保守を自任する自民党内に於いて保守票目当てに行動する保守系議員日露戦争も大東亜戦争も目指した大義は「人種平等の原則」である

2018年08月08日

「沖縄の非武装地域化こそ東アジアの平和のために必要です」という宮崎駿の妄想

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 画像は映画監督で無自覚左翼逞しい宮崎駿の言葉。「沖縄の非武装地域化こそ、東アジアの平和のために必要です」とは一見正論に感じるが、宮崎は米軍を撤退させ中国共産党に併呑されることが東アジアの平和だと思っているのか(苦笑)

 沖縄を「非武装地域化」することは理想論に過ぎず、宮崎の言葉を喜んでるのは沖縄左翼だけだろう。我が国が米国依存体制から脱却を図り自らの手で沖縄を死守することこそ東アジアに平和を齎す。非武装化は宮崎の描く漫画の空想の世界と同じ。

 支那大陸や朝鮮半島から日本を見ればよく分かるが、我が国が支那や朝鮮の防波堤の様に横に延びているのが分かるだろう。中国共産党が尖閣列島や東・南シナ海に固執しまたロシアが樺太や千島列島を侵略しているのかが理解出来よう。

 横に連なる日本列島の横っ腹に朝鮮半島が匕首の様に存在している。これが昔から言われた「朝鮮半島匕首(あいくち)論」というもので、朝鮮半島は古来より、我が国の脇腹に突きつけられた匕首の様なもので、過去にも多くの禍が起っている。

 百済の白村江の敗戦で唐の侵攻に怯えた古代に始まり。二度に亘る蒙古襲来に見舞われた中世。日清・日露の宿命的な戦争を戦った近代史。北朝鮮の暴発と中共の横暴を恐れる現代と、古来より朝鮮半島は地政学的に我が国の弱点だった。

 我が国の地理的状況と安全保障を考えれば、様々な脅威に対抗しうる万全の防衛システムと法整備を急がなければならない。その要衝となっているのが沖縄であり、沖縄は我が国防衛の要でもあるのだ。唯、そこに米軍がいるからややこしい。

 沖縄が非武装地帯になることは願ってもないことだが、近隣に我が国を敵国と見做した反日国家が存在する限り、非武装化は夢物語であり現実不可能なことだ。

 江戸時代末期、我が国にも欧米列強の植民地の波が侵略の意図を持って押し寄せて来た。当時、有色人種としての完全な主権国家は日本、トルコ、タイ(シャム王国)、エチオピアの4ヵ国だけしか存在していなかったことは知ってるだろう。

 世界は軍事力や経済力で他国や異文明を捩じ伏せ、有色人種を弾圧し、土地を強奪し搾取し、植民地することが当り前の帝国主義の時代だった。260年の鎖国から半ば無理矢理開国させられた我が国が行く道は、「欧米の白人の植民地となるか」「有色人種初の帝国主義国家に生まれ変わるか」のどちらの道しかなかった。

 我が国が選択したのは後者であった。欧米列強に付け入る隙を与えることなく数年の短い間に維新を成し遂げ、開国した明治政府は「富国強兵策」を展開し、「封建的農業国家」を一気に「帝国主義的近代工業国家」に改造したのである。

 不平等ながら欧米列強と開国条約を締結し、国際法的整備を終えた我が国が直面したのが「朝鮮半島匕首論」だった。極東から遠い欧米列強よりも、朝鮮半島に地続きの支那かロシアが半島を征すれば、我が国の安全保障が危うくなる。

 半島の主人公たる朝鮮の実情は支那の属国であり、朝鮮半島の安定を託す相手ではなかった。鎖国時代でも支那と朝鮮は交易を通じて分かっていたが、新しい帝国であったロシアの強引な拡張主義は、江戸時代を通じて我が国の恐怖の的であり、その象徴的な事件は1861(文久元年)年の「ロシア軍艦対馬占領事件」である。

 この事件は、不凍港を求めて南下したロシアが、長崎県対馬をロシア領土にしようとした日本侵略であった。半年に亘る我が国の抗議は聞き入れられることはなく、最後はイギリス艦隊が圧力をかけてこのロシア軍艦を對馬から排除した。

 この事件で「力こそ正義」であることを思い知った我が国は、以後、自らの安全保障の為に、宿命的な日清・日露戦争に向かって直走ることになるのは歴史の必然でもあったのだ。過去の問題を現代の価値感や道徳観で論うことに意味はない。況してや宮崎駿の様な幼稚な正義感や妄想で我が国の平和や国民の安全は守れない。

 我々は、先人の苦難と歴史の必然の上で成り立っていることを忘れてはならないし、国防を怠ってはならない。「反米」や「反基地」も勝手だが、それよりも自分の国さえも護れない、国家の主権を米国に依存する歪な体制こそ恥じ入るべきだ。

 芸能界には津川雅彦や伊東四朗、藤岡弘、つのだひろなど保守的な芸能人も多くいるが、一方で宮崎駿や吉永小百合、沢田研二、渡辺謙、石田純一らなど共産党シンパや戦後民主主義に冒された無自覚左翼のタレントや著名人も少なくない。

 芸能人やタレントなどのテレビに露出する機会の多い有名人の「言葉」というのは社会的影響が大きいだけに、政治活動をしたり、政治的発言をするのは慎重であらねばならないが、我の意見こそが正論であると信じてるから始末に負えない。

 俳優やタレントなどの芸能人というのは本来は政治的には不偏不党、中立の立場を守るべきだが、閉ざされた世界で育つ故にどうしても関わりの持った先輩芸能人や周辺者に感化されてる場合が多く、共産党シンパにそういう輩が多い。

 彼らはGHQの実行した日本人矯正の為の戦後民主主義教育と自虐史観にどっぷりと漬かりながら、それらを疑うこともせず、安っぽい戦後民主主義に拘泥する余りに自分の考えこそ絶対に正しいとして全く聞く耳を持とうとはしない。

 革新的左翼にしろ誤憲派や人権派、平和団体などに与する無自覚左翼に共通するものは、物事の見方が薄っぺらで幼稚な正義感の押し付けばかり。こうした無自覚左翼の芸能人を、共産党を始めとして「九条の会」や反原発派、売国マスコミが利用して情報弱者を誑かし党勢拡大を謀る。国民は左翼の策謀に騙されてはならない。

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cordial8317 at 05:20│Comments(0)

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