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2017年12月04日

畏れ多くも天皇とは憲法以前の御存在であらされる

 地元紙の一面トップに、「即位の礼 2019年秋に」との見出しが躍っている。相変わらずの西暦表示、一見不思議ではないと思われるが、即位の礼とは「大嘗祭」のことであり、大嘗祭とは陛下として初めて行う新嘗祭のことをいう。

 悲しい哉、日本国憲法にはこの「大嘗祭」の規定は無い。占領下、現憲法を押し付けたGHQは、日本弱体化政策の一つとして、神社と国民を離そうと「神道指令」を謀った。以降、皇室行事というものは天皇の私事となってしまった。

 然しながら、昭和天皇が崩御なされ、今上陛下が即位遊ばされる際は、世界から国賓を招き即位の礼である「大嘗祭」が斯くも盛大に執り行われ、我が国の悠久の歴史を内外に示したことは記憶に新しい。やはり我が国は天皇の国であると痛感する。

 現憲法下での前例を無視し、「生前退位」だからとの言い分で、天皇の政治的利用などという付けたりに過ぎない理由を振り翳して、歴代の譲位式で行われている「宣命」を取り止め、然も「退位の礼」とは不敬過ぎるだろう。

 宮内庁幹部は「政府内では過去の例は採用出来ない」との見解が広がっているというが、確かに全会一致で退位法案成立を謀った安倍政権下でこうした認識が広まってても不思議なことではないが、宮内庁が強く申し立てれば好いだけのこと。

 要は、陛下を御守りするべき立場の宮内庁ではるが、平成24年から陛下の負担軽減の一環という尤もらしい理由で「暁の儀」の拝礼を取り止めている。

 「暁の儀」は、日本書紀の中で、皇極天皇が皇極元年(642年)11月に、「初めて新嘗祭を執り行った」と記されている。永永と受け継がれてきた重要な祭事が脈々と続いていることに、改めて伝統を受け継ぐ大切さを自覚する。

 歴代天皇が採り行ってきた「暁の儀」の取り止めは、今後、歴史の中での祭事に様々な影響を及ぼすだろうとは思っていたが、早速、「宣命」の取り止めや、簡素化した「退位の礼」と「即位の礼」というカタチで現れた。

 陛下御発露後、いきなり出だした「生前退位」の報も、共産主義者らによる反天皇運動の謀だったが、その共産主義者は内閣府を始め宮内庁をも蚕食している。

 現憲法第4条には天皇の政治的な関与を禁じた項目があるが、儀式の簡略化は違反に問われかねない為だと説明しているが詭弁である。大嘗祭も現憲法違反を免れる為に簡素化し「即位の礼」としているだけだ。それ程までに憲法が大事か。

「天皇の政治的関与」とはどういうことか。国会の開会式への御臨席、国会の解散と国会の召集、大臣への認証、その他、の御公務や各種式典、民間行事等への御臨席など全てが政治的関与でははないか。今や天皇とは政府の都合の好い傀儡である。

 現憲法は歴史的な国家としての継続された「祭祀」に関する天皇の役割を否定し、天皇の「国事行為」のみで「公的行為」は明文化されていない。

 皇太子殿下の即位の礼を「大嘗祭」とすれば、天皇は憲法違反の存在だとする反天皇運動を謀る共産主義者らは、現憲法を無視した違法行為として騒ぎ立てるだろうことは火を見るより明らか。何故にクソ共の顔色を窺う必要があるのか。

 畏れ多くも天皇とは憲法以前の御存在であらされるのだ。こんな米国製のクソ憲法を護って歴史や伝統文化を否定するとは本末転倒である。堂々と歴史と伝統に則った祭典を採り行い、我が国の悠久の歴史と文化を世界に発信せよ。

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cordial8317 at 05:35│Comments(0)

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