「開かれた皇室論」という「天皇制廃止運動」が蔓延している右翼民族派よ、我が国の国體や皇統を害する主義思想に敢然と対峙せよ!

2023年06月10日

LGBT法案成立に熱心な自民党は反共政党であるという自覚はないのか

 現在の政治を糺すには自民党粛正が不可欠である。現在の自民党は単なる選挙互助会に成り下がった。そこに創価学会票を当てにするアホ議員がうじゃうじゃいるから始末に負えない。LGBT法案に見られる様に自民党の左傾化と劣化は顕著となった。

 自民党幹事長が劣化して行くのは小沢一郎辺りからだろう。加藤紘一や野中広務、古賀誠、山崎拓、石破茂、二階俊博となど無自覚左翼というか容共議員が就き、茂木敏充で止めを刺す。国家観なんぞ二の次で国民不在の権力闘争に明け暮れる。

 我が国には自民党以外の保守政党が無い。自民党か野党の議員しか選べないのでは投票率は下がる一方。その自民党が保守政党と言えるのかといえばそれも疑問で、唯、保守票欲しさに保守のカタチを取り繕っているだけに過ぎない。

 現在の小選挙区制度にも問題があるし、政党交付金が政治劣化の元凶でもある。小沢一郎が謀った二大政党へ向けての小選挙区制という二者択一は、中庸を重んずる日本人の国民性からも向いてはおらず、小選挙区を廃止し、中選挙区制や一県全土での大選挙区制を導入すべきではあるまいか。政党交付金制度も廃止するべきだ。

 選挙区にロクな候補がいければ棄権するしかない。中選挙区や大選挙区、例えば福島県で10人当選となれば弱小政党にもチャンスは巡って来るし、有権者の選択肢も増える。何より、総選挙の度に3分の1が改選され国会に新しい風が吹く。

 昭和30年11月15日、日本民主党と自由党の合併により「自由民主党」が誕生した。党是は自主憲法の制定。だが、自民党の歴史を見れば、保守政党とは程遠い中道左派の歩みである。改憲政党では無いのに九条改正を叫ぶのも不思議なことだ。

 何故に自主憲法制定を目指したのかといえば占領下にまで遡る。昭和25(1950)年6月25日、北朝鮮が突如として南朝鮮(韓国)に侵攻。これを機に同じ民族同士が相討つ戦争となり、休戦に至る約4年間で数百万人が犠牲となる大惨事となった。

 朝鮮戦争が勃発し、ソ連との対応に苦慮したマッカーサーは吉田茂首相に、国内警察力と海上警備力の強化を促す書簡を送る。所謂「マッカーサー書簡(文書)」である。これはマッカーサーが実質的に、日本国憲法の破棄を促したものである。

 だが、吉田は日本国憲法を破棄せず遵守することを選ぶ。当時の吉田のこの判断の是非を現在の価値観で論ずることに意味は無いが。吉田の判断に由り我が国が米国に利用され、朝鮮戦争やベトナム戦争に駆り出されなかったのは事実だろう。

 だが一方で、「マッカーサー書簡」が送られたのを機に、日本国憲法を破棄し、旧大日本帝国憲法(欽定憲法)に戻していれば、九条議論や安保関連法案や集団的自衛権の行使云々で不毛空論の議論が繰り返されることはなかったとも思う。

 また朝鮮戦争が、我が国の主権回復(昭和27年4月28日)後の1948(昭和28年7月27日)まで続いていたことで、憲法見直しの機を失ったのもまた事実である。

 昭和30年になると日本国憲法の見直しなどの機運が高まり、その年の11月15日、日本民主党と自由党が合併し、自由民主党が誕生することとなるのである。党是は自主憲法の制定であり、安倍らが謀る九条改正は党是と矛盾する。

 第九条の改正を謀るというのは現憲法を認めることであり、究極の護憲運動というのが正しい。現在の自民党綱領には、自主憲法制定は取り除かれ「新憲法の制定」を謳い、そして「高い志をもった日本人を」として次の様に明記されている。

【私たちは国民一人ひとりが人間としての普遍的規範を身につけ、社会の基本となる家族の絆を大切に、国を愛し地域を愛し、共に支え合うという強い自覚が共有できるよう努めます。・・・教育に対して惜しみなく資源を配分し、日本人に生まれたことに誇りがもてる国際感覚豊かな志高い日本人を育む教育をめざします】

 実に好い内容だとは思うが、何一つ実行していないではないか。だが、「教育に惜しみない資源を配分し」と言ってるが、それが高校教育の無償化や給食費の無料化だとすれば本末転倒と断じる他は無い。将来を担う子供達への教育の中身を論ずることなく教育という言葉を易易と語ることがあってはならない。

 社会福祉の充実やそれに伴う財政再建も大事だが、営利至上主義と言うべき経済主義ではなく、日本国民としての普遍的規範を身に付け、家族や仲間との絆を深め、共に支え合って地域と国家に尽くす日本人を如何にして育むことこそ大事。

 男女共同参画社会、ジェンダーフリー、SDGs、LGBT法案、人権擁護法案、協働・共生社会、外国人参政権、外国人住民基本法案、極め付けは女性天皇容認論と女性宮家創設など、左翼陣営は次から次へと国體破壊の策謀を重ねている。

 こうした行政側への共産主義の介入を奨めたのは悲しい哉、共産党ら野党ではなく、保守を自任する自民党政権下だったというのは実に御粗末という他はない。

 自民党の「立党宣言」には【社会的欠陥を是正することに勇敢であらねばならない。われらは暴力と破壊、革命と独裁を政治手段とするすべての勢力又は思想をあくまで排撃し祖国再建の大業に邁進せんとするものである】と記されている。

 自民党は立党精神に立ち返り、過去の容共的愚策の実行という過ちを糺すと共に共産主義を行政権と連結せしめようとするあらゆる企画や行動とすべからく対峙すれば自ずと支持率も恢復するだろうし、日本再生も自民党粛正の成否に懸かって来る。

※コメントは返信するのも煩わしいので会員のみにさせて頂いております。コメント及びメッセージ、御意見御感想、近況報告などは mr.cordial@live.jp へ。

《会費&御支援の御願い》みずほ銀行 郡山支店 普1464729 ニッポンロンダンクラブ。年会費一般30000円。法人120000円。協賛会員300000円~。

cordial8317 at 04:45│Comments(0)

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

「開かれた皇室論」という「天皇制廃止運動」が蔓延している右翼民族派よ、我が国の国體や皇統を害する主義思想に敢然と対峙せよ!