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2017年11月06日

「十五夜」は知ってても「十六夜」というのは余り知られてはい

 何も用事なければ夜の8時には寝て4時前後に起きる。最近は日の出が遅いので明るくなるまで布団の中でスマートフォンを弄っていることもある(笑)

 こうした生活を「早いですね!」「健康的ですね」などと嗤われもするが、10時に寝て6時に起きる人と睡眠時間は同じだろうよ。古来の日本人は、暗くなれば一日が終わり、日の出と共に一日が始まるというのが普通の生活だった。

 遅くまで起きてて、くだらないニュースやテレビを観ては悲歌慷慨している人がいるが、だったら見なきゃ好いのに。反原発派や自称自主避難者らは愚生を見倣って、早寝早起きして無駄な消費電力を減らす努力を実践すべき。序に言わせてば「少子化対策」も、早寝早起きというか強制停電すれば効果絶大に違いない(笑)

 昨夜は、「十六夜(じゅうろくや、いざよい)」。十六夜とはその名の通り、十五夜の満月の次の日の月。新月から数えて16日目の月をいう。こうした神々しい月を盃に映して月下独酌と浸りたいが外は薄曇り。それよりも何よりも、昨夜もいつもの様に心地好く酔っ払い、夜の7時前に寝てしまった(笑)

 秋の満月というのは、冬に向かう季節というのもあるからか、何処か寂しげで好い。でも、「十五夜」は知ってても十六夜は余り知られていない。十五夜にしても「中秋の名月」ばかりで、他の月にも十五夜はあるが何故か重宝されない。

 十五夜を見た人は十六夜を見ないと、それは「片目月」といって縁起が悪いという教えもあるという。要は、十五夜と翌日も酒呑んで愉しめということか(笑)

「天高く馬肥ゆる秋」というが、秋の空気はとても澄んでいて空が高く見える。これは夏に比べて湿度が低く水蒸気が少ないことがその理由。冬も空気も澄んではいるが、月の位置も更に高く気候的にも寒いので外で月を愛でるには不向き。

「実りの秋」という様に、秋は収穫を迎える時期であり、収穫を太陽や月に感謝するという日本人にとって、中秋の満月は、豊穣の象徴でもあったのだ。

 秋には皇室では収穫を祝う神嘗祭が行われるが、一般家庭でも団子や里芋などを備え、今年の実りに感謝し、宴を催したともの自然に感謝する日本人の現れであり、現代ではそんな風習は消え去り、ハロウィンに現を抜かしている。

 中秋の満月は旧暦の8月15日とされている。今年は10月4日だったが、満月だったのは正式には翌日の10月5日だった。昔は、十五夜や十六夜の他にも十九夜、二十三夜、二十六夜などの満月を待ちながら宴を催したという。

 江戸時代には、月を神仏の信仰にした「月待講」というのもあったらしい。宴会好きは日本人のDNAらしいが、新興宗教が在ったら入信するかもな(笑)

 こうしたことでも日本人は太陽だけではなく、月と共に暮していたことが窺い知ることが出来るし、四季折々の季節を愉しんだ。旧暦というのは月の満ち欠けで1ヶ月を現した。月が地球の周りを1周するサイクルが29.5日ということで、1ヶ月は29日か30日。つまり、四年に一度の閏年と同じで1年が13月になることもあった。

 明治5年(1872年)、新政府はそれまでの月の満ち欠けを中心にした太陰暦を切り替えて、太陽暦のグレゴリオ暦(西暦)を採用し、当時の12月3日を明治6年の「元日」と決めた。 月の満ち欠けで表してた旧暦が1ヶ月間が30日や31日、2月に至っては28日で4年に一回は29日と、一年が12ヶ月と決められたのだから大きな混乱や支障が生じただろうことは想像するに余りある。

 月の満ち欠けで1ヶ月を表した旧暦というのは、太古の浪漫を感じさせると思っている。現代人も西暦ばかりではなく、月齢などと共に生きるとまた違った日々が見えて来るかも知れない。ってか、それより最近、空を見上げてますか?

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cordial8317 at 07:33│Comments(0)

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