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2020年01月11日

中東・ホルムズ海峡へ海上自衛隊を派遣するのは当たり前だ!

 河野太郎防衛相は昨日、中東・ホルムズ海峡の航行の安全確保を目指し、海上自衛隊の護衛艦「たかなみ」と哨戒機の派遣命令を出した。

 シーレーン防衛は我が国にとって命綱であり、自衛隊が率先して安全を確保するのは当たり前だ。野党はイランと米国の緊張を理由に「生半可な根拠で行くべきではない」と反対してるが、航行安全確保は昨年には決まってた事項だ。

 更には「自衛隊員が犠牲になる危険性が高い」というが、日頃から自衛隊を批判し、憲法への自衛隊明記にも反対してる野党議員が、ここぞとばかりに自衛隊員を慮る様子は滑稽どころか侮辱そのものと言っても可笑しくない。

 軽々しく「平和」を口にする政党に限って、平和を創造する具体策は言わない。そんな政党が「自衛隊員の命が」と云々言ったところで誰が信じるか。祖国日本と国民の命を守る為に自衛隊員は日々懸命に訓練に励んでいるのだ。

 三島由紀夫は「戦争を誘発する大きな原因の一つは、アンディフェンデッド・ウェルス(無防備の害)だ」と訓えたが、軽々しく「平和」や「自衛隊反対」を訴えている政治家こそが、戦争を誘発する最大要因となること肝に銘じよ。

 憲法を守り、安保法案に反対し、自衛隊(軍事力)が無くなることことで平和が訪れると疑って止まないが、そういうのを平和ボケとか思考停止という(笑)

 ホルムズ海峡でタンカーへの攻撃や機雷爆破が続けば、原油の輸入会社は航行を躊躇するし、それに伴う原油価格高騰は避けられない。我が国の原油依存度は高く、原発事故の影響から原発再稼働が儘ならないなら安全確保は当たり前。

 シーレーンで不測の事態が起きればオイルショックの二の舞になる可能性は少なくない。シーレーンを封鎖された場合、我が国の電力供給は数ヶ月程度しか持たない。電力不足に拠るパニックは、福島原発事故どころではない。

 シーレーンの封鎖は、我が国の経済が破綻し、国民の生命にも甚大な影響を及ぼすことは必至。つまり「間接的に人命が失われる」国家的危機でもある。

 四辺を海に囲まれた島国である我が国は、昭和50年代に起きたオイルショックの経験から、産油国との外交関係の重要性を認識した。緊張の増す中での安倍首相の中東訪問は世界も注目しており、日本の外交努力の成果が求められる。

 我が国は石油や石炭、天然ガス(LNG)などを海上交易に依存していることから、シーレーンの安定化が不可欠と感じた政府は「シーレーン防衛」を最重要課題とし、外洋に伸びる「シーレーン千海里防衛構想」を策定した。

「反原発」の流れで原発が停止され、化石燃料に移行した現在なら千海里防衛構想は重要性を増す。だが、反原発派からシーレーンの防衛の声は聞こえない。それどころか「自衛隊を送るな」とは、正しく革命運動の一環としか思えない。

 反原発運動にしろ、中東への自衛隊派遣反対にしろ、左翼勢力の狙いは基幹エネルギーである原発を停止に追い込んだ流れを更に勢い付かせ、化石燃料の輸入停止を謀って我が国を破綻させる無血革命と断じて好かろう。

 シーレーンの防衛はホルムズ海峡だけではない。インド洋から南シナ海を通るが、南シナ海は今や中共に因って島嶼が占領され軍事要塞化が進む。この周辺が封鎖された場合にも我が国は決定的な打撃を被るだろうことは明らか。

 ホルムズ海峡や尖閣諸島の問題は国民の関心も高まってはいるが、南シナ海での紛争となるとマスコミは中共に慮って作為的な記事を垂れ流している。そんなこともあって、南シナ海の問題は対岸の火事の如くに考えている。

 中共の覇権主義は南シナ海や東シナ海、尖閣列島に及んでいる。そんな中で適切な海上権益を確保し、マラッカ海峡から日本までのシーレーンの安全確保が如何に大事かは、反原発派や余程のバカじゃない限り理解出来よう。

 千海里防衛は当然ながら、太平洋~インド洋地域、南シナ海、東シナ海のシーレーンの防衛体制を確立することが大事であり、それが結果的には中東等での紛争や非常事態に対する抑止力となり、畢竟、中共の覇権主義阻止にも繋がる。

 海上自衛隊は、シーレーン防衛として対潜水艦戦や対機雷戦に重点を置き訓練を行っている。つまりは自衛隊こそが航行安全のプロである。率先して中東に赴き、実績を上げることで我が国の国際的な立場と信用は向上することだろう。

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cordial8317 at 05:38│Comments(0)

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