従軍慰安婦をユネスコ世界記憶遺産へ登録申請し慰安婦博物館建設へ「死刑」は他人を犠牲にした犯罪への相当の審判であり「死刑制度」とは死刑囚への大慈悲である

2017年07月15日

民主活動家・劉暁波、死んでも光彩を放ち続けることだろう。合掌

 ノーベル平和賞受賞者でもある劉暁波が幽冥境を異にした。中共の弾圧と制裁に屈することなく、共産党一党独裁の廃止こそ人民を救うという信念で民主化運動に取り組んできた勇気と良心は賞賛且つ尊敬に値する。活動家とは斯く在りたいものだ。

 1989年6月4日の天安門事件で民主化運動の扇動者として「反革命宣伝扇動罪」で逮捕・投獄された。他の民主活動家が病気治療の名目で国外に移住した中で、劉暁波は国内に留まり刑期を満了。しかし、2008年12月、共産党の一党独裁体制廃止を明記した「0八憲章」を起草・公表した為に更に11年の刑に服することとなった。

 刑期中病気が悪化。我が国の人権団体が沈黙する中で、欧米各国や全世界の人権団体は中共政府に釈放を求めるも拒否。今年五月に末期癌と診断され病院に移送されたが当局の監視は続いていた。服役中の2010年12月、基本的人権確立の為に非暴力で中共政府と闘争して来たことが評価されノーベル平和賞を受賞した。

 獄中の活動家・劉暁波のノーベル賞は快哉であった。中共での平和賞の受賞は、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世が1989年に受賞して以来二人目。

 度重なる中共政府の圧力や抗議に屈せず、劉暁波に平和賞を授与し圧政と人権侵害に警鐘を鳴らしたノーベル賞委員会もまた称賛に値する。それに比べて、民主活動家のノーベル平和賞受賞により中共政府の人権侵害が浮き彫りになる中で、中共に阿る我が国は拱手傍観を続けたことは情けない。というより、恥かしい。

 我が国に先の大戦の責任が在るとすれば大東亜戦争に敗北し、共産主義の跋扈と中共の驕逸を許した事だろう。その償いは共産主義を撲滅すこと以外にはなく、正しく劉暁波が起草した「0八憲章」の実行は我が国の国益にも適うものだ。

 中共が共産主義を捨て去った時こそ自由と平和、民主主義を齎し、我が国を始めとした国々と真の友好関係が築き上げられる。未だ共産主義を最高原理として崇め、神や仏という共産主義を超える最高の存在を許さない。信仰の自由も集会、結社、出版、言論、表現の自由という基本的人権が無い国との友好など単なる妄想。

 満州、内蒙古、チベット、新疆の異民族を虐殺し、土地を奪い、民族浄化という強姦を働き、共産主義と漢民族化を強制し、清朝時代の最大版図を「歴史的領土」と主張する中国共産党こそ、今世紀最大の「帝国主義国」である事を忘れる勿れ。

 中共には、劉暁波以外にも隠れた英雄達が中共の圧政で呻吟している人民を救う為に命懸けで戦っている。中共には「愛国無罪」というものがあるが、劉暁波らこそ真の愛国者であり、死んでも尚、光彩を放ち続けることだろう。合掌。

※コメントは返信するのも煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメント及びメッセージ、御意見御感想、近況報告などは mr.cordial@live.jp へ。

《会費&御支援の御願い》みずほ銀行 郡山支店 普1464729 ニッポンロンダンクラブ。年会費一般30000円。法人120000円。協賛会員は300000円~。

cordial8317 at 05:06│Comments(0)

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

従軍慰安婦をユネスコ世界記憶遺産へ登録申請し慰安婦博物館建設へ「死刑」は他人を犠牲にした犯罪への相当の審判であり「死刑制度」とは死刑囚への大慈悲である