奉祝・天長節 皇国臣民としての喜びこれに優るものなしロシアがウクライナを軍事侵攻する一方で我が国といえば・・・

2022年02月24日

東条英機の「第三次世界大戦は極東が戦場となる」との予言が的中する!?

 ロシアのプーチン大統領は、ウクライナ東部の親ロシア派武装勢力が支配する「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」の独立を承認する大統領令に署名し、大統領令でロシア軍の派遣も決定。公然とウクライナの主権を侵害した。

 プーチンは、ベラルーシの首都ミンスクで署名された「ミンスク合意は失効した」と述べた。因みに、旧ソ連時代に15ヶ国と「不侵略」や「中立」の名を冠した国際条約を結んでいるが、うち14ヶ国との条約を蹂躙しているそんな国家である。

 我が国は「日ソ中立条約」の蹂躙という教訓を忘れてはならない。なのに平和条約締結に前向きで、四島どころか二島先行返還が成されれば締結したいと擦寄る。全千島と南樺太の主権の放棄してまで平和条約を締結しようとは狂気の沙汰だ。

 ロシアとの平和条約は危険であり、中国共産党もまた然り。日中平和条約締結後、善隣友好交流促進に努力しているのは我が国だけ。自由と民主主義を標榜する我が国が共産党一党独裁の国家と善隣友好とは笑止千万と言わざるを得ない。

 ウクライナの混乱に便乗して、中国共産党は南シナ海で紛争を起こし、更には台湾に侵攻。そのどさくさで尖閣諸島を併呑。そして四面楚歌の北朝鮮が韓国や日本へ向けてミサイルを暴発させ、第三次世界大戦が勃発する可能性はゼロではない。

 そんな中で、我が国民はウクライナ情勢を対岸の火事の如く等閑を付す。中共の覇権主義や北朝鮮の威圧行為や韓国の横暴といった眼前の危機に対しても、自衛軍備の確立と法整備を急ぎ平和を創造すべきなのだが、何故かそれさえも拒否する。

「平和」の反対が「戦争」ではない。「平和」の反対は「混乱」である。「戦争」とは政治や外交の延長線上にあるもので、国際法上認められた国家間の問題解決の為に行われる正当な政治手段の一つでもあり、戦争批判は単なる感情論でしかない。

「戦争は外交の失敗であると定義されている」と坂本龍一がツイートし、加藤登紀子らアホ左翼どもに賛同されていたが、「戦争は外交の失敗である」とは定義されてはいない。例えるなら「戦争は外交の失敗だと言った人がいる」と言うべきだ。

 我が国は国際紛争を解決する手段としての武力の行使を否定してるだけで、近隣諸国の認識は違う。強力な軍事力を背景にした外交というのが悲しい現実であり、軍事力の乏しい外交交渉こそ失敗や譲歩を招き、戦争を引き起こす要因となる。

 平和というのは眼前に存在するものではなく創り出すものであるが、我が国の「平和」が稀有なのは、米国が護ってくれているという恥ずかしい現実である。

 我が国の平和は正しく日米安保条約や米国の核の傘下でのまやかしの平和であり、そんな薄っぺらな平和に現を抜かしているということにすら気付かない。否、気付かない様に教育されてそれを恬として恥じない民族に矯正されてしまった。

 欧米諸国は安全保障に於いて日本のことを「オストリッチ・ファッション」と嗤うという。オストリッチ(ダチョウ)というのは、自分に危機が迫ると穴に首を突っ込み、危機を見ない様にして危機から逃れたつもりになる動物でもある。

 危機回避どころか、周りの諍いに対しても見て見ぬ振りをする日本人は多くなった。「憲法改正」と言った途端に「戦争」をイメージし、論争を避けることで危機から脱したつもりでいる。だが、第三次世界大戦は現実に起こり得る眼前の危機だ。

 東条英機は死刑執行前日に教誨師の前で遺書を朗読した。その一節には「第三次世界大戦においては極東がその戦場となる」と予言していることに刮目したい。

  ・・・実は、東亜の多民族の協力を得ることができなかったことが、
 今回の敗戦の原因であると考えている。
 今後日本は米国の保護の下に生活していくのであるが、
 極東の大勢はどうであろうか。終戦後わずかに三年にして、
 アジア大陸赤化の形勢はかくのごとくである。
 今後のことを考えれば、実に憂なきを得ぬ。
 もし日本が赤化の温床ともならば、危険この上ないではないか。

  ・・・米国の指導者は、大きな失敗を犯した。
 日本という赤化の防壁を破壊し去ったことである。
 いまや満州は赤化の根拠地である。
 朝鮮を二分したことは東亜の禍根である。
 米英はこれを救済する責任を負っている。

  ・・・私は、戦争を根絶するには、欲心を取り払わねばならぬと思う。
 現に世界各国はいずれも自国の存立や、自衛権の確保を説いている。
 これはお互いに欲心を放棄していない証拠である。
 国家から欲心を除くということは、不可能のことである。
 されば世界より戦争を除くということは不可能である。
 結局、自滅に陥るのであるかもわからぬが、事実はこの通りである。
 それゆえ、第三次世界大戦は避けることができない。
 第三次世界大戦において、おもなる立場に立つものは米国およびソ連である。
 第二次の世界大戦において、日本とドイツが取り去られてしまった。
 それゆえ、米国とソ連が直接に接触することになった。
 米ソ二国の思想上の相違はやむを得ぬ。
 この見地からいうも、第三次世界大戦は避けることはできぬ。
 第三次世界大戦においては、極東がその戦場となる・・・

 現在、世界の各地で民族争いの中で国境紛争が頻繁に起きている。世界では寸土たりとも主権確立には戦いをしてまで死守しているのが世界の常識である。東条の指摘通り、国家から欲心を除くということは不可能なことなのである。

 ウクライナの情勢を見る迄もなく国際環境が激変する際に動くものが領土問題である。つまりそれは北方領土や竹島を取り戻す好機であると言えるが、逆を言えば、中国共産党に尖閣列島や対馬、或いは沖縄本土をも奪われる危機も孕んでいる。

 東条の「第三次世界大戦は避けることはできぬ。第三次世界大戦は極東が戦場となる」との予言が現実のものとなる可能性は捨て切れない。一旦緩急に備えよ!

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cordial8317 at 06:58│Comments(0)

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