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2016年01月13日

「拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々」(蓮池徹)

 拉致被害者の帰国の経緯を巡り、安倍首相が槍玉に挙げられ批判されている。きっかけとなってるのは、拉致帰国者・蓮池薫の実兄である蓮池透の著書「拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々」に書かれている内容がその理由。

 如何にも意味有り気で羊頭狗肉のタイトルだが、「拉致問題はこれでもかというほど政治利用してきた。その典型例は安倍首相だ」と、かなり過激な内容となっている様だ。まぁ買ってまで読みたいとは思わないが、「反原発」逞しい蓮池透の安倍利用であり、反原発派や反安倍陣営にとってはベストセラー間違いなし(笑)

 安倍を断じるのも分からなくもないが、何より拉致問題解決こそ大事。拉致問題には拱手傍観を極め込む政治家や、過去に被害者家族からの相談を一笑に伏した政治家こそ責められるべきで、安倍のみを論い批判するのはフェアじゃない。

 批判されるべきは安倍だけではないだろう、過去に我が国政府が行ってきた数々の「人道的措置」や「優遇措置」であり、拉致問題の政治利用を断固として阻止するならば、過去のそうした愚策や弱腰軟弱の外交姿勢を猛省させ、それを糺すべきだ。

 蓮池透自身も、センセーショナルだった「奪還」を出版し、更に二番煎じを狙い、「奪還・第二章」「拉致」なども上梓してる。今回の騒動で「拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々」はベストセラー間違いないだろう(苦笑)

 彼は講演会などにも呼ばれている様だが、多くは反安倍派や拉致問題に批判的な胡散臭げな団体や元東電職員で「反原発派」ということで需要が多い様だ。

 こうした蓮池兄の実情は、それこそ「拉致問題の利用」そのものであり、国内世論を二分する様な行為は北朝鮮を利するものでしかないことも知るべし。

 蓮池兄の言行の変遷を知る上で目に留まるのは、「植民地時代の過去の清算を具体化させた上で、一刻も早い拉致被害者救出しなければならない」というこの一言に尽きるのではなかろうか。よくある、強制連行と拉致を同一視している。

 昭和48(1973)年、日本に滞在中の金大中が、東京都内のホテルから拉致される事件が起きた。横田めぐみさんが拉致されたのは、この金大中拉致事件から4年後のこと。蓮池薫さんが拉致されたのは金大中事件から5年後のことだった。

 日本人が次々と拉致される様になった背景には、「日本のホテルから拉致された事件なのに、日本政府が傍観を極め込んだからだ」とする意見も散見する。

 この認識は強ち間違ってはいない。なのに何故に「植民地時代」にまで遡り清算することが必要なのか。「拉致事件」は日本が過去に行ったとされる強制連行の代償であり、その萌芽と全ての責任は日本に在ると思っているのではなかろうか。

「北朝鮮には対話と圧力」という常套句にはもううんざり。そういう愚策が「政治利用」ということなのだろうが、北朝鮮へは断固とした「圧力と制裁」以外には無いものと考える。政治の決断と外交での無策の上で「圧力と制裁」を決断するならば、それは北朝鮮への「宣戦布告」であり、「戦争」であるという認識を持つべきだ。

 拉致問題にしろ領土問題にしろ、「奪われたものは奪い返す」という気概と覚悟を以て解決を図らねばならないが、悲しい哉、我が国にはそういう気骨のある政治家はいない。国会での野党に因る政府与党の揚げ足取りの議論は正に国民不在そのものであり、新聞やネットでのから騒ぎは拉致問題解決にはマイナスでしかない。

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cordial8317 at 07:57│Comments(0)

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