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2017年10月14日

キューバの英雄、エルネスト・チェ・ゲバラが亡くなってから50年

 キューバの英雄、エルネスト・チェ・ゲバラが亡くなってから50年ということで、無料映画サイトGyaoでは「チェ 28歳の革命」を配信している。

 アルゼンチンで生まれ、医師としての立場を捨て革命家としての道を選ぶこととなる。後に最高指導者となるフィデル・カストロと共に政府軍と戦い、民衆の支持を得て革命を成功に導いた。ゲバラは革命政権樹立後、工業相などの要職に就くも、カストロに別れを告げ、更なる革命を求めボリビアへ転戦し落命する。

 キューバに留まっていれば将来の安泰が約束されていたのに、南米の貧困や不条理に傍観することは堪え切れず、新たな革命という行動を採ったのかはゲバラの人間性に因るものだろう。映画の最後に、政府軍を倒し、最後の戦いの地であるハバナへ転戦するシーンがある。部下が政府軍の幹部の車を盗んでゲバラの車を追い越す。

 すると、ゲバラは「あの車を停めろ」と指示。「これは誰の車だ?お前じゃないだろ、直ぐに返して来い。帰りはバスか歩きでハバナへ向かえ」

 共産主義者というのは暴力革命で、ソ連の鬼畜の所業が当たり前だと思っていたが、愚生もゲバラの様な慈愛溢れる本物の共産主義者に出会っていれば、共産主義革命の道に進んだかも知れないが、中学校時代の担任と副担任あアレじゃなぁ。

 愚生も右翼と蔑視されてはいるが、アメリカにアングロサクソンとして生まれていれば敬虔なカトリック教徒として国に忠誠を誓っただろうし、イスラエルに生まれていればユダヤ教徒になっていただろう。イスラムならウサマ・ビンラディンと共に行動していたかも知れないし、北朝鮮に生まれたら人民軍で戦っていただろう。

 つまり、人間の宗教や思想信条というものは、結局、何時の時代に、何処の国で生まれたかというのが大きい。山川草木、存在する全てのものに八百万の神が宿っている日本というに生を享ければ、歴史や伝統、文化を護りたいと思うのは当然のことだろう。拙ブログの冒頭には哲学者である西晋一郎の言葉を記している。

「我が民族の将来と国家の前途を思うは人間の最も真剣なる感情であり、君国に忠、親に孝なるは最も現実なる道徳である。之を離れては人類愛も世界的正義も空想に過ぎない」。左翼らに決定的に乏しいのは君国への忠である。愚生は右翼人ではあるが、別に左翼やマルクス・レーニン主義に対峙しているのではない。

 日本という国に生を享け、国家の恩恵を受けながら、祖国に誇りを持てずに自国を蔑み、貶め、卑下し、罵詈雑言の限りを尽くしている連中が無性に腹立たしいだけで、その腹立たしい連中に左翼や在日不良外国人が多いというだけのこと。

 我が国にも、ゲバラの様に革命(維新)を目指した若者がいた。昭和の初期、東北の農村を始め、地方では貧困に喘いでおり、女性の身売りが続発する一方で、豊かな者は更に豊かにという貧富の差が激しくなって行った時代のことだった。

 獅子身中の奸賊らを殺害すれば、天皇親政が実現し、政治腐敗や政財界の粛正や、農村の困窮が収束すると考えて惹起した、二二六事件の蹶起者である。

 二二六という革命(維新)は実現を見ることはなかったが、彼ら青年将校らの純真無垢な心情と捨身の精神は、その後に起こったキューバ革命など、カストロやゲバラの憂国の至情や行動と相通ずるものがあると確信している。

「28歳の革命」に続いて制作された「別れの手紙」「モーターサイクル・ダイアリーズ」などの映画や「ゲバラ日記」なども読んで、改めて祖国とは何か、護るべきものは何か、そしてその生き様とは何かを考えてみては如何だろう。

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cordial8317 at 04:28│Comments(0)

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