戦争の悲惨さを語り継いでも戦争は無くならない。戦争に至った要因を知るべし。ポツダム宣言受諾後の昭和20年8月18日に起きた占守島の戦いを忘れるな!

2019年08月16日

神社創建150年に合わせ靖國神社が「行幸請願」を提出するも宮内庁が拒絶

 新聞に、神社創建150年に合わせ靖國神社が「行幸請願」を提出し、宮内庁が断った旨の記事が載っている。大きな理由は所謂A級戦犯合祀。真贋不確かな「富田メモ」や「戦犯合祀」を理由に御親拝を妨ぐとは何事か。

「富田メモ」とは、平成18(2006)年7月20日付の日本経済新聞朝刊に、宮内庁長官・富田朝彦が書いていたとされるメモで、「昭和天皇がA級戦犯の靖國神社への合祀に強い不快感を示した」とされる内容が列記されているという。

 このメモが発表される5年前の平成13(2001)年8月15日、朝日新聞朝刊で「A級戦犯合祀を契機に昭和天皇の参拝が途絶えた」とする記事が書かれてから「A級戦犯分祀論」なるものが騒がれ出すのだが「富田メモ」もその流れと同じ。

 所謂「A級戦犯」合祀は昭和53(1978)年10月17日。翌年4月19日に朝日新聞がこれを報じた。「A級戦犯分祀論」は慰安婦問題と同じく朝日新聞の策謀であり、「A級戦犯分祀論」も「富田メモ」も陛下の御親拝阻止が狙いである。

 我が国に「戦犯(戦争犯罪人)」はいない。連合国側が定めたA(class-A war criminal)、B、C級の区分に関係なく、刑死・獄中死された方は「法務死」と称され、靖國神社では「昭和殉難者」として御祀りしている。

 第十六国会の議決により「戦傷病者戦没者遺族援護法」及び「恩給法」が改正され、これを以て法的に復権されているのだから、靖國神社側の殉難者合祀を論う前に、第十六国会の法改正の是非を論ずるべきではないのか。

「A級戦犯」と言い続けていること自体が国会軽視である。まさか韓国の様に「法の不遡及の原則」に反する事後法を制定して殉難者を断罪するつもりか。

 朝日新聞の策謀を見抜けず、更にその走狗と化し「A級戦犯分祀」を訴えている政治家は後を絶たないが、その首謀者は皇統断絶に与する宮内庁幹部らだ。

 新聞記事では「創建150年の御親拝が叶わなかったことで、将来的にも御親拝は不可能となった」と靖國神社側は感じてるという。

 陛下の御親拝が叶わなくなった靖國神社は、今後も政治の不作為が改められず、国家護持は叶わずに一宗教法人として存在して行くしかないということか。

 地元紙の記事には書かれてはいないが、靖國神社が提出した「行幸請願」には、御親拝の日を「8月15日」と要望したとも言われている。これが事実なら靖國神社は大東亜戦争の為だけの社に成り下がったということだろう。

 保守派の論客でもある小堀佳一郎が、靖國神社の会報に「終戦の詔勅奉戴日こそが御親拝に最も相応しい日である」との論文を寄稿したのは記憶に新しい。

 昨日は、靖國神社境内で日本会議や英霊にこたえる会主催の国民集会が開かれ、御親拝の実現と首相や閣僚の参拝の定着を求めたという。何故に8月15日なのか。今や靖國神社はこうした営業保守や自称愛国者の単なるシンボルと化す。

 靖國神社は明治天皇の思し召しにより創建された神社ではあるが、明治新政府が長州閥だった為に天皇の思いとは程遠い不条理が存在するのも確か。

「鎮霊社」がその最たるものだろう。本殿と鎮霊社の並立状態は「死者の選別」であり、日本人の宗教観や死生観からも違和感を覚える。未だに「賊軍」と呼ばれている現状は、所謂「A級戦犯」との汚名を着せられ続けている状況と同じ。

「国やすかれ」と願って亡くなられた方々を別なカタチで祀ることと、朝敵を本殿に祀ることと、どちらが現代に即して天皇(すめろぎ、すめらぎ)が顕現される道なのであろうか。未来永劫「死者の選別」をしたままで好いとは思えない。

 8月15日には政治家や営業保守、右翼団体や自称愛国者らが挙って参拝し、軽々しい愛国パフォーマンスが繰り広げられる。正しく贔屓の引き倒しであり、あの左右入り乱れての喧噪も陛下の御親拝を妨げている要因でもある。

 靖國神社は英霊の功績を顕彰する社であり、英霊の死を悼み悲しむ場ではない。戦前は国民挙って護国の英霊に感謝し、崇敬の誠を捧げて来た。殊に特筆すべきは、靖國神社の大祭に限り天皇陛下が御親拝せられたことだ。

 明治・大正・昭和と続いた御親拝が、平成の御代で途切れたのはA級戦犯の合祀が理由ではない。陛下が御親拝遊ばされない理由は他にある。

 陛下や上皇陛下の御親拝を妨害しているのは、先の退位法案を謀り皇統断絶と国體破壊に邁進するクソ官僚と宮内庁幹部が元凶である。

 天皇陛下の御親拝こそが英霊の御魂を鎮める唯一無二のものであり、聖恩無辺、英霊並びに遺族にとっての感激と光栄、之に優るものはなし。今上陛下に於かれましては、雑音を排し、御親拝遊ばされることを冀う。

※コメントは会員のみにさせて頂いております。コメント入力希望の方はパスワードを教えますので mr.cordial@live.jpへ御気軽にメールを!

cordial8317 at 05:28│Comments(0)

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

戦争の悲惨さを語り継いでも戦争は無くならない。戦争に至った要因を知るべし。ポツダム宣言受諾後の昭和20年8月18日に起きた占守島の戦いを忘れるな!