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2022年08月17日

靖國神社が「行幸請願」を提出するも宮内庁が拒絶した理由とは

 以前、神社創建150年を迎えた靖國神社が「行幸請願」を提出し、宮内庁が断ったことに愕然としたのを思い出す。御親拝を断った理由は、所謂A級戦犯合祀だという。真贋不確かな「富田メモ」や「戦犯合祀」を理由に御親拝を妨ぐとは何事か。

「富田メモ」とは、平成18(2006)年7月20日付の日本経済新聞朝刊に、宮内庁長官・富田朝彦が書いていたとされるメモである。メモには「昭和天皇がA級戦犯の靖國神社への合祀に強い不快感を示した」とされる内容が列記されているというもの。

 この富田メモが発表される5年前の平成13(2001)年8月15日、朝日新聞朝刊で「A級戦犯合祀を契機に昭和天皇の参拝が途絶えた」とする記事が書かれてから「A級戦犯分祀論」なるものが騒がれ出す。「富田メモ」もその分祀論と同じ流れ。

 所謂「A級戦犯」合祀は、昭和53(1978)年10月17日に論じられ、翌年4月19日に朝日新聞がこれを報じた。「A級戦犯分祀論」は慰安婦問題と同じく朝日新聞の策謀であり、「A級戦犯分祀論」も「富田メモ」も陛下の御親拝阻止が狙いである。

 我が国に「戦犯(戦争犯罪人)」はいない。連合国側が定めたA(class-A war criminal)、B、C級の区分に関係なく、刑死・獄中死された方は「法務死」と称されており、靖國神社では法務死された方々は「昭和殉難者」として御祀りしている。

 第十六国会の議決に由り、「戦傷病者戦没者遺族援護法」及び「恩給法」が改正されている。この決議を以て法的にも復権されているのだから、靖國神社側の殉難者合祀を論う前に、第十六国会の法改正の是非を論ずるべきであると思う。

 未だに「A級戦犯」と言い続けていること自体が国会軽視である。まさか韓国の様に「法の不遡及の原則」に反する事後法を制定して殉難者を断罪するつもりか。

 朝日新聞の策謀を見抜けず、更にその走狗と化し、「A級戦犯分祀」を訴えている政治家は後を絶たないが、その首謀者は皇統断絶に与する宮内庁幹部らである。

 靖國神社は、「創建150年の御親拝が叶わなかったことで将来的にも御親拝は不可能となった」と感じてるという。今後も政治の無能と不作為が改められず、靖國神社国家護持は叶わないということは一宗教法人として存在して行くしかないのか。

 靖國神社が提出した「行幸請願」には、御親拝の日を「8月15日」と要望したという。全国戦没者追悼式の帰りにでも立ち寄れと言うことか。宮内庁も宮内庁なら靖國神社も単なる大東亜戦争の為だけの社に成り下がったということだろう。

 保守派の重鎮で論客でもある小堀佳一郎が、靖國神社の会報に「終戦の詔勅奉戴日こそが御親拝に最も相応しい日である」との論文を寄稿したのは記憶に新しい。

 毎年8月15日は、靖國神社境内で日本会議や英霊にこたえる会主催の国民集会が開かれ、御親拝の実現と首相や閣僚の参拝の定着を求めたという。何故に8月15日なのか。今や靖國神社はこうした営業保守や自称愛国者の単なるシンボルと化す。

 靖國神社は明治天皇の思し召しにより創建された神社ではある。だが、明治新政府が長州閥だった為に天皇の思いとは程遠い不条理と不正義が存在するのも確か。

 本殿横の「鎮霊社」がその最たるものだろう。本殿と鎮霊社の並立状態は「死者の選別」であり、日本人の宗教観や死生観からも違和感を覚える。未だに「賊軍」と呼ばれている現状は、所謂「A級戦犯」との汚名を着せられ続けている状況と同じ。

「国やすかれ」と願って亡くなられた方々を別なカタチで祀ることと、朝敵とされた方々も本殿に祀ることのどちらが現代に即して天皇(すめろぎ、すめらぎ)が顕現される道なのであろうか。未来永劫「死者の選別」をした儘で好いとは思えない。

 8月15日には政治家や営業保守、右翼団体らが挙って参拝した。これ正しく贔屓の引き倒しであり、左右入り乱れての喧噪も陛下の御親拝を妨げている要因である。

 靖國神社は神と成られた英霊の功績を顕彰する社であり、英霊の死を悼み悲しむ場ではない。戦前は国民挙って護国の英霊に感謝し、崇敬の誠を捧げて来た。殊に特筆すべきは、靖國神社の大祭に限り天皇陛下が御親拝せられたことであろう。

 明治・大正・昭和と続いた御親拝が、平成の御代で途切れたのは「A級戦犯の合祀」が理由ではない。上皇陛下や今上陛下が御親拝遊ばされない理由は他にある。

 陛下や上皇陛下の御親拝を妨害しているのは、退位法案を謀り皇統断絶と国體破壊に邁進するクソ官僚と宮内庁が元凶であり「A級戦犯」との理由は詭弁である。

 靖國問題を解決するには「A級分祀論」や憲法解釈ではなく、靖國神社の「宗教法人格」を見直せば済むことだ。政治家も靖國神社参拝より「靖國神社法案」を再提出し、靖國神社国家護持と陛下の御親拝に道筋を付けるのが先決である。

 天皇陛下の御親拝こそが祖国の為に尊い命を投げ出された英霊の御魂を鎮める唯一無二のものであり、聖恩無辺、英霊並びに遺族にとっての感激と光栄、之に優るものはなし。今上陛下に於かれましては、万難を排し御親拝遊ばされることを冀う。

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cordial8317 at 07:30│Comments(0)

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