「日本死ね!」というなら「舛添死ね!」ともいうべきだわな(苦笑)今日、卯月朔日を「月齢」で表すと「下弦(かげん)」となる

2016年03月31日

シャープより鴻海の方が商売に長けている(笑)

 愚生の座右の書でもある「大物になる本(織田大蔵語録)」には、処世学や人生哲学の他に経営学の秘伝として「売る時は安く、買う時は高く」と教えている。

 商売上のコツというのは、売りたい場合は、相手の気をグッと惹き付ける為に値段を安く付けると好いらしい。例えば、100万円のものなら50万円の半額で。

 すると相手は必ず乗って来る。もう買ったつもりで金を準備し、色々な手配を完了する。その頃合いを見計らって、「いや、実は他にも買い手が付いて、相手は150万円と言って来ているものだから、大変申し訳ないが・・・」と断る。

 すると相手は、「なんですか。こっちはあの値段で買うことを決めて、もうすっかり手配が終わっているんですよ。今更、そんなことを言われても困る・・・」

「御尤もですが、私共も三倍で売れるとなるとどうしても・・・」

「困った人ですね。私の方は買うということで手配も終わっているし、ならばどうですか、120万円で」

「弱りましたな。30万円不足ですが、まぁ仕方がない。最初に口をかけたのは貴方の方ですから・・・」

 と、こうして商談を纏める。結局は100万円より20万円高く売って、然も相手には30万円安く買ったという喜びを与えてやれる(笑)

 買う場合はこの逆。初めに高値を付けて、相手に売った気持ちにさせることだ。相手は売れたものとして段取りをしてる。その頃合いを見て思い切って値切る。

 理由は何でも好い。「銀行から予定通り融資して貰えなくなった」とか「もっといい物が見つかった」とか。相手は既に売れた後のこと、ああしよう、こうしようと考えているだろうから、少し損をしてでも売ってしまおうと決心する。

 そこが付け目。相手はコロッと売って来るだろう。どうだ、こういうのが「経営学」にはない本当の秘伝だ。生きている人間同士の取引きなんだから、当然、心理作戦というものがあって好い。昨日、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業は取締役会で、経営再建中のシャープを買収することを決めた。

 当初4890億円だった出資金は3888億円と1000億円も大幅に減らされたが、これこそ「売る時は安く、買う時は高く」という心理作戦の結果だろう。やはりシャープより、鴻海の方が商売に長けている様である。呵呵。

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cordial8317 at 08:33│Comments(0)

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