実に歯切れよく、自信に満ちて「日本を取り戻す」と民主党の経済政策や外交失敗を糾弾し、尖閣や竹島の領土主権の確保も強硬に主張し、保守層は熱烈に支援した。斯くいう愚生も一票を投じた(笑)

 安倍も「憲法改正」「靖國神社」「戦後レジームからの脱却」などの保守的アピールに余念がないが、ネットでは支持した有権者も安倍への期待や礼賛ばかりが先行していることに、違和感や危機感を抱いているのは愚生だけではあるまい。

 安倍は来夏の参院選勝利まではタカ派路線は控えるという。これでは羊頭狗肉のインチキマニュフェストで有権者を騙し、政権に就いたら前言を撤回し好き勝手にやった民主党と本質的に変わらないではないか。所詮は国の大事より選挙であって、自民党も選挙に勝てさえすれば嘘も方便で許されると思ったら大きな勘違い。

 安倍は前回、衆参過半数という最良の条件で小泉政権を引き継いだのだが、就任直後の北京詣でに始まり、河野談話の継承、靖國不参拝などで安倍への期待は脆くも崩れ、その結果、続く参院選大敗を期し、再起を誓うも間もなく体調不良で退陣となった。最初の北京訪問が抑々間違いだったという反省はあるのか否や。

 この失敗を教訓に今回は捲土重来を期す覚悟と好意的に見ているが、前回同様に意味不明な宥和政策を打ち出してるの合点はいかない。「竹島の日」政府主催を見送り、朴新大統領に秋波を送ったり、尖閣列島への公務員常駐の見送りにしろ、誤ったメッセージを中韓へ送ることになり、却って外交を難しいものにするだろう。

 倣岸無礼な韓国には、西郷隆盛の「征韓論」に倣って正式な責任ある問罪使を派遣して、正理公道を以って猛省を促すべきだろうが、日韓議員連盟会長の額賀福志郎なんぞを韓国への特使として派遣したところで日韓関係の溝など埋まるまいに。

 案の定、額賀特使覇権は韓国側からけんもほろろに拒否された。安倍が首相就任後にまた同じ様な外交を続けるのなら韓国が益々付け上がる要因を作るだけだ。

 五百年も前の豊臣秀吉の朝鮮征伐をも責める韓国政府や人品に悖る韓国人に、人としての高貴で雅量在る偉大な言葉など期待する方が抑々の間違いである。

 安倍に求められるのは「征韓論」を唱えた西郷隆盛や「脱亜論」を唱えた福澤諭吉らの様な覚悟と信念であり、何より胆力だろう。中韓には日本的美徳は通じることはなく、性善説による外交は敵を利するだけということを知るべきだ。

 安倍はまた参院選まで靖國神社への参拝は控えるという。こうしたことも宥和路線であり、弱腰外交の極みである。杞憂なら別に好いが、前回と同じ過ちを繰り返す気がしてならない。「参院選後にやればいい」というのも詭弁だろう。「先んずれば人を制す」の通り、何事も始めが肝心なのだ。後からなんぞ何も出来はしまい。

 困ったことに、安倍を批判するものは何故か工作員だと断じられる。安倍支持者もこれまた「参院選も勝って盤石な安倍政権を築いてからで好い」などと、実に宥和なお考えの様で、これには愚生ならずとも思わず嗤ってしまうだろう。

 安倍への批判は保守層を分断する「反日サヨクリベラル」「中韓米などの工作員」なのだそうだ。間違ったものに諫言し、嘘を嘘だと断じることのどこが工作員なのだろう。こうした雰囲気を奇異に感じる安倍支持者は少なくない。

「大衆の多くは無知で愚かである」「熱狂する大衆のみが操縦可能である」とはヒトラーだが、民主党の政権交代に狂奔した有権者も、盲目的に安倍を支持する自称保守派にこそそっくり当て嵌まる。こういうインチキ保守や自称愛国者といった支持層こそ熱し易く醒め易く、安倍政権を逆に貶める危険を孕んでいる。

 吉田松陰は「常に勅諫なくば」と訓える。日頃、主君の誤りを諌められずしていざ戦場での活躍など出来はしまいということだ。自民党は保守というより新自由主義者や無自覚左翼が蠢いている。安倍の足を引っ張り続けるのは、野党やマスコミというより自民党内に蠢いている無自覚左翼の獅子身中の虫に違いない。

 自民党が更に支持を得ようと思うなら、高市早苗や稲田朋美、山谷えりこといった保守の女性陣を据えることだと考えていたが、そうした中で、前回安倍政権下で唯一閣僚として靖國神社に詣でた高市早苗が政調会長に就任したことは心強い。

cordial8317 at 08:15|PermalinkComments(0)

2012年12月24日

原子力規制委員会の「40万年基準」ってなんなんだ

 総選挙で原発再稼働容認の自民党が議席を伸ばし、反原発派は一時の勢いは治まった様だが、マスコミは相変わらず反原発の立場から、福島県から非難した自称「被災者」などにスポットを当て、お涙頂戴の番組を構成している。

 原発周辺の被災者や逸早く県から逃亡した自称「被災者」らは、国や東電、自治体から保護されているが、そうした支援されていることには一切口を噤み、福島や故郷への帰還や望郷の念と語ったところで白々しいとしか感じない。

 県内に留まり「福島県民は普通の生活をしている」とか「福島の子供たちは前向きに進んでいる」と言えば「そうやって子供を被曝させてる」とか「避難したい人の邪魔をしている」と蔑視される。挙句に「偽県民」だの「本当は福島を愛していない」などと断定されるのは、福島県民としても情けないやら厭きれるやら。

「原子力規制委員会」は、これまで12~13万年前とされてきた活断層の定義を一変させ、耐震設計審査指針を「40万年基準」とすると提案した。 地震国日本で「40万年基準」となれば何処の原発を調査しても「活断層の可能性は否定出来ない」という結論に達するのは間違いなく「原発停止ありき」で動いているということだろう。

 抑々、福島原発の事故の原因は、活断層による地震が原因で被害に及んだ「天災」ではない。大津波により発電所内の電源が失われ、原子炉冷却に関わるバルプが操作不能になったのが要因であり、更には、外国人からの献金で四面楚歌だった菅直人が現場視察を強行した為に「ベント」が遅れた「人災」である。

 活断層を探して原発を無くすことが解決策ではなく「人災」を猛省し、原発を安全に停止させる技術を高め、冷却装置の機能を失わない対策こそが必要だろう。

 マスコミは「活断層の危険」ばかりを取り上げて原発の更なる不安を煽り続けているが、既に福島原発事故の教訓から全国の各原発では「防波堤の建設」「浸水防止ドアの設置」「高台への非常用電源の確保」などの対策が進められている。

 マグネチュード9という巨大地震の震源地に最も近かった「女川原発」は地震直後、原子炉は安全に停止し、被災者の避難所にまでなっている。世界は今この「女川原発」に注目し対策を講じているのに、40万年前の活断層を見付けたところで何の意味が在るというのだろう。原発こそが日本と日本人を救うのだ。

「冷源」と「電源」が確り保たれてさえいれば「冷温停止」に持ち込むことが可能で、活断層がどんなものであれ原子炉を安全に停止させることが出来る。

「女川原発」の技術に注目すれば、さらに地震に強い原発を造ることは可能だろうに、何故、原発停止ありきなのか。抑々「便利」という価値観に溺れた日本人が原発無しで化石燃料や不安定な新エネルギーで満足するとは到底思えない。

 何度も言うが、日の出と共に活動し、日没と共に床に就いていたという昔の人の様な生活をしろとは言わないが、せめて愚生の様にテレビも殆ど見ずに早寝早起きを心掛ければ、原発なんぞ必要ないし、何よりテレビを見ることでの白痴化を防げるし、少子化の問題もクリア出来る。皆さん、実践しては如何ですか。呵呵。

cordial8317 at 08:18|PermalinkComments(1)

2012年12月20日

韓国大統領に朴槿恵が選出される

 韓国大統領に朴槿恵が選出された。男尊女卑が未だ色濃く残り、儒教の国といわれる韓国で女性が大統領に就任するのだから時代は変わったのだろうか。

 この勢いで我が国に対する妬みから来る「反日」や「ウソ」も是正して欲しいものだが、韓国に人としての高貴で雅量在る偉大な言葉など期待する方が間違いだ。

 韓国のウソの原点は李承晩の「大韓民国臨時政府」のウソに在る。国定教科書でも「対日宣戦布告」等を過度に強調する余り、ウソに​ウソを重ねるしかない。

 今更、こうしたウソを改める訳にはいかなくなってしまっているというのが真相だろうが、ウソでも正当化する朝鮮人らしい。屋上屋を架すとはこういうことだ。

 自分で考えるという能力に乏しい韓国人はそのウソを疑いも無く信用し、それが「愛国心」だと思ってしまっているのがイタイというか憐れ過ぎて嗤ってしまう。

 日清戦争も李氏朝鮮に朝鮮半島の独立を促した戦争だった訳だが、その後に勃発した日露戦争も朝鮮半島に視野を向けるロシアから朝鮮を救う戦いだった。日露戦争後の韓国独立は到底無理で、日韓関係の悲劇の現実が「日韓併合」なのである。

 大東亜戦争​にしても、本来は「日本人として共にアジア解放の聖戦に立ち上がった」というのが真実だ。そうした事実を無視した上で、李承晩が、「臨時政府として対日宣戦に​参加した」などというウソを教えるからややこしくなるのだ。

 韓国の憲法前文には「大韓民国は3.1運動により建てられた大韓民​国臨時政府の法統を受け継ぐ」と規定しているが、この「大韓民国臨時政​府」は国際的にも認められておらず、サンフランシスコ講和条約への​署名も認められてはいない。

 こうした国際的な常識や法令を無視し、「日本から独立を我々の手で勝ち取った」と​いうインチキ神話おいうか歴史を捏造してしまったところに韓国の悲劇が在る。

 韓国の歴代大統領の末路は実に不幸なものばかり。絶対的権力が集中する大統領制というより、その民族性からか異常な金銭欲と権力欲が不正に奔らせる。

 米国の傀儡として初代大統領に就任した李承晩は、絶大な権力を握りながらも、独裁色が度を越して反感を買い、大統領選の不正で学生らのデモで退陣に追い込まれ、ハワイに亡命した後に病死した。韓国の国是である「反日」は李承晩が謀った。

 その後に就任した朴正煕大統領は北朝鮮の「暗殺計画」に因って夫人を失い、その後自らも暗殺された。朴正煕はどちらかというと親日派だったが、その娘の朴槿恵には新たな日韓関係を築いて欲しいものだが、まぁ無理だろうな(苦笑)

 全斗換大統領は事後法の反乱首謀容疑で「死刑判決」を受け、その後就任した盧泰愚大統領も収賄容疑で有罪判決を受けた。この二人の大統領の逮捕、有罪判決を容認した金永三大統領もその後不正融資事件で近親者などが逮捕され退陣した。

 波乱の人生を送りながら大統領にまで昇りつめた、韓国初のノーベル賞を受けた金大中も不正資金事件で息子が逮捕され退陣。盧武鉉大統領も身内が不正で逮捕されると自殺した。 歴代大統領の中でも、この盧武鉉の「反日」は酷いものだった。

「親日分子取締法」はその最たるものだろう。第16代韓国大統領に就いた盧武鉉は歴史の見直しに強い意欲を示し、「日韓併合」や日本統治時代の真相究明や責任の追及、補償を行う為に、「過去史整理基本法」という事後法を成立させた。

 更に、日本統治時代の親日派の子孫を排斥する為に、「親日分子取締法」を施行し、「親日派」の財産と土地を没収した。韓国国民は、こうした国際的に認められない幼稚な事後法を「愛国的」なものだと信じているのだから始末が悪い。

 豪そうに日本に憎悪を剥き出しにしていた盧武鉉だったが、身内の不正が己に及ぶと自殺した。「親日派」の糾弾より、こうした悪漢こそ糾弾されるべきだろう。

 韓国というのは大統領に権限が集中し過ぎることの反作用というより、道徳的価値観の無い朝鮮人の民族性の問題で、李明博前大統領も兄弟と親戚が不祥事で逮捕され、新大統領が決まり、今後は李明博本人が逮捕されるかどうか注目される。

 新大統領に就任すると口々に「未来志向の日韓関係」を表明するも、何か問題が起これば政権維持から「反日」を持ち出し、「日本の歴史認識」や「靖國問題」「慰安婦問題」などを喚き散らす。「反日」のポーズさえしていれば失政が赦されるのだから、韓国というのはホント単純な国だ。どんだけ民衆のレベルが低いのか。

 親日分子の子孫でもある朴槿恵新大統領が、心から「未来志向の日韓関係」というものを望むのならば、先ずは盧武鉉が断行した「親日分子取締法(反日法)」なる世界に恥ずべき事後法のマヌケな悪法を廃止すべきだろう。父親の日本名は高木正雄、その父は反日逞しい現在の韓国の姿をどう感じていることだろう。

cordial8317 at 06:03|PermalinkComments(0)

2012年12月17日

自民党の勝利ではなく「国民良識の勝利」

 総選挙前、マスコミ各社は第三極勢力を持ち上げて、世論調査での「自民党圧勝」の結果を連日報じ「判官贔屓効果」を狙ったが、そうした恣意的且つ作為的なマスコミの世論誘導も空しく、大方の予想通り自民党が圧勝した。

 ひと昔前なら「圧勝するんだから違う候補者に」となったのだが、最近は「勝ち馬」に乗る「勝ち馬効果」が当たり前。投票率の低下も「どうせ自民党が勝つし、かといって民主党や第三極ではなぁ・・・」という有権者が多かったということ。

 そろそろ選挙は教育・勤労・納税と同じく「義務化」して、候補者欄に「該当者なし」の項目を設けるなど有権者の声が反映出来る制度にするべきだろうと思う。

 自民党圧勝の功労者は「近いうち解散」の言葉を引き出した谷垣前総裁なのか、それとも新自民党のリーダー・安倍総裁か。まぁ最大の功労者こそ、負けると分かってながら解散を断行した野田総理だろうな(笑)

 改選前230議席あった民主党は57議席に大幅に激減し、日本維新の会が54議席と躍進、みんなの党と公明党も解散前から10議席増やしたことを見ても、「自民党圧勝」というより「民主党惨敗」にこそ力点を置く見方で論じるべきだろう。

 この現実を突き付けられても、「信じられない」と嘆いているのは、「脱原発」や「卒原発」を訴え、それらを支援した連中だけだ。それらの中には5議席中4議席を獲得した自民党に投じた福島県民をアホ呼ばわりするアホまで出る始末。

 口先では「ふくしまからはじめよう!」と叫びながらも、「福島の人達は命に怯えながら生きている」と腐してた嘉田が、「日にちが足らなかった」などと見苦しい言い訳を垂れ流していたが、自己保身や口先だけの「卒原発」の危険性と、その中に秘める売国性に気付いた国民の多くが拒絶反応を示した結果に他ならない。

 福島原発事故に託けて被災地差別を正当化し、意識的か無意識なのか、福島への流言蜚語を垂れ流しながら恬として恥じない姿勢に、福島県民は三下り半を突き付けたのを分かってるのだろうか。この現実を猛省し、結果を目を凝らして見よ。

「反原発派」から垂れ流される流言蜚語が福島への要らぬ差別や風評被害を生み、混乱に拍車を掛け混乱が余計な混乱を生む悪循環。被災地は震災復興どころか未だ復旧も儘ならないのは、悪質極まれる流言蜚語にこそ問題が在るということを「反原発派」や「卒原発派」は理解すべきだが、連中には無理な話だわな(苦笑)

 今回の総選挙の現実を冷静にみれば「自民党の勝利」ではなく「国民良識の勝利」とも言えるだろう。マスコミや原発事故を利用している連中にはそれが見えなかっただけで、これをみても如何に国民意識から乖離しているのが理解出来よう。

 マスコミはこの結果に、「自公連立で3分の2獲得」だとか「自公が政権奪還」と、恰も自公が「憲法改正」というタブーに踏み込む様な報じ方をするが、抑々公明党は「改憲」には反対の立場であり、「日本が右傾化にならない様に」と表明していることをみても、自公連立が憲法改正に賛成する訳が無いだろう。

 安倍総裁や石破茂が、「政策ごと一致する政党と連携する」と言ってる様に、「靖國」や「安全保障」などで国家観を異にする公明党との連立に固執する必要も譲歩する必要もなく、今後の協議如何では連立は解消されるべきだろう。

 幸いに国家観の確りしている議員も多く当選したのは心強い。今後は同じ志を共有する政党、政治家と連携し「道義国家・日本」を創造して頂きたいものだ。

cordial8317 at 07:47|PermalinkComments(2)

2012年12月12日

総選挙でまたもや福島県への「流言蜚語」が飛び交っている

「流言飛語」とは本来は「流言蜚語」と書く。「世の中で言い触らされる確証のない噂話。根拠のない煽動的な宣伝。デマ」という意味だが、「蜚」とは悪臭を放つ小さな虫の意味で忌み嫌われる語彙だ。因みにゴキブリは「蜚蠊」と書く。

 相変わらず、「反」「脱」「卒」原発派や、原発事故後に早々と故郷の福島を捨てて逃げた県民から故郷を貶める流言蜚語が飛び交っているのは困ったものだ。

 何の躊躇もなく、福島の地に住む我々が、「県民は普通に問題なく生活してる」と言えば、「それこそデマだ」とか「原子力ムラの連中に騙されてる」だの言われ、生態系協会だか何だかのキチガイには「福島の人とは結婚するな」だとか「福島の人は子供を産むな」とまで差別され、福島の存在自体が忌み嫌われる始末。

 こうした愚論に反論すれば、「原発を推進する財界の手先」だの「ニセ福島県民」だの「ホンモノの愛国者じゃない」とかバカにされ、「それでも、福島の子供達は逞しく、明るく生きている」と言えば、「そうやって子供を被曝させ、取り返しの付かない事態を招いている」だとか「無責任だ」「親のエゴ」だと非難される。

 我ら福島県民は、福島という素晴らしい故郷で生まれ、そして生きて来て、福島の地で死を迎えたいたいだけなのだが、「反原発派」に言わせれば「福島から一刻も早く避難したいと思っている多くの人の邪魔をしているだけだ」と罵られる。

 福島の農家は「汚染物を作り、ばら撒き続けている」と言い放つ山本太郎を筆頭に、口先では「ふくしまからはじめよう!」と宣いながらも「福島の人達は命に怯えながら生きている」と言って憚らない嘉田なんてのは、福島原発事故に託けて被災地差別を正当化しているだけで、これを流言蜚語と言わずして何というか。

 未だに「流言蜚語」が飛び交い、混乱が余計な混乱を生む悪循環に陥っている。今や被災地は震災復興どころか、復旧さえも儘ならないのは中間処理施設設置の遅れも然ることながら、こうした悪質極まれる流言蜚語にこそ問題が在る。

 まぁ、愚生のブログを閲覧している皆さんは、「流言は知者に止まる」という言葉を知ってるでしょうからその辺は大丈夫だとは思いますがね(笑)

cordial8317 at 13:32|PermalinkComments(1)

2012年12月10日

福島第一原発事故に関し業務上過失致死傷容疑で菅直人を検挙せよ!

 福島第一原発事故で検察が動き出した。関係者50人程から事情聴取したらしいが、原発事故が「人災」だったというのは事故調査委員会で明らか​になっている。

 当時の最高責任者だった菅直人こそ、福島県民への要らぬ被曝者と放射線ヒステ​リーを齎し、福島県への風評被害と福島県民への差別を生んだ主犯であり、検察は菅を「業務上過失致死容疑」で即刻逮捕し刑務所で晩年を過ごさせるべきだ。

 ベントの遅れは菅が強行した現場視察が原因であり、SPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)の数値の隠蔽は、菅政権が実行した「原発周辺20キロ圏内」という根拠のない​避難指示への屋上屋を架す失政そのものだった。

 第一原発北側に在る浪江町や飯館村、葛尾村の放射線量が多いのを知っていな​がら、既に発表してしまった「20キロ圏内避難指示」を撤回する​ことを躊躇し、SPEEDIの情報を革新的に隠蔽したのだ。菅直人こそが人災の張本人である。

 逮捕されて然るべきなのだが、本人は猛省するどころか懲りもせず「脱原発」「反原発」を訴え出馬する始末で、福島第一原発事故が菅によるマッチポンプと断じられても仕方あるまい。原発事故を混乱に貶めた菅に「脱原発」を語る資格はないが、反原発派や卒原発派から見れば菅こそが最大の功労者なのだろうよ。

 あろうことか「日本は2発の原爆によって軍国主義から抜け出した」と広島・長崎への原爆投下を称賛した「卒原発」のオバちゃんの賤しさや強欲さが窺える。

 若し、自民党の議員が広島・長崎の原爆投下をこんな風に語ったらどう感じるか。「反日」「自虐史観」では、左翼の連中は共闘するという証左だろうよ。

 2発の原爆で日本の軍国主義から解放されたのなら、来年からの「原水爆禁止世界大会」は、今迄の反米一色から、原爆投下してくれた米軍に感謝する意味を込めて「日本軍国主義解放記念日」として盛大な大会にしたら如何だろう(笑)

 抑々「原水爆禁止世界大会」なるものの活動は、「世界から核兵器を無くそう」という純然たる市民の署名運動から始まったものだ。この署名運動の輪が急速に全国に広がって行くのに目をつけた日本社会党と共産党がイデオロギーに汚染させ、終には主同権争いを演じて分裂させる。社民党系の「原水禁」と共産党系の「原水協」だ。

「平和」とは名ばかりで、原爆を投下したのが米国だから執拗にこの古傷を暴いて日米離間を謀り、党勢拡大と革命謀略に狂奔しているだけだ。これだけでも連中に「平和」など口にする資格はない。「脱原発」も「卒原発」も同じ穴の狢である。

 長崎に原爆が投下された日、ソ連は「日ソ中立条約」を一方的に破棄し、北方領土を強奪するばかりか、筆舌に尽くし難い蛮行を働いた。この行為も「卒原発」のオバちゃんは、日本の軍国主義が悪かったと言い放つのは目に見えている。

cordial8317 at 08:19|PermalinkComments(0)

2012年12月08日

對馬則政と共に歩んだ三十年の右翼人生

 愚生が防共挺身隊を退いた年の平成21年の12月8日、国士舘大学の先輩でもあり、道の兄でもあり、盟友でもあり、三代目総隊長だった對馬則政が急逝したことで行動右翼のパイオニアとして一世を風靡した防共挺身隊も事実上消滅した。

 国士舘大学時代に防挺に入隊し、爾来、微力ではあるが愛国運動に邁進して来た。言ってみれば愚生の右翼人生は對馬と歩んだ30年と言っても過言ではない。

 愚生が防挺を辞する数年前に對馬に肝臓癌が見つかった。對馬が三代目総隊長になった頃に「二代目(早坂光夫)が総隊長を8年やったから、それより1年多くやったらお前に譲るよ」と約束した。平成19年には愚生が総隊長に就く予定だった。

 肝臓癌発覚後、何を思ったのか對馬は「任侠の世界で生きる決心をした」と愚生に溢した。山口組4次団体の若頭であった兄貴分の進言もあり、すんなりと総隊長の座を愚生に禅譲することもなく、そのままズルズルと年月だけが過ぎて行った。

 對馬のヤクザ入りを察し、羽が抜け落ちる様に隊員が去り、防挺の終焉も近いと感じつつも、平成21年春、愚生が四代目として総隊長に就任することとなった。

 弘道会相談役の舎弟となった對馬と袂を分かち、残った数名の隊員と共に組織の捲土重来を期そうと思っていた。だが、結局は弘道会傘下の右翼団体として存続するしかなく、熟慮した結果、引退を決意し、一素浪人として生きる決心をした。

 約30年であったが、右翼人生の中で活動家として後ろ指を指される様なことは全くないが、引退後は田舎で蟄居し、軽挙妄動を戒め、時局を学び、自分なりに慎ましく生活して来たし、右翼人としての矜持を忘れることなく生きて来たつもりだ。

 愚生引退後、防挺の活動も耳にすることなく、活動も儘ならない現状を残念に思い責任を感じたが。やはり、防挺はカリスマだった初代総隊長・福田進の組織であり、ズルズルと意味の無い活動をするくらいなら解散した方が無難だとも思う。

 防挺に限ったことではなく、現況の右翼陣営を見れば活動資金不足と右翼幹部の指導力不足は目に余るものがあり、実にもどかしく隔靴掻痒の感は否めない。

 右翼現役でもないし批判や風評など気にする必要もないが、右翼陣営への誹謗中傷や妄言には、元防挺最高幹部としてのプライドからか怒りが込み上げるのも事実。

 YouTubeなどで悪意的に編集された画像を鵜呑みにし、「街宣右翼をは朝鮮右翼」などとの批判を目にする毎に意見や苦言を呈しているが、批判しているのは左翼陣営ではなく、所謂・ネット右翼とか自称・愛国者らが殆ど。既成右翼の何たるかも知らず、「我こそは本物の愛国者だ」と勘違いしているのはホント困ったものだ。

 確かに愚生も既成右翼を全面的に擁護する気もないが、街宣右翼やネット右翼、営業保守の叫ぶ「愛国」が、ややもすれば安っぽいものとなり、折角の崇高な思いが贔屓の引き倒しになってしまっているということも少しは自覚すべきだろう。

 右翼団体の諸先輩や諸先生方を見れば、青雲の志は疾うの昔に忘れ去り、居の安きに甘んじ、固定資産税の支払いに汲汲している。座右の銘である「一日一生」とは名ばかりで、生命(終身)保険や積立保険に入ってる現実は嗤うしかない。

 右翼時代に儲けた私財を投げ出し、後進の育成を急がねばならないという奇特な人はいないし、右翼陣営の先細りという危機感を共有している右翼の先生方もいない。安穏とした生活の下でカリスマ的指導者など現れることはないだろう。

 初代・福田進総隊長の父で防共新聞社々主の素顕翁は、「愛国者は国民の模範的人物にして、指導者たれ」との言葉を残してこの世を去ったが、民族派、右翼を自称する者の中で、果たして何人が「国民の模範」と胸を張ることが出来ようか。

「他を批判する者、先ず自らに峻烈でなくてはならない」とは野村秋介。我が胸に手を当て自省してみれば忸怩たる思いに駆られるが、国民の模範的人物には成れないまでも、塵中に生きれどもキラリと光彩を放てる右翼人で在りたいものだ。

 對馬則政の命日でもある12月8日といえば、大東亜戦争開戦記念日であり、真珠湾攻撃の日でもある。様々な思いが胸に去来する。南無大師遍照金剛。合掌

 ※コメントは返信するのも煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメント及びメッセージ、御意見御感想、近況報告などは mr.cordial@live.jp へ。

《会費&御支援の御願い》みずほ銀行 郡山支店 普1464729 ニッポンロンダンクラブ。年会費一般30000円。法人120000円。協賛会員300000円~。

cordial8317 at 05:00|PermalinkComments(1)

2012年12月05日

実家の「相模屋食堂」にカツ丼を食べに立ち寄ってみたら・・・

 衆議院選挙公示日の昨日、県内では安倍総裁始め、野田総理と福島瑞穂、嘉田由紀子の四名が「第一声」を上げた。当初、県内遊説は安倍総裁だけだった様だが、流石に「脱原発」を訴えながら福島県を避ける訳にも行かなかったのだろうよ。

 今回の総選挙の結果如何では政界の構図も大きく変わるだろう。政治で大事なことは「国防」と「教育」であり、その認識を共有する政治家の結集が望まれる。

 国防とは単に領土主権の保全ではなく、三島由紀夫が訓えた通り、「それを亡くしてしまえば日本ではなくなってしまうもの」を死守することであり、歴史・伝統・文化を守り、天皇を戴く日本という国柄を護り抜くことに在る。

「国防」も「防災」も「領土保全」も同一線上に在るという観点に立てば、これらの妨げになっている現憲法を大いに論じ、国益を害する陋習の一掃を図り、我が国の危機管理能力の欠如と脆弱さを克服し、アジアの平和安定に寄与するべきだ。

「東日本大震災」と「福島原発事故」が主権国家として目覚める好機となり、強力な体制を築き、戦後の諸問題を解決に導く偶因となることを願って止まない。そういう意味でも、総選挙の第一声が福島県で行われるのは結構なことだ。

 午後12時~1時15分、愚生の故郷の二本松市小浜四つ角交差点で安倍総裁の応援演説が行われるというので出掛けることに。 その序に実家の「相模屋」でカツ丼食べようかと思って立ち寄ってみたら、何やらテレビ局やら警察やらで賑わってる。

 聞けば、安倍総裁が「カツ丼」を食べに来るという。愚生がいることで迷惑かけると悪いので、実兄らへの挨拶だけして早々に演説会場の四つ角に向かった。

 現場に行くと小雨がチラつく生憎の天候だったが多く住民が集まっていた。間もなく実兄の司会で立会演説会が始まった。森まさこ参議院議員の挨拶があり、その後に根本匠候補がマイクを握り、そして愈々真打ち登場と相成った。

 安倍人気は凄いな。あんな小さい町であれだけ集まりゃ大したものだ。先日の愚生の時局講演会の10倍はいたなぁ。もっとも警察だけでもオレの時より多いし(笑)

 匠ちゃんの演説が始まった頃だったか、フィンランドから来たという外国人記者が日本語通訳を交え、「安倍さんのどこを支持できますか」と質問して来た。

「政治で大事なものは国防と教育、その中でも安倍総裁は『将来を担う子供達が自分の国に誇りの持てる教育を施す』との、その一言でも支持出来ます」と答えた。

 他にも自民党の綱領を交え説明し、「尖閣」に絡んだ領有権の問題やら、「戦後レジームの総決算」での憲法の話しなどもしてやったが、記者も通訳も「何でこんな田舎で、こんなに詳しい人がいるのだろう」と思っただろうな(笑)

 最後に、「安倍首相が誕生しても同じ様に直ぐ辞める様なことにはなりませんか」という問いには、「安倍さんの体調は回復したし、日本の政治が大衆迎合主義になってしまうのはマスコミの誘導というか人気によって決まってしまう訳で、今はネットなどもあり前回の様なことにはならないでしょう」などと応えて終わった。 

 匠ちゃんの演説は殆ど聞けなかったが、安倍総裁は雨に打たれながらも気合いが入っていたなぁ。やはり、昼に食べた「カツ丼」が好かったのかも(笑)

 折角立ち寄った実家で極旨な煮込みカツ丼が食べられなかったのは残念だったが、その代わりに安倍総裁がその「勝丼」を食べた。肉類は厳禁の「潰瘍性大腸炎」は完璧に治ったってことで、めでたし、めでたし、ってことだわな。

DSCN0352


DSCN0354


cordial8317 at 06:08|PermalinkComments(1)

2012年12月01日

「福島の人達は命に怯えながら生きている」って大迷惑だよな!

 あっという間に師走かぁ。一年の速さは年齢のスピードと比例するというが妙に納得。ウォーキングの後に身を清め、神饌を替え、陛下の弥栄と心願成就を祈る。

 昨日、日本記者クラブで党首討論が行われた。相変わらず原発問題とTPP問題や金融政策といった末の問題ばかりで、国家の大本である「国防」や「教育」の政策や憲法問題が論じられないことに隔靴掻痒の感は否めなかった。

 中でも「卒原発」を訴える嘉田由紀子というオバちゃんが、「福島の人達は命に怯えながら生きている」という言葉は、マツコの「怒り新党」じゃないが、怒り心頭に発した。このオバちゃん、本気でそう思ってるのだから始末に負えない。

「福島県民とは結婚するな」と言ってた生態系なんちゃら協会の大バカ者がいたが、「命に怯えながら」なんていう発言が福島県への風評被害と福島県民への要らぬ差別が蔓延するのだ。嘉田よ、福島県民をナメんじゃね~ぞ、ゴラッ~!

 胸元には「ふくしまからはじめよう!」なんていうバッチを付けて誇らしげにしているが、ならば滋賀県知事も辞めたことだし、福島県に移住でもして福島県知事にでも立候補して「卒原発」でも、ジェンダフリーでも訴えりゃ好いよ。

 所詮は己らの政党消滅に危機感を感じたアホ議員どもが徒党を組んで、党勢拡大と日本の解体を目論んで福島の原発事故を利用し「卒原発」などと訴えてるだけだが、こういう性的変質者を担ぎ出した小沢一郎ってのは百害あって一利なし。

 自民党から離党し、旗揚げした「自由党」は自民党よりも保守的なもので、真の保守政党の出現を待ち侘びた多くの国民から共感を呼んだのも確かだが、その後、新進党に参画し、細川を神輿に担ぎ出して「小選挙区制度」やら「政党助成金」の導入をした辺りからの小沢の金銭欲と権力欲は異常となり、卑しさだけが漂った。

 小沢チルドレンを引き連れて、胡錦濤に臣下の礼を執ってからの小沢は「外国人参政権付与」などの売国法案成立に躍起になり、陛下と習近平副主席(当時)との特例会見では、宮内庁が各国に対して平等の適用を無視し、決して手を出してはいけない皇室の政治利用の領域に踏み込んだことは断じて赦されざるものだった。

 心ある国民は決して小沢の暴挙は許すまい。 国内最大の国賊と化した小沢一郎が「選挙屋」として今度は嘉田を祭り上げ総選挙での生き残りを賭けるつもりらしいが、ホント国民もナメられたものだ。党首討論と言いながら政権与党の代表である野田は最早蚊帳の外で、目も虚ろで悲壮感が漂っていたが憐れなものだった。

 党首討論で面白かったのは御老体の石原慎太郎で、維新の会の総理候補は「平沼さん」という発言には刮目したが、「自民党は公明党と連立を組むなんて言う様だからダメなんだ」という発言には余りにも図星で笑うしかなかった。

 自公連立なんてのは昔から在る訳ではなく、総選挙後は自維連立なのだろうが、民主党がボロ負けすりゃ、輿石ら左翼と袂を分かつグループも出るだろう。

 石破茂に秋波を送る前原グループとの連立なんてのもありそうだが。政治の世界というのはいつの世も一寸先は闇。それにしても与野党共に人材不足は否めない。

 自民党も過半数とは行かないまでも、大勝ちすることは今後の政局に向けて大事。安倍晋三が従軍慰安婦問題に絡み、朝日新聞に苦言を呈し、「吉田清治という詐欺師の様な・・・」とはよくぞ言ってくれたと唸ったが、マスコミへの注文序に慰安婦問題に便乗した福島瑞穂にもチクリと言って欲しかったよなぁ。

 他は泡沫政党で聞くに堪えないものばかり。安倍も至極普通だったが、周りが余りにもレベルが低いだけに、安倍が頼もしく見えたのは言わずもがなだ。

cordial8317 at 08:31|PermalinkComments(0)