樺美智子の暴殺と三島由紀夫の「反革命宣言」朝鮮戦争と日本国憲法と自衛隊

2021年06月25日

「陛下は五輪開催を懸念」と私感を垂れ流した西村泰彦宮内庁長官を更迭せよ!

 西村泰彦宮内庁長官の拝察は軽挙妄動の極みであり、天皇の政治利用に繋がる大問題であり万死に値する。今や天皇を護るべき宮内庁こそが、反天皇運動の忠実な実行者であり、正しく天皇の権威を貶める獅子身中の虫と化している。

 畏くも陛下が恰も新型コロナの蔓延で五輪開催を懸念し、五輪開催を強行する政治情勢を危惧したかの様な流布は許されざる愚行であり、即刻、更迭すべきだ。

 こうした天皇の側近である宮内庁長官の発言は「拝謁記」や「富田メモ」と同じく、左翼陣営や反天皇活動に都合よく利用されるのは過去の事例が示す通りだが、宮内庁長官という立場を利用した反天皇運動の第五列と言っても過言ではない。

 一昨年、初代宮内庁長官田島道治の「拝謁記」が公開されたのは記憶に新しい。メモには、主権を回復した昭和27年5月の主権恢復を祝う式典で、昭和天皇が、先の大戦への「後悔」と「反省」を表明する予定だったと書かれていたという。

 メモには、式典での御言葉の中に「私ハどうしても反省という字をどうしても入れねばと思う」と述べたと書かれてある。「どうしても」という言葉が繰り返されてる意味は、それだけ強く過ちを反省していたということなのだろうか。

 この陛下の御意向に対し、吉田茂首相は「戦争を御始めになった責任があるといはれる危険がある」と反対したという。「後悔」と「反省」に意味は無く、正に主権回復とは程遠い、米国に因る戦後民主主義教育の継承そのものではないか。

 吉田茂の反対の理由も尤もらしいが、式典で「反省」を盛り込まなかったのに、その後も「天皇の戦争責任・退位論」は治まらなかったのはどういうことか。

「天皇の戦争責任・退位論」は「天皇制廃止運動」として、1932年にソ連共産党から日本共産党へ指令された「コミュンテルンテーゼ(命令書)」の忠実な実行であり、式典で「反省」を口にしようがしまいが左翼陣営の既定路線だった。

「大東亜戦争終結ニ関スル詔勅」に於いて「五内為ニ裂ク」と仰せられた通り、道義的に最も責任を痛感されたのは昭和天皇であり、自ら身を苛まれたのである。拝謁記と終戦の詔勅では、陛下の御覚悟と御意思が余りにも違い過ぎる。

「富田メモ」とは、平成18(2006)年7月20日付の日本経済新聞朝刊に、宮内庁長官・富田朝彦が書いたとされるメモで、「昭和天皇がA級戦犯の靖國神社への合祀に強い不快感を示した」とされる内容が列記されているというもの。

 このメモが発表される5年前の平成13(2001)年8月15日、朝日新聞朝刊で「A級戦犯合祀を契機に昭和天皇の参拝が途絶えた」とする記事が書かれてから「A級戦犯分祀論」なるものが騒がれ出すのだが、何故か「富田メモ」もその流れと同じ。

 所謂「A級戦犯」合祀は昭和53(1978)年10月17日に行われた。翌年4月19日に朝日新聞がこれを報じた。「A級戦犯分祀論」は慰安婦問題と同じく朝日新聞の策謀であり、「A級戦犯分祀論」も「富田メモ」も陛下の御親拝阻止が狙いである。

 我が国に戦犯(戦争犯罪人)はいない。連合国側が定めたA(class-A war criminal)、B、C級の区分に関係なく、刑死・獄中死された方は「法務死」と称されている。靖國神社では「昭和殉難者」として分け隔てなく平等に御祀りしている。

 第十六国会の議決により「戦傷病者戦没者遺族援護法」及び「恩給法」が改正され、これを以て法的に復権されているのだから、「戦犯」と蔑視して靖國神社側の殉難者合祀を論う前に、第十六国会の法改正の是非を論ずるべきではないのか。

 国会議員が「A級戦犯」と言い続けていること自体が国会軽視であるが、日本人の未熟さを現している象徴でもある。まさか、韓国の様に「親日分子取締法」などの法の不遡及の原則に反する事後法を制定して昭和殉難者を断罪するおつもりか。

 平成28年、天皇の位を皇太子殿下に譲位する意向を御示し遊ばれたとの報道は世界にも報じられた。この報道を受け、宮内庁の風岡典之長官は「そういう事実はない」と事実を否定するも、その後は積極的に退位に与したのはどういうことか。

 陛下の御発露を受けて執るべきは、皇太子殿下が陛下の御公務や国事行為を輔佐出来る環境を整える為に、現憲法第一章の天皇条項の見直しをするべきものを「生前退位」という共産党用語で国民世論を誘導し退位法案を強行した。

「生前退位」は天皇廃止へ導く為の皇室典範の改悪がその目的であることを見抜けず、保守を自任する安倍内閣で実行されるというマヌケさ。宮内庁は陛下の御高齢を理由に祭祀の軽減を謀った。宮内庁に巣食う逆賊どもの剔抉粛正は待ったなし。

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