明治時代の「安積疏水事業」とは大久保利通の夢だったのだろうかブログやSNSは単なる暇潰しと備忘録

2023年02月14日

池田太作の地元紙への投稿記事に反創価学会の愚生でさえ感心したのだから信者は感涙に咽び泣いたに違いない(笑)

 5年程前、地元紙の教養欄に、創価学会インターナショナル(SGI)会長で創価学会名誉会長池田太作の「うつくしまルネサンス 福幸を未来へ」との特別寄稿が出てた。県内の伝統工芸品や福島県民の人柄、戊辰戦争での会津藩の苦労や、詩人の草野心平が母親の死で書き留めた「美」の意味など、幅広く論じてたのを思い出す。

「福島には如何なる艱難にも、共に励まし合って乗り越え、勝ち越え、偉大な創造を成し遂げ往く人間の絆がある」と会津藩を例に、敢えて「原発事故」という表現を使わずに喩えていたが、こそばゆい感じもするが、中々好い表現と文章である。

 所所に宗教家らしい語彙を使い、分かり易くも重厚な文章となっている。反創価学会の愚生でさえ感心したのだから信者は感涙に咽び泣いたに違いない(笑)

 投稿の半ばには、日本刀の出来上がる様子を表し、人もまた厳しい試練や圧迫に耐え抜いてこそ、刀剣の如く光彩を放つのだと、「美」と「鍛錬(強さ)」の重要性を説いてる。実に素晴らしいが、この喩えは愚生も常々訴えていることだ。

 人を育てるというのは日本刀が出来上がる過程と実に似ている。日本刀は、先ず卸し鉄を「積み重ねる」ことから始まる。そして「鍛錬」し、更に「下鍛え」し、何回も何回も鍛え上げて、「芯鉄」を鍛え上げて、造り込んで行く。叩いて叩いて叩いて鍛え上げることで、強靭で且つ美しい立派な刀が出来上がるのだ。

 国士舘の創設者・柴田徳次郎先生も、「刀というのはトンテンカン、トンテンカンと叩いて叩いて鍛え上げなければ五郎入道政宗とか村正といった立派な刀は出来ません。国士舘の生徒も先生だけの指導だけではダメであります。学校も親も一緒になって、預かったお子さん方を鍛え上げて行かなければ立派な日本人に育てることは出来ません・・・」 と、その昔に入学式で訓示しているのを国士舘新聞で知った。

 この「トンテンカン」というのは、刀を鍛え上げる刀匠と、「向こう槌(つじ)」と言われる相方との遣り取りのこと。刀匠と向こう槌との呼吸が大事であり、「相槌を打つ」という言葉はこの刀を鍛え上げる工程に由来する言葉でもある。

 日本刀を作る上で最も大事なのが「焼き入れ」。鍛錬した刀に焼き入れを行うことで刀に命を吹き込む。この焼き入れの工程や鍛錬が少ないと不純物が混じり、また焼き入れが甘いと美しい刀にはならず、出来映えも価値も変わってしまう。

 よく「アイツとは反りが合わない」と言うことがあるだろう。この喩えは刀剣に関する言葉で、「鞘(さや)は一本一本その刀に合わせて作られているオーダーメイド。違う刀を入れようとしても、「反り方が合わない」ので納められない。

 刀身に彫られた溝のことを、「樋(ひ)」という。その役目は、「刀の重量を軽くする」とか「曲がり難くする」とか「衝撃を緩和する」などの働きがある。単なる溝かも知れないが、溝にはそれなりに意味が在る。人との溝も同じ様なもの。

 反りが合わない人や、溝が出来てしまった人間関係は修復することは出来ないかも知れないが、反りや溝になった要因を考えることも大事なことでもある。

 話を池田太作のことに戻すが、池田は東京大森海岸出身。子供の頃は「日本語の下手糞な無口な少年だった」という。父親の名前は「田太作」といい、母親の姓は「池」。日本への帰化の際に、親の名前の「池田大(太)作」となったという。

 池田太作は、日本を「池田王国」にして国主になることを夢見る。政治、経済、文化、教育、司法等に至るまで自分の力が及び、国民に「池田先生マンセー」を叫ばせたいらしいが、正に国内最大の国賊でもある。つ~か、今は生きているのだろうか。

 創価学会の頂点に君臨する池田だが、「福島の天地に脈々と受け継がれ、鍛え上げられてきた『美の心』には幾多の難題に挑む人類に生きる希望と勇気を贈る光が宿っている」と、未曽有の困難と闘う福島にエールを送っている。敵ながら天晴!

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cordial8317 at 06:42│Comments(0)

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