ソ連軍の北海道進駐を阻んだ「占守島の戦い」は大きな意味があったのだそれでも貴方は8月15日を「終戦記念日」だと言い続けますか?

2023年08月19日

いっそのこと千鳥ヶ淵墓苑を造り直し国立戦没者墓苑にすれば好い

 所謂「終戦記念日」である8月15日は保守票欲しさの政治家を始め、保守派や右翼団体、自称・愛国者らが靖國神社に参拝し、哀悼の誠を捧げ、今や保守派や愛国者の踏絵の様相を呈している。8月15日に靖國に拘ることは正に贔屓の引き倒し。

 保守派らは靖國神社参拝は「諸外国に言われる筋合いは無い」と、総理大臣の靖國参拝を熱望する。だが、総理大臣が参拝することで靖國が騒がしくなるなら、政治家なんぞが靖國神社にかかずらって欲しくはないというのが正直なところ。

 いっそのこと遺骨が埋葬されてある千鳥ヶ淵墓苑を米国のアーリントン墓地の様に造り直し、国立戦没者墓苑とすれば好い。「鎮魂」だとか「哀悼」などと言ってる政治家や保守派、右翼団体、自称愛国者なんぞはそっちに参じれば好いだけのこと。

 靖國神社の国家護持さえ出来ない政治家がパフォーマンスで参拝し、それを保守派や自称愛国者らが支持してるのは滑稽である。米中韓の不当な内政干渉に屈する必要はないが、首相の公式参拝が現憲法下で赦されていないのならば控えるべきだ。

 中韓の言う「軍国主義の復活」などとは妄想の押し付け。靖國神社は中韓からは好戦的な施設と捉えられており、国立戦没者墓苑の参拝なら文句はあるまい。

 また「A級戦犯分祀論」も靖國神社への圧迫行為に当たり、現憲法に抵触する。 靖國神社参拝を合法化するならば靖國神社の宗教法人格を外し、国家で管理すれば好いだけの話しなのに、その議論さえもしないのは政治の怠慢そのものである。

 総理大臣なんぞの参拝よりも、陛下の御親拝こそが英霊の魂を鎮めるものであり、聖恩無辺、英霊並びに遺族にとっての感激と光栄、これに優るものはない。

 また「鎮霊社」なる死者の選別も見直すべきだ。「朝敵」とされた方々を別なカタチ(鎮霊社)で祀ることと、朝敵をも本殿に祀ることと、そのどちらが現代という時代に即して天皇(すめろぎ、すめらぎ)が顕現される道かは言わずもがな。

 靖國神社が「死者の選別」をした儘で好いとは思えない。所謂「A級戦犯分祀論」で世論を攪乱してるアホ政治家が後を絶えないが、英霊を「戦犯」と罵った上に、分祀さえすればそれで済むと思っているとしたら実に怪しからんことだ。

「鎮霊社」の存在を議論し乍ら、招魂社を創建成された明治天皇の思し召しに応える意味でも靖國の本当の在り方を真剣に考えなくてはならないと思う。

 世界の国々は戦没者には最大の名誉を与える。米国の歴代大統領はアーリントン国立墓地に赴き、「負けた戦争」であるベトナム戦争での英雄的な精神を賞賛する。

 米国に比べ我が国は悠久の歴史と民族の一体性に恵まれているのに、皮肉なことに国の礎となった英霊の方々は国家から顧みられることが少ないのは悲しいことだ。

 戦後教育の影響で、英霊への尊崇の欠落が国民精神の頽廃を招いている元凶でもあるという認識が、我が国の政治家には決定的に欠落しているのではあるまいか。

 先の大戦での贖罪意識の植付け。愛国心の欠落、その結果としての国防意識の低下、日本人としての誇りや自信の喪失、子殺しや親殺し等々、我が国社会に蔓延する問題の全ては英霊への感謝の喪失が起因していると言っても過言ではない。

 三木武夫~中曽根康弘から続く8月15日の靖國参拝は靖國と国民を引き離す策謀である。この日の喧噪が続く限り、御親拝遊ばされる環境が整うことはない。

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cordial8317 at 06:23│Comments(0)

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