平成の大嘗祭の先例化を懸念(小林忍元侍従)「不法滞在者」ではなく「非正規滞在者」とは何事ぞ!

2018年08月27日

地方議員の成り手不足を「議員報酬の低さ」を理由にする痴呆議会議長

 政治への関心が薄れてる中、県内59市町村議会議長へのアンケート調査が載っていた。59人中62%に当たる37人が「議員の成り手不足」を感じてるという。

 成り手不足の対策として「議員報酬の引き上げ」を有効とした理由を「生活出来る報酬が必要」だとか「若者にとって魅力のある職種にする」という。

 だが、現在の議員で生活に困窮してる者はいないし、議員を一般の職業と同じくカネの問題と考えるのは如何だろう。

 先日も同じく議長に対し、議員年金の復活に対するアンケート調査が出ていたが、成り手不足や議員生活の不安理由を議員年金や議員報酬の低さを上げるのは議員そのものの質の低下を如実に現している一例だろう。

 議員の役割は行政のチェックと提案機能。だが、地方の議会運営は議員の固定化が進み新しい時代を読み解く考えが弱く、現行の地方自治法の中で十分にその役目を果たされているのかといえば疑問だらけ。

 議会では同じ顔の連中が集まり、なあなあな議会に終始してしまっている。議会が平日の夜間や土日ならば様々な職場で資格を持つ人が参画出来るし、専門知識を議会で議論しあえれば実りある議会となるだろう。

 だが、悲しい哉、先進国である我が国は未だに日中の議会に拘り、議員らは当選すれば偉くなったと勘違いし、高給を頂き乍ら地方自治の何たるかも学ぶこともなく、旧態依然の議会運営が繰り返されているのが現状だ。

 総務省の有識者研究会では小規模な町村議会などを対象に、議員の兼業・兼職制限を条件付きで緩和するなどの地方議会刷新を提言している。

 愚生としては「小規模な町村議会や条件付き」ではなく各自治体の議会議員全てに当て嵌めるべきで、「多数参画型」や「集中専門型」の導入によって地方議会の活性化を促すことは大いに結構なことだ。

 特に「多数参画型」は、議会は平日の夜間や土日に行い議員報酬を抑制する。諸外国では地方議会というのは夜間や休日に開かれることが多く、幅広い住民自治が行われている。報酬もボランティア的要素が強く薄給である。

「集中専門型」は、議員数を減らす代わりに兼業・兼職制限は維持し、報酬も相応にするというもの。議会と住民が議論する場を設け、議員削減による弊害を無くして民意を反映出来る様にするという。

 議員の成り手不足を議員報酬の低さや報酬や年金で議員の生業を維持しようというのは「集中専門型」の部類だが、議会と住民が議論する場は少なく、議員の報告会などといった議員からの一方的な報告というものばかり。

 選挙というのは民意の結果だが、更に住民との議論で民意を反映されるというのは専門型とは言いながら矛盾している様にも思える。

 地方自治法や公職選挙法を改正し、兼業・兼職制限を撤廃し議員報酬を引き下げ、議員数も減らして平日の夜間や土日に議会を開催するとなれば、報酬目当てや肩書が欲しいだけの上昇志向著しいさもしい輩らが消えて行くだろう。

 何より選挙カーでの意味のない選挙を取り止め、投票もインターネット投票やコンビニなどでも投票出来るシステムを構築し、「該当者なし」の項目を設け、投票も余程の理由がない限り義務化すべきだと思っている。

 自治体の財政事情を考えれば、安定収入のある人が最低限の報酬でボランティア的に議員活動するのが望ましいのは言うまでもない。

 政治家に求められるのは「滅私奉公」唯一つ。政治家必携の本に「南洲翁遺訓」があるが、読んだこともない議員が殆どだろう。

「万民の上に位置するものは己を慎み、品行を正しくし贅沢を戒め、倹約に努め、職務に努力して人民の見本とならねばならない。そして民衆がその働きぶりを見て『気の毒だなぁ』と思うようでなければならない」(第四条)

「道義心や恥を知る心を失っては、国を維持する方法は有り得ない。上に立つ物が下の者に対して利益だけを求めて正しい道義を忘れてしまうと、下の者も見倣って、人の心は皆金儲けの方ばかりに向いてしまう。上に立つ者は常に下の見本で有らねばならない」(第十六条)

 今、議員を見て「気の毒だ」と感じてる人は皆無。多くは議員のなり手不足の理由を議員報酬にしたり、議員年金を無心する姿を目にして「育ちが悪い」「さもしい連中だ」と感じてる有権者が殆どだろう(苦笑)

 議員定数は地方自治法で決められてる議員数を上限とし、議員とは奉仕の心を以て行う究極のボランティア活動であるという認識を共有すべき。

 議会の改革は地方議員だけのことではない。国会議員自ら身を削る意味でも国民から詐取してる政党交付金を返納廃止し、国民不在の党利党略の議論を改めることこそ肝要である。「政治家は隗より始めよ」とはそういうことだ。

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cordial8317 at 09:36│Comments(0)

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