怪しく安っぽい風潮からLGBTQの同性婚が進められて行く「聞くは一時の恥、聞かぬは末代の恥」というが

2023年02月17日

徒然なるまゝにその日ぐらしシリーズ(笑)

 よく「ネガティブ」だとか「マイナス思考」だとか、「ポジティブ」だとか「プラス思考だ」というが、世の中、どんな状況下でも自分の都合の好い様に見方をプラス思考に変えればポジティブになれる。 だが、物の見方や考え方というのは経験が無いと薄っぺらいものになってしまいがち。要は、その経験とは「失敗」である。

 成功から学ぶことは少ないし、最初から成功するヤツもいない。だが、失敗から学ぶものは多い。「場数を踏む」という、その場数とは「バカな数」であり失敗である。その失敗を如何に自分のものにしたかでその人の重みも変わってくもの。

 世の中、失敗を恐れて小さく纏まってる者が少なくない。そんな人間は魅力が無いし、自分では何も出来ない。また、世の中、役に立たぬ無駄というのは一つも無い。例えば乞食だって泥棒だって、振り込め詐欺の奴らだって役に立っている。

 現憲法前文には「諸国民の公正と信義を重んじ」と書いてあるが、公正と信義に乏しい諸国民のお蔭で仕事に就けている職種もある。警察がそうだろう。諸国民に公正さと信義が備わっているなら悪事を働く人間などいないということだろう。

 例えば、親や先生が、そんな悪党や乞食がいるからこそ、「あれを見ろ、勉強しないとあんな人間になるぞ!」と子供に教えることも出来れば、犯罪者がこの世に絶えない限り、警察や刑務所の看守らが食うに困ることはないのである(笑)

 現憲法では自衛隊が違憲と騒ぐ連中はいるが、警察を違憲という人いないし、公正と信義に乏しい犯罪者を憲法違反と詰る人もいない。現実は、警察が存在し治安や公共の福祉が守られる。要は、自衛隊も同じで、理想と現実は違うということだ。

 特殊詐欺にしても、年寄りがタンス預金をしてたところで景気は好くならないが、「オレオレ」と騙って手に入れたカネは、恐らくは豪勢に使われているだろうし、犯罪行為が結果的には経済的波及効果で誰かに還元されて行くことになる(笑)

 キャバクラや高級クラブのねえちゃんに入れ込んで、結局はフラれたとしても、「フラれたお蔭で無駄なカネを使わずに済む」とか「フラれたお蔭でもっと好い女に逢えるかも」などと考え、その現実に感謝すれば世の中の見え方が違ってくる。

 そうした考えに及べば、人間の幅もまた違ってくるというもの。愚生の住む郡山市の偉人に安積艮斎(ごんさい)がいる。艮斎は、二本松藩の儒者・今泉徳輔に学んだ後、文化3(1808)年、その向学心止み難く、17歳で出奔する。江戸に上り、儒学者・佐藤一斎の門に入る。その後、大学頭・林述斎の門人となり研鑽を積んだ。

 17歳で学問を志し江戸へ出奔したというと聞こえは好いが、女房にフラれたというのが真相だという。というのも、16歳で隣村の「横塚」に婿入りするも、その女房が評判の美人。方や、艮斎は醜男だった。その上良斎は学問が好きで、仕事もせずに本ばかりを読んでいる様な男だった。そして終には三下り半。養子先から追い出される羽目となった訳だが、これを機に江戸に遊学し、そして成功を収める。

 幕末に艮斎を師と仰いだ門人は小栗上野介を始め、秋月悌次郎、岩崎弥太郎、清河八郎、栗本鋤雲、権田直助、高杉晋作、谷干城、中村正直、そして吉田松陰など実に2282人にも上る。23歳で江戸神田駿河台に私塾を開き、天保2年の41歳で「艮斎文略」を出版し、その後も「艮斎間話」を著し、艮斎の名は天下に知れ渡る様になる。当時、文壇では「東の安積艮斎、西の斉藤拙堂」と並び称された学聖である。

 艮斎は朱子学の他、陽明学や宗教の善い所を摂取しようと自由な学風を貫いた。洋学にも造詣が深く、渡辺華山が主宰し高野長英ら学者や幕臣が会した尚歯会にも参加した。天保7年(1836年)二本松藩儒となり、嘉永元年(1848年)58歳の時に海外事情研究の集大成「洋外紀略」を著し世界史を啓蒙、海防論を説いた。

 同3年には昌平坂学問所教授に就任。同5年十二代将軍徳川家慶に御進講。同6年、米・露の国書を翻訳し、ペリー来航時にも翻訳を行った。 艮斎は近代日本の源流とも言える江戸時代の偉大な思想家であった。万延元年(1860年)11月21日、昌平坂学問所にて多くの門人に看取られ、70年の波乱に満ちた生涯を閉じた。

 艮斎宅の床の間には、一幅の美人画が飾られていたという。故郷横塚の別れた女房を偲ぶ為に書いて貰った掛け軸らしく、「この女房に追い出されたことで今の自分がある。この絵を見て自分自身を戒めているのだ」と弟子に語っていたという。

 厭なことがあったとしても、こうした考え方に立つならば常に平気で世に処せるし、自然体でいればこそ無限に好い知恵も沸いてくるというもので、その自然体とは自分流というものではなく、自然の流れや相手の間合いに合わせることだ。

 昔の人は「恋と願いはよくしろ!」といったという。恋でも、願い事でも、必ず好くなると信じ、喩え、途中で色々な事が起こっても最後は好くなるんだというポジティブな思い込みも大事なことだと教えている。兎に角、物は考えようで、常に前向きに「災い転じて福となす」という物の考え方を持つことが大事なのである。

 マイナス思考の人間というのは、余りにも陰気で見ているこっちまで暗くなる。斯くいう愚生も危機的状ではあるが、まぁ、大丈夫、なんとかなる。呵呵。

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cordial8317 at 06:02│Comments(0)

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