明治22年2月11日の「紀元節」に大日本帝国憲法発布災難に逢う時節には災難に逢うがよく候・・・

2021年02月13日

東京五輪組織委員会森会長発言騒動に感じる危うさ

「角を矯めて牛を殺す」という諺がある。欠点を直そうとして反ってそのもの自体を駄目にしてしまうという例えだ。森喜朗東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長への総バッシングの裏で怪しい世論が形成されて行く。

 相手が謝罪したらそれを諒とするのが日本人の美徳だが、謝罪しても赦さないというのは日本人の美意識の欠落甚だしい現象でもある。大病を患いながらも頑張っている老人の失言を論い、正義面してバッシング。辞任はさぞや満足に違いない。

 イジメ問題が起こると大騒ぎしている連中が、森を総バッシングしている姿は集団イジメを通り越して集団リンチにも感じる。年寄りを寄って集ってイジメて楽しいのだろうか。「老害」というなら反日売国の老人なんてうじゃうじゃいるぞ。

 森は会長職に就く条件として「無償・無給」を申し出たという。五輪組織委員会の規約上、無報酬には出来ないということを知り、自らの報酬をアルバイト職員と同額の最低額にし、その全額を積み立て職員らとの懇親会費に充ててきたという。

 こうした森の行為にはだんまりを極め込みながら、恰も森は国民意識と乖離してるが如くの報道には違和感しか覚えない。況してや森は癌を患ってるのだ。長男も不慮の事故で亡くし、余生少ない老人をイジメてどうしたいというのだ。 

 森は騒動後、発言を撤回し謝罪。それでも赦さず、後任指名された元サッカー協会会長の川淵三郎が「森さんを顧問にする」との発言に、再度「密室で後任を決めるとは何事か」という声が上がり、川淵も会長就任を辞退することとなった。

 橋本聖子五輪相の声も上がってるが、過去の男子フィギュアスケートで人気の高橋大輔選手へキスを強要したというセクハラ問題が浮上し混沌となっている。こうした報道の連続は、反オリンピック勢力が謀っている様に感じてならない。

 確かに、是が非でも東京オリンピックを成功させたいという思いの裏で、放映権などの巨大な利権が絡んでるのも確か。然し、オリンピックはスポーツの祭典であり、その主役は大会組織委員やボランティアではなく競技する選手達である。

「角を矯めて牛を殺す」の喩え通り、発言を都合よく切り抜いて「女性蔑視」だとか「女性差別」と騒いだことで、どれだけの選手達が心を痛めたことだろう。

 森会長の40分に亘る講話を一体何人の人がその内容を知っているのか。マスコミが垂れ流した「蔑視発言全文」こそウソだと知る人は限りなく少ない。

「女性蔑視」と騒いでる連中は40分に亘る森の講話全文(添付)を読みなさいな。読んでそれでも「女性蔑視」だとか「女性差別」とか感じるようなら、精神が病んでるかジェンダーフリーの性的変質者か確信的破壊活動家だろうな(苦笑)

 冤罪というのはこうして生まれるのだと末恐ろしく感じる。森のあの女性への冷やかし程度の発言が「女性蔑視」と捉えられバッシングされる風潮こそが言論弾圧、言論の封じ込め、言葉狩り、正に共産主義国家以上の異常さを感じる。

 タレントの多くがマスコミの作為的切り貼りに便乗し森発言を批判し、誰だか分からないマスコミ御用達の知識人が森や川淵を「老害」呼ばわりしてる怪しい風潮の中で、森発言の全文を読んだお笑い芸人の小籔千豊の言葉に目が留まった。

「一部の発言を切り取って、印象を強めようという報道は別に今回だけでない。僕も最初ネットかなんかで文字見たとき『あ、えらいこと言いはったな』と思ったんですけど、全文読んだら、たぶんみんな印象変わると思うんですよ」と語っている。

「別に今回だけじゃなくて、どっかの市長の発言も切り取ってバン!って出たら『えらいこと言うたんやな』と。でも全部のこと見たら『そらしゃあないわ』って人、多かったと思うんです。変な発言したから『おい責任とれ! 辞めろ!』っていう空気にするなら、変な切り取り方して、後任決まらへんような状態にした報道の仕方をした人も、辞任とかせなあかんのちゃうかなと」とは蓋し正論。

 切り貼りして世論を煽った反日マスコミに猛省して貰いたいものだが、彼奴等にとって小藪の発言なんぞ馬の耳の念仏、兎に祭文の類。破壊活動を目論む左翼やマスコミらにとって、森を辞任に追い込んだことは功績以外の何ものでもない。

 国内には「天皇制」や「皇嗣殿下」「女性宮家」「協働」「男女共参画社会」などの共産党用語が溢れ、左翼陣営は潤沢な活動資金と政府中枢への蚕食が成功し、行政と共産主義の連結は目を覆うばかり。国家解体は想像以上に進んでいる。

 今後は、森発言を都合好く利用して効果を上げた反日勢力が、国連女子人権委員会や世界のジェンダーフリーを叫ぶ性的変質者らと徒党を組んで、我が国の皇統に口を挟み「女性天皇」を謀って行くだろうことは火を見るより明らか。警戒せよ!

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