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2019年08月26日

福島原発事故のトリチウムを含む汚染水は科学的データを示し海洋放出を図るべし!

 地元紙に東京電力福島原発事故に伴う汚染水の問題が出てる。トリチウム水(HTO)を含んだ汚染水の海洋放出が地元住民の反対を理由に中断されているが、汚染水の科学的データを示し、人体には全く影響のないことを周知するべきだ。

 2020年の東京オリンピック委員会の総会に於いて、安倍首相は「(汚染水問題)の状況は完全にコントロール出来ている」と大見得を切った。これは国際的な場で、我が国の首相が公約したことであり国際的な約束事でもある。

 オリンピックが来年に迫る中で、汚染水の海洋放出は国際的な問題に成り兼ねず、オリンピック終了までは断念せざるを得ないだろう。だが、国民が知らせるべき科学的なデータであり、その流出した汚染水が及ぼす影響である。

 政府主催の汚染水の処分に関する公聴会で、公募で選ばれた意見表明者の大半が「汚染水の海洋放出は風評被害を懸念する」などと反対の意思を示した。

 原子力規制委員会では「地層注入」「水蒸気放出」「水素放出」「地下埋設」などの処分方法のうち、海洋放出が唯一の方法としているが、2020年東京オリンピックが控えていることから議論さえも進んでいないのが現状だ。

 公聴会に出席したメンバーの一人は「汚染水は電力消費地である都内の経産省前と東電本社前で放出、保管すべきだ」と述べていたのを思い出すが、汚染水のタンクは約680基に及び、92万トンに上る。2020年には137万トンになる。

 2020年には東京オリンピックが開催される訳で、それを承知で都内に運び放出させろというのは感情論を通り越して愉快犯としか思えない。

 トリチウムとは水素のこと。宇宙の彼方から来る宇宙線が大気中の酸素や窒素と衝突することで発生する。大気中には100京(1京は兆の1万倍)ベクレル存在し、雨水や水道水、海水にも含まれており、人体に影響はなく蓄積されることはない。

 トリチウムは放射線のエネルギー(放射能)は弱く、人体の影響はセシウムの700分の1程度に過ぎない。原発事故に因る放射線セシウムが人体に影響も及ぼしてない中で、トリチウムを含んだ汚染水の処分に反対するのは単なる感情論だ。

 公聴会が御粗末だったのは、トリチウム以外の核種除去に至るまでの具体的な経緯を示すべきなのに、多核種除去設備(ALSP)の浄化後の水にトリチウム以外の放射性物質が残留させたまま公表に至ったことだ。

 新聞記事では、放射線物質が何で、どのくらいの数値を示していたのかも分からない。こうした危険を煽るだけのマスコミの報道姿勢が県民の放射線への不安を拡大させ、風評被害に影響を齎していることを自覚したら如何か。

 福島原発事後、建屋屋上へ溜まってた雨水40兆Bq/Lが流出したと大騒ぎになった。4京ではなく40兆Bq/Lで年間にすれば20兆Bq/L。汚染水にはストロンチウムやトリチウムが確認されているが人体に影響が出る数値ではない。

 フランスのラ・アーグ再処理施設からは年間1京1600兆Bq/L(ベクレル)が排出されている。「京」とは「兆」の更に上の桁。カナダのブルース原発からは年間1280兆Bq/L排出。かなりの数値だがこれらの数値は国際基準値の範囲内だ。

 東電では、地下水バイパスやサブドレンの放出濃度運用目標を1500Bq/Lと定めている。これをトリチウム水の質量濃度に換算してみると、約2.8×10のマイナス14乗、つまり百兆分の2.8Bq/Lという極めて低い濃度となるという。

 ppm(百万分率を表す単位で100万分のいくらであるかという割合を示す数値)、ppb(10億分のいくらであるかという割合を示す数値)、ppt(1兆分のいくらであるかという割合を示す数値)にも至らない低レベルである。

 現在、海へ放出されているサブドレン/地下水ドレンのトリチウムは1000Bq/L以下、地下水バイパスでは100~150Bq/L程度、放出先である海水についても1F港湾内外のトリチウムは検出限界(約2.0Bq/L)以下とのデータが出ている。

 堰内に溜まった雨水(堰内の汚染も含む)も測定後に散水されているが、これも検出限界(約100Bq/L)以下。 これらを質量の濃度に換算すると、千兆分の1~十京分の1のオーダーとなり、反原発派の感情論に騙されてはならない。

 民主党政権下、年間被曝の科学的根拠を示さず、原子力規制委員会からの「放射線防護対策の年間被曝線量は20ミリシーベルト以下」との提言を無視し、住民の不安を払拭する目的という理由で始められたのが「除染」だった。

 科学的根拠も示さず、説明の無い儘に始められた除染は、住民の不安を払拭するどころか「福島県は除染をしないと住めない土地」という風評被害を齎した。

 除染作業と同じく汚染水の処理も、原子力規制委員会の「海洋放出が唯一の方法」との提言も空しく、放射線の不安を煽り続ける反原発派の目論見通り無駄なタンクが増設され、また流言飛語に因る風評被害を招くに違いない。

「除染」という天下の愚策と同じ轍を踏んではならない。東京オリンピック終了後、早々に海洋放出を実行し、原発周辺の劣悪な状況を整備べし。

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cordial8317 at 05:44│Comments(0)

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