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2016年03月01日

「人災」を決定付けた菅直人こそ責任を問われるべきだ!

 今日は弥生朔日。いつもの様に朝まだきから身を清めるも、今朝の寒さは流石に堪えた。神饌を新しくし、神棚に向い二礼二拍手一礼。畏くも陛下の弥栄を祈念し、併せて心願成就を懸ける。扨て、今月もどうなるものぞ。

 東京電力福島第一原発事故の刑事責任を巡り、検察審議会の起訴議決に基づき、東電の勝俣元会長ら3人を強制起訴した。福島原発事故は事故調査委員会からは「人災」と結論付けられているが、今回の強制起訴は「天災」を予測出来たかどうかが争点。巨大地震の対策は出来ていたが、流石に大津波までは想定していない。

 予備電源の確保さえ想定外なのに、大津波を予測出来たかどうかに意味は無い。「人災」を決定付けた当時の最高責任者であった菅直人こそその責任を問われるべきだ。事故前、外国人からの不法献金を糺され四面楚歌だった菅は、原発事故を利用しようと「現場視察」というパフォーマンスという起死回生の一発勝負に出た。

 この現場視察が、原発事故の現場の対応に混乱を招き、被害が拡大したことは明らかだった。 東日本大震災当日から炉心溶融という「最悪のシナリオ」を予測していながら、菅が強く望んだ現地視察で、即座に取るべき一連の措置に遅れが生じた。

 当時、政府担当者からの要請により「首相を被曝させない」ことを優先する余り、1号機の炉圧を低下させる為の「ベント」と呼ばれる応急措置が遅れた事実は既に報じられている通り。原発事故の責任は何も東電だけではあるまい。

 東電は然ることながら、国や県、また設置を容認した自治体にも在る訳で、中でも原発事故の対応の拙さと混乱を生んだ当時の民主党政権に責任は重い。

 起訴訴状の中には、強制避難による影響で亡くなられた双葉病院の患者44名の死亡の責任も問われているという。だが、避難命令を出し、動かしてはいけない重篤な患者を強制的に移動させたのは、東電役員らではなく、当時の災害対策本部長である菅直人であり、その責任を問うなら菅であり、適切な処置を誤った医者だろう。

 勝俣元会長らを庇うつもりは毛頭ないが、当時の最高責任者であり、混乱と更なる被害の拡大を生んだ菅が逮捕されなければ正義は何処に在るというのだ。

 未だに原発事故を論い、その責任論を然も当然であるかの様に振り翳して東電元役員らを糾弾すが、生き残った我々がいつまでも被害者意識丸出しで、過去ばかりをふり返って、いつまでもその場に立ち止まっている訳には参らないのだ。

 現実に今も凄惨な事故現場に於いて、命懸けで収束しようと頑張っている方々が存在し、また今回の教訓を活かそうと懸命に努力している方々が存在する。原発事故の責任を問うのは法治国家では当然であろうが、ならば菅こそ糾弾されて然り。

 カタチだけの責任論よりも大事なことは、二度とこの様な過ちを繰り返さない為にはどうすべきかだ。国内での原発に限らず、いつか起こるであろう韓国や中共、或いは世界に在る原発の事故に対しても、福島原発事故の収束技術と正確な科学的データが活かされることこそ、福島のこの地に住み続ける我々の願いでもある。

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cordial8317 at 08:36│Comments(0)

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