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2018年10月16日

仁徳天皇陵(大山古墳)の共同発掘という不敬を赦すな

 宮内庁は仁徳天皇陵(大山古墳)の共同発掘を堺市と共同で実施すると発表した。これに対し研究者からは「画期的な試みだ」との声が上がっているが、御陵や墳墓発掘の真の狙いは、天皇の歴史の否定と皇室の解体が狙いだ。

 学匪らは天皇陵を「史跡」だとして、歴史や考古学、文化調査という言葉を持ち出して発掘調査の正当性を訴え、研究者として当然の権利の如く主張してはいるが、発掘調査に拠って天皇の歴史を如何に批判し誹謗するかが真の目的である。

 宮内庁は全国で約900の陵墓を非公開で管理しているが、平成19年に内規を改め、畏れ多いことに研究者側からの要望に応じて陵墓の立ち入りを認めるに至り、既に計14件が許可されている。今回の仁徳天皇陵の発掘調査もその一環である。

 宮内庁は「周濠の浸食が激しく、補修工事に向けた事前調査」との詭弁を弄してるが補修工事に発掘調査は必要あるまい。

 宮内庁が我が国の国柄と不可分の天皇陵の尊厳ということを全く理解しない故にこうしたことが行われる。況してや陵墓への立ち入りは、刑法で定められている「礼拝所及び墳墓に関する罪 」に明らかに抵触する犯罪行為でもある。

 ピラミッドや兵馬俑などの王の墓と同様に天皇陵も発掘の対象にすべきだというが、天皇陵とは皇室の先祖の墓である。

 御陵や墳丘の発掘までもが許され常習化する事態となれば、皇室の尊厳は完全に損ねられることは必至であり、断じて許してはならない。

 エジプトや支那の王朝の墓は既に滅んでしまった過去の史跡だが、天皇陵は現存する皇室のものであり、況してや祭祀の場でもある。史跡調査というが、その背景はピラミッドや兵馬俑などとは全く異なるものだ。

 学匪らは「御陵の周辺部が史跡に指定されてない為に、宅地造成で埋め立てられたり、破壊されたり危機的状況であり、国が直接保護するべきだ」と、如何にも御陵の荒廃を嘆くかの様な意見を振り翳してはいるが彼奴らの狙いは外に在る。

 そのトリックが「史跡」という言葉にあり、「史跡」になれば発掘は可能になるのを承知しての確信犯であり、学匪らのあれやこれやの尤もらしい屁理屈も単なる奸智奸策に過ぎないのだが、あろうことか宮内庁がその御先棒を担いでいる。

 彼奴らの目的は、立ち入り調査という「権利」を確保し、発掘という「権利」の実行を目論むことは火を見るより明らかで、そしてその結果を「科学的証拠」として巧みに利用し、我が皇室の歴史を批判、誹謗するかが究極の目的なのだ。

 御陵や墳墓などの発掘の真の狙いは、歴史と皇室の否定と解体そのものに在り、左翼が目指す所謂「天皇制廃止運動」の一環と断じても過言ではない。

 朝鮮や支那では、墓を掘り起し死者に恥辱を与えるというのは珍しくもないが、「墓を発く」「死屍に鞭打つ」という発想は、我が国では死者への最大の非礼であり、日本人の死生観からも最も忌み嫌う蛮行でもある。

 御陵は断じて文化財や史跡として考えるべきものではなく、民間調査や発掘などという対象になるべきものでもない。御陵は国民挙って崇拝し、伏し拝むべき、日本国民として神聖にして侵すべからざる聖域である。

 世界文化遺産登録という戯言を抜かし、調査発掘に拠って皇室解体を謀る学匪共と、それに与する宮内庁に巣食う奸賊共を一掃しなければならない。

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cordial8317 at 05:55│Comments(0)

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