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2021年09月28日

大相撲第69代横綱で歴代最多45回の幕内優勝を誇る白鵬が現役引退

 大相撲第69代横綱で歴代最多45回の幕内優勝を誇る白鵬が現役引退の意向を固めたという。愚生的には、先場所の全勝優勝した後に潔く引退会見した方が好いと思っていただけに、中途半端な引退は引き際を分からぬ白鵬らしくもある。

 平成13年春場所初土俵。16年夏場所に新入幕。平幕から三役へ。大関横綱相手でも受けて立つ相撲に双葉山を彷彿させた。新大関に昇進した18年夏場所で初優勝し、2場所連続3回目の優勝を果たした19年夏場所後に第69代横綱に昇進した。

 全盛期の白鵬は張り手やかち上げとは無縁で、立ち合いで左上手を引く右四つの型は絶対的な強さを発揮した。朝青龍や日馬富士、稀勢の里らと鎬を削り、優勝回数や通算勝利数など数々の最多記録を更新した。通算成績の1187勝は史上1位。

 野球賭博問題や八百長問題の際は一人横綱として角界を支えた。26歳の誕生日に起きた東日本大震災では東北地方へ赴いて復興活動にも積極的に参加したり、「白鵬杯」と称した世界少年相撲大会を主催し力士の育成にも取り組んでいる。

 そうした功績や実績を考えると晩年の白鵬は、相撲の美学や横綱の品格とは程遠い単に記録欲しさの醜い相撲が際立った。立ち合いからの張り差し(ビンタ)とひじ打ち(エルボー)紛いのかち上げの連続には、多くの相撲ファンを落胆させた。

 優勝40回目の優勝を果たした場所での嘉風との一番を思い出す。張り差しからまわしを取りに行くも両差しを許す。その態勢が自分に不利だからと自分から物言いをアピールするも負けは負け。その後は負け残りの土俵下で不貞腐れていたっけ。

 立ち合いが成立した後なので覆ることはなかったが、土俵下で不満げに抗議する姿は横綱として醜く映った。立行司・木村庄之助の軍配が返り「待ったなし!」、立ち合い後には「残った!」との声が相撲が成立したことを示している。

 ライバルの日馬富士の引退も、事の始まりは白鵬の貴ノ岩への説教だった。白鵬は貴ノ岩が発言したという「もうあの人らの時代ではない」という言葉の意味を本人に問い質した。その時、貴ノ岩のスマートフォンが鳴り白鵬の話を遮った。

 白鵬の説教に対し日馬富士が間に入り一旦は事を収めたが、貴ノ岩のそんな態度が目に余りを殴った。貴ノ岩は謝るどころか睨み返し、日馬富士は言っても分からないならと身体に教え込もうと思ったのだろうが暴力事件として扱われ引退処分。

 抑々、白鵬が貴ノ岩への説教こそが問題で、説教するなら貴ノ岩を別室に呼ぶなりして諫めれば好いものを、周りに人がいる中での説教となれば単なる見せしめであり、そうした軽挙妄動が日馬富士を引退させる原因となってしまった。

 優勝記録を伸ばし続ける白鵬は驕りからかやりたい放題し放題。平成最後の春場所千秋楽、優勝インタビューを受けてた白鵬は観客に向けて三本締めを求めて観客がそれに応じる。以前、万歳三唱で厳重注意処分を受けてるのを忘れてる(笑)

 万歳や手締めは場違いも甚だしいし、学習能力に欠けてるのかバカなのか。日馬富士の貴ノ岩への暴力事件も、本を正せば白鵬の貴ノ岩への説教が原因なのに、知らぬ顔の半兵衛を極め込んだことにこの男の本性を垣間見た気がした。

 日馬富士が引退しなけりゃ優勝回数は減ってただろう。不祥事を起こして引退した朝青龍にしろ、白鵬の優勝回数や勝利数にはこうした要因があったからこそで、運が好かったと言えばそれまでのことだが、記録自体は立派だがそれ程の意味は無い。

「三本締め」とは全ての人に礼を尽くすという意味で使われる。来賓も手締めを求められたら断るのもまたマナー。観客も平成最後の場所での全勝優勝を称える意味で応じたのだろうが、白鵬も三本締めの意味も分かっていないからやらかした(笑)

 大相撲は「断髪令」が出ても丁髷の伝統を貫き、戦後も表彰式で国歌「君が代」を斉唱し続けてきた保守の牙城ともいうべき存在でもあるが、最近の大相撲は横綱も軽々しくなり、単なるスポーツイベントに成り下がった感は拭えない。

 力士の「四股」は地面に潜む邪悪なものを封じ込める為の所作であり、「塩撒き」も土俵の邪気を祓い神への祈りである。「力水」や「力紙」は清めの作法。「蹲踞」から「揉み手」「柏手」「塵手水(ちりちょうず)」と一連の動作が続く。

 力士が勝ち名乗りを受ける際に「手刀」を斬る。これは左が「神産巣日神」、右が「高御産巣日神」、真ん中が「天御中主神」三神への感謝であると言われている。白鵬の懸賞金を毟り取る様な仕草は三神への感謝なんぞ微塵も感じない。

 白鵬は、勝敗で決まるスモウレスリングには強いが、日本の伝統文化としての相撲道の精神に決定的に欠けている。力士は神の遣いであり、横綱とはその中の最高峰の存在であるということを忘れてしまったのだろうか、勘違いしてしまったのか。

 照ノ富士が新横綱となり優勝を遂げたことで安堵して引退を決意した様にも思えるが、記録に拘る白鵬にそんな殊勝な気持ちは無く、膝の状態が余程酷いのだろう。

 今後は親方として、後進の指導と将来の大相撲を背負って立つ人材の発掘に心血を注いで欲しいものだが、間違っても勝敗に拘る相撲ではなく相撲道の伝統と礼儀作法を重んじて欲しいものだ。最後に「お疲れさん」との言葉を送り擱筆する。

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cordial8317 at 05:06│Comments(0)

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