次期総選挙で護憲派や戦後民主主義者が駆逐され自公連立が解消される(笑)「祝祭日には国旗を掲揚しましょう!」というが・・・

2017年10月06日

左翼陣営が「平和」という言葉を最大の武器にしているのと同じく「保守」という言葉で有権者を煙に巻く(笑)

 希望の党は小池代表の意向もあり「安全保障や憲法観といった根幹部分で一致するのが必要最低限」と述べていたが、その口も乾かぬ内に安保関連法案に反対していた議員も公認候補に選ばれる始末。メッキが剝れるのが早い(笑)

 単に、保守政党を標榜したいが為に「安全保障」や「憲法観」という言葉を利用し、保守層の有権者を騙しているに過ぎない。保守派も単純だからなぁ。

 安倍にしろ政治家は「国民の生命と安全を守る」と口にする。だが「生命と安全」を守るのは本来警察の仕事であり、主権防衛を担い、国軍としての自衛隊が護るべきは国體であり、国柄であり、畢竟それは「皇統」である。

「国防」とは「それを失えば日本では無くなってしまうことを死守することである(三島由紀夫)」であるなら、国防とは領土主権の防衛も然ることながら、我が国の伝統ある精神文化を護ることに在る。つまり、自衛隊が「国軍」であると共に「皇軍」で在らねばならないというのはそういうことだ。

 希望の党の安全保障や憲法観に、そうした国柄を重んじる気概が在るとは到底思えない。小池は今回の選挙で政権奪取を目指すつもりは毛頭ないだろう。「首相候補となる方は他にも居る」と言って憚らないが、その候補とは石破茂か。

 石破は加計学園問題辺りからマスコミに度々登場しては安倍批判を繰り返していた。各政党を渡り歩いた石破に対し自民党内ではポスト安倍への反発も大きく、敢えて安倍批判をしたのも小池との連帯への布石だったのだろう(笑)

 希望の党が総選挙で勝利することで自民党は連立を模索するだろう。その際、小池は安倍の退陣と石破の首班指名を要求するのではあるまいか。強かな小池は、煙幕を張って本音を隠しているが、今回の政権選択選挙というのは間違いであり、自民党や民進党を巻き込んでの政界クーデターとも言えなくはない。

 希望の党は、石破派の幹部でもある鴨下一郎が出馬する東京選挙区には対抗馬を立てない。また、公明党の出馬する9選挙区での擁立を見送ったのは、創価学会の原田稔会長との密談に因るものだろう。総選挙で「自公連立を解消」を目指しながら、一方で、選挙後は公明党との連立を模索している様にも思えるが穿ち過ぎか。

 公約の「2030年原発ゼロ」は小泉純一郎の入れ知恵であるのは明らか。そして公明党へ秋波を送るのは「公明党を大事にしろ」という細川護熙の悪知恵だ。

「憲法改正」や「安全保障」を掲げれば保守なのか。共産党も口では「護憲」と言ってるが、革命政権が樹立すれば日本国憲法なんぞポイ捨てだし、領土防衛も自民党より頼もしいものになるだろう。でも、保守でも何でもないではないか。

「自民党では出来ない政策」というなら、例えば農業は国の大本であるが、自民党が成立を謀った「種子法廃止」を撤回するなど、国柄を取り戻す為のもっと自民党に食い込んだ政策を掲げるべきだが、耳障りの好い横文字ばかり(笑)

 選挙結果次第では自民党も分裂し石破一派が希望の党へ参加となれば、新たな政界再編が成されるのではあるまいか。石破に対して国民は「タカ派」のイメージを持っているが、その実は戦後民主主義にどっぷり浸かった無自覚左翼。

 石破は過去に、日中戦争から東京裁判までの近代史について自分の認識を披歴しているが、言い回しが回り諄く、如何にも尤もらしく意見を述べている様に感じてしまうが、よくよく聞けばその内容は確信的自虐史観そのもの。共産党より酷い。

 また、石破は驚くことに、「今迄に靖國神社には参拝したことがないし、これからも参拝するつもりはない」と公言し、内閣総理大臣の靖國神社参拝に反対を表明し、更に「A級戦犯の分祀」を主張しているが、この何処が保守なのか。

 石破は、「分祀が実現すれば天皇陛下が御親拝出来る環境が整う」などと、畏れ多くも陛下を利用し詭弁を弄するが、この認識は民進党の前原誠司なども同じで、小池に至っては靖國神社を参拝したという声を聞いたことはない。

 石破というのは、自民党改革派の急先鋒として期待していたが、自民党を離党して「改革の会」に参加した辺りからボロボロとメッキが剥がれ始める。「新党みらい」「自由党」「自由改革連合」を経て、「新進党」結成に参画したものの、結局は古巣の自民党に復党した経歴を持つ。理論家だが人望に乏しい。

 小池も、石破と同じ様な経歴で、「日本新党」を皮切りに、「新進党」「自由党」「保守党」を渡り歩いて自民党に復党していることをしても、石破に親近感を感じ、意を同じくするというのも別段不思議なことではない。

 共産党や左翼陣営が「平和」という言葉を党勢拡大の最大の武器にしているのと同じく、小池もまた「保守」という言葉で有権者を煙に巻く。中曽根康弘や安倍を見るまでもなく、似非保守、インチキ保守が国柄を変えて国を滅ぼす一大勢力となる。

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cordial8317 at 05:24│Comments(0)

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