2017年11月11日
昭和19年11月8日、神風特別攻撃隊に続いて回天特攻が実戦に投入された
昭和19年11月8日、神風特別攻撃隊に続いて回天特攻が実戦に投入された。祖国を守る為に死を決意して志願した特攻精神は正に祖国愛の極致である。
「菊水隊」の12基が、山口県の大津島基地から敵主力基地が在る西カロリン諸島のウルシー泊地とパラオに停泊中の敵艦隊を目指して出撃した。 回天は搭乗員1名が魚雷を操縦して必中を期す、所謂「人間魚雷」で、出撃すれば生きて還ることはない。特攻艇の搭乗員は、航空隊員であった学徒兵や予科練習生などが中心だった。
特攻艇には、小型の合板製高速モーターボートの船内艇首部に炸薬を搭載し、目標艦艇に体当たり攻撃を敢行する特攻艇「震洋」というものもあった。
特攻作戦では神風特別攻撃隊を始めとして、様々な作戦に因り3972名もの若者が尊い命を捧げた。現在の我が国の平和や繁栄は、あの時代に生きた純真無垢な若者の尊い犠牲の上にあることを我々は決して忘れてはならない。
昭和20年4月1日、米軍はついに沖縄に上陸する。それを迎え撃つ、牛島満中将指揮下の師団と旅団、及び大田実海軍少将指揮下の海軍部隊、棚町整海軍大佐が指揮する約7千人の航空関係員、更には、「鉄血勤皇隊」や「ひめゆり学徒隊」に代表される少年少女など、軍官民は決死の防衛戦を展開した。
本土からは、戦艦大和を始めとする第二艦隊の出撃「菊水一号作戦」や、桜花隊や敷島隊等の航空特攻「菊水二号作戦」を発動、更には「回天」等の特攻作戦を展開するも決死の戦闘空しく、同年6月23日組織的沖縄戦は終結した。
沖縄戦では特殊潜航艇、回天魚雷、空挺特攻、対戦車特攻、震洋特攻艇、陸軍海上特攻などの特攻部隊が重要な役割を果たした。鹿屋基地(海軍航空)からの特攻で1981名、知覧基地(陸軍航空)からの特攻で実に1036名が散華された。
この数は特攻戦死者3972名の実に76%に当たる。沖縄では未だに米軍の行った自虐史観の洗脳から覚めずに「日本は沖縄を見捨てた」だとか「日本は沖縄を捨石にした」「日本軍は沖縄の敵」などというプロパガンダが蔓延っているが、いい加減県民も、被害者意識を捨て、歴史の事実に目を向けたらどうだろう。
回天を四基搭載した「伊三七潜」が、爆雷に由って悲惨な最期を遂げ、日本軍約1万1千人が玉砕したパラオに二年前、畏くも天皇皇后両陛下が行幸啓遊ばされ、散華された護国の御霊を鎮められた。特攻作戦を始め、南洋のパラオで草生す屍となった英霊と遺族にとっての感激と光栄これに優るものはなかった。
数年前、戦跡慰霊を兼ね九州を放浪したことがあった。長崎県佐世保在住の上田崇仁先輩の車で諫早へ向かう途中、南方からの引き揚げ者が降り立ったという川棚町南風港に立ち寄り、この地から出撃した回天特攻の慰霊碑に首を垂れた。
鹿児島県の万世、知覧の特攻平和記念館を訪れ英霊に感謝の誠を捧げ、宮崎では回天特攻の訓練地だった南郷湾内の慰霊碑に立ち寄った。慰霊碑から望む湾の光景を忘れることはない。この涙悲しく 留まりて零るることなし。合掌。
※コメントは返信するのも煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメント及びメッセージ、御意見御感想、近況報告などは mr.cordial@live.jp へ。
《会費&御支援の御願い》みずほ銀行 郡山支店 普1464729 ニッポンロンダンクラブ。年会費一般30000円。法人120000円。協賛会員は300000円~。
「菊水隊」の12基が、山口県の大津島基地から敵主力基地が在る西カロリン諸島のウルシー泊地とパラオに停泊中の敵艦隊を目指して出撃した。 回天は搭乗員1名が魚雷を操縦して必中を期す、所謂「人間魚雷」で、出撃すれば生きて還ることはない。特攻艇の搭乗員は、航空隊員であった学徒兵や予科練習生などが中心だった。
特攻艇には、小型の合板製高速モーターボートの船内艇首部に炸薬を搭載し、目標艦艇に体当たり攻撃を敢行する特攻艇「震洋」というものもあった。
特攻作戦では神風特別攻撃隊を始めとして、様々な作戦に因り3972名もの若者が尊い命を捧げた。現在の我が国の平和や繁栄は、あの時代に生きた純真無垢な若者の尊い犠牲の上にあることを我々は決して忘れてはならない。
昭和20年4月1日、米軍はついに沖縄に上陸する。それを迎え撃つ、牛島満中将指揮下の師団と旅団、及び大田実海軍少将指揮下の海軍部隊、棚町整海軍大佐が指揮する約7千人の航空関係員、更には、「鉄血勤皇隊」や「ひめゆり学徒隊」に代表される少年少女など、軍官民は決死の防衛戦を展開した。
本土からは、戦艦大和を始めとする第二艦隊の出撃「菊水一号作戦」や、桜花隊や敷島隊等の航空特攻「菊水二号作戦」を発動、更には「回天」等の特攻作戦を展開するも決死の戦闘空しく、同年6月23日組織的沖縄戦は終結した。
沖縄戦では特殊潜航艇、回天魚雷、空挺特攻、対戦車特攻、震洋特攻艇、陸軍海上特攻などの特攻部隊が重要な役割を果たした。鹿屋基地(海軍航空)からの特攻で1981名、知覧基地(陸軍航空)からの特攻で実に1036名が散華された。
この数は特攻戦死者3972名の実に76%に当たる。沖縄では未だに米軍の行った自虐史観の洗脳から覚めずに「日本は沖縄を見捨てた」だとか「日本は沖縄を捨石にした」「日本軍は沖縄の敵」などというプロパガンダが蔓延っているが、いい加減県民も、被害者意識を捨て、歴史の事実に目を向けたらどうだろう。
回天を四基搭載した「伊三七潜」が、爆雷に由って悲惨な最期を遂げ、日本軍約1万1千人が玉砕したパラオに二年前、畏くも天皇皇后両陛下が行幸啓遊ばされ、散華された護国の御霊を鎮められた。特攻作戦を始め、南洋のパラオで草生す屍となった英霊と遺族にとっての感激と光栄これに優るものはなかった。
数年前、戦跡慰霊を兼ね九州を放浪したことがあった。長崎県佐世保在住の上田崇仁先輩の車で諫早へ向かう途中、南方からの引き揚げ者が降り立ったという川棚町南風港に立ち寄り、この地から出撃した回天特攻の慰霊碑に首を垂れた。
鹿児島県の万世、知覧の特攻平和記念館を訪れ英霊に感謝の誠を捧げ、宮崎では回天特攻の訓練地だった南郷湾内の慰霊碑に立ち寄った。慰霊碑から望む湾の光景を忘れることはない。この涙悲しく 留まりて零るることなし。合掌。
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cordial8317 at 07:13│Comments(0)
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