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2016年11月07日

国内に溢れ出してる中国語やハングル表記を止めさせよう!

 民主党政権下で推進し、実行された無責任極まる「観光立国」などという愚策は、安倍政権下で「クールジャパン」だとか「グローバル化」など片言のカタカナ外国語が氾濫し、問題点を検証することなく実に曖昧な次元で継承されている。

「観光立国」の名の下、全国の役所内や施設に設置されているハングルや北京語だか広東語だかの看板や案内板に違和感、拒否感を覚える人は多いだろう。訪日客は別にシナ人や朝鮮人だけではない。こうしたこともまた過去から続く「近隣諸国条項」の流れだとすれば御粗末過ぎる。看板の表記は日本語とローマ字と英語で好い。

 中共国内で使用されている「人民共和国、共産主義、共産党、革命、共和、左翼、唯物論、社会主義、右翼、演説、警察、芸術、自然、自由、新聞、鉄道、文学、歴史・・・」等等、こうした日常用語は、実は総て日本で作られた和製漢字である。

 過去に人民日報の姉妹紙「環境時報」が、使用されている「日本式漢字語」の実態に触れながら、無分別な和製漢字語導入を巡り、一世紀前の支那で戦わされた論争を紹介し注目を引いたことがある。現在、中共で使用されている社会・人文分野の用語の実に約70%が、日本から導入された外来語(日本語)であり、態態、中国語を表記せずとも、普段、我々が使っている漢字表記だけでも十分伝わるということ。

 清朝末期、日清戦争に敗北した清朝では庚有為が中心となって「維新変法」(自主的な近代化の試み)を進めたが、その取り組みが保守派の抵抗で挫折した後、和製漢字語が本格的に流入し始めることになった。日清戦争後から日本に注目し始め、近代化を目指す多くの留学生が西欧の文物を間接的に学ぶ為、日本に渡り始めた。

 近代シナの代表的知識人として知られている梁啓超も、和製漢字語の普及に大きな影響を与えた一人だ。彼は日本に亡命しながら日本の小説などを翻訳し、自らが創刊した「清議報」に連載するなどしている。和製漢字語研究の第一人者である王彬彬は「我々が使っている西洋の概念は、基本的に日本人が我々に代わって翻訳してくれたもので、中国と西洋の間には永遠に日本が介在している」と意見を述べている。

 我が国の漢字用語は、西洋の語彙を日本語に置き換えたもので、「漢字」こそが我が国の文化と言っても過言ではない。中共や漢民族に日本人の様な芸当は出来ないし、智慧もない。明治の先覚者は、外来語を全て新漢字に翻訳した。

 日本語の儘で西洋文化を学ぶことが出来たことは偉大なことだ。現代人の様にカタカナ外来語をそのまま羅列し、軽薄な舶来趣味と比べれば明治人の気骨と高い見識を伺い知ることが出来る。日本語に自信を持ち、日本文化に誇りを持ち、何処までも日本語で主張し、日本文化を貫いたからこそ西洋に負けない発展が得られたのだ。

 来日する外国人や世界の人々が日本や日本人に感じるものは「気品」であり、洗練された礼儀正しさであり、寛大さである。世界の何処を探しても、日本人の洗練された美を追求する高い創造性や質素な上品さに比肩するものは他にはない。

 この様な日本の生活文化を支えているものが日本語である。安易な横文字を使用したり、相手国に迎合するかの様な安っぽい対応は優しさや配慮というより、先人達が長い歳月に亘り言葉に宿らせて来た重い意味を失わせてしまうことにも繋がる。

 今、世界では数千万人もの外国人が日本語を学び始めている。日本語文化を世界に普及し、日本の和の心を伝えることは大事なことで、それには先ずは、日本人自身が日本語の素晴らしさを知り、乱れた日本語を正すことこそ肝要である。

「観光立国」の名の下に実行されてる各地の看板は、日本語とローマ字と英語表記に統一するべきで、何より発展途上国の国策とも言える「観光立国」という愚策こそ止めるべきだ。国内に溢れ出してる支那語やハングル表記を止めさせよう!

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cordial8317 at 07:28│Comments(0)

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