今日は「エイプリルフール」最大の嘘吐きは釈迦牟尼かキリストか(笑)儒教などの外国の思想が輸入され「国意」に悪影響を及ぼした

2023年04月02日

近代国家の中共如きを「支那(シナ)」と呼ぶのも分不相応な気もする

 日本邦人がスパイ容疑で拘束される中、林芳正外務大臣が訪中。何故に訪中なのか。赤いチャイナドレスが忘れられないのか。そんなことが見透かされてか、会談した秦剛外相は「中日は一衣帯水の隣国だ」と語り、上から目線で林に釘を刺した。

 中華人民共和国(中共)は共産主義を最高原理として崇め、神や仏という共産主義を超える存在を許さず、人民に信仰の自由は認めない。こんな歪な共産国家との友好親善は有得ない。親中派の林らというのはハニートラップに堕ちた単なるスパイ。

 集会、結社、出版、言論の自由も基本的人権も無く、満州、内蒙古、チベット、新疆の異民族を虐殺・凌辱し、土地を奪い、共産主義と民族浄化と漢民族化を強制し、清朝時代の最大版図を「歴史的領土である」と主張する帝国主義国でもある。

 親中派の影響から多くの日本人は日中関係は「同文同種」とか「一衣帯水」という認識を持ち、「四書五経」のイメージを膨らませ「中国」と呼称するが、日中関係が樹立されたのは20世紀に入ってからで、中共との付き合いは更に短い。

 中共は戦後、日本を属国と見做しており、日本にだけは自分達を世界の真ん中にある「中国」と呼ばせことに固執する。「中国」と呼ばせることで「北京が世界の中心で、日本は我が国の朝貢国である」ということを暗に認めさせている。

 外務省は中共の強要に何ら反論をすることなく従順に受け容れた揚げ句に、「外務省次官・局長通達」として、「理屈抜きにして先方の嫌がる文字を使わぬこと」と言論機関などにこの「中国」との呼称を強制し、国民に浸透させ現在に至っている。

「中国」という言葉の一番古い意味は「首都」という意味で、「国民国家」を意味するものではない。日本でいう処の「中国地方」がその好い喩えだろう。中共からイチャモンが始まったのは、戦後の昭和21年6月に遡る。形式上、連合国の一員で戦勝国であった中国共産党は、その力関係を盾に「中国」という名を強要した。

 愚生は「中華人民共和国」を「中国」と呼ぶのは間違いで、「支那(シナ)」と呼ぶことが正しいと考えていたが、最近ではチョッと違う気がしている。

「支那」とは二千年の歴史のある言葉であり、浪漫や憧憬を感じる名称でもある。政権・王朝が代わっても、その基底にある自然・民族・文化を意味する名称として使われてきた国名であり、共産党一党独裁の中共を「支那」と呼ぶのは賛美し過ぎ。

「支那」は最初の統一王朝「秦」に由来している名称で差別でも何でもない。ロシアは中共のことをチャイナとかではなく「キタイ」と呼んでいる。キタイとは 支那大陸の北部を支配しただけの契丹のことだ。大統一帝国の秦どころか、契丹と呼称とするロシアに、「差別だ」との抗議の声が上がったことがないのは分かり易い。

「支那」を漢字にしたのは新井白石で、イタリア語の「チーナ」を翻訳したもの。岡倉天心の説では「新」に由来している。「支那」とは広大な浪漫がそこに無くてはならず、「中華人民共和国」や「中国共産党」は「中共」と呼ぶのが相応しい。

 尊皇愛国の書として有名な、山鹿素行が著した「中朝事実」では、世の学者の外国(主として漢土)崇拝を批判し、皇統の一貫を根拠に「日本こそ万国に卓越した中華・中国と呼ぶに相応しい国である」との日本主義を主張している。

 平田篤胤も「天地の形成過程を知り、神の功徳を認識し、日本こそが万国の本源の国であり、全てに於いて優れた国であり、天皇が最高の存在であることを十分に知らなければならない」との日本こそ中国であり天皇こそ最高の存在と教える。

 余談だが、世界では日本を「ジャパン」と呼ぶ。本来は「ニッポン」と言うのが正しい。WBCの「侍ジャパン」にしても、国際会議やオリンピックなどの国際大会などでも「JAPAN」と表示されるが、本来の「NIPPON」と表記させるべきだ。

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cordial8317 at 05:31│Comments(0)

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