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2021年02月19日

「氏(姓)を変えることにより自己喪失感を覚える」という変態的意見

 東京五輪・パラリンピック組織委員会会長に橋本聖子五輪相が就く。森前会長の女性への揶揄を「女性差別」や「女性蔑視」とバッシングして森を辞任に追い込んだ勢力は、これに味を占めて最終的には敬宮愛子内親王の即位を謀るだろう。

 その手始めに「夫婦別姓」問題について、男性側の姓を名乗ることに抵抗し別姓推進を声高に主張するだろう。「夫婦は同一の姓とする」との民法規定の違憲性が争われた訴訟の上告審で最高裁は「規定は合憲である」との判断を示している。

 民法第750条には「夫婦は、婚姻の際に定めるところに従い、夫又は妻の氏を称する」と明記されている。つまり夫となる人、または妻となる人の何れか一方の「氏」を夫婦の氏とするということであるが、男性の姓を名乗るのが恒例化している。

 この民法の規定を多くの国民は「片方が氏(姓)を変える」と理解しているが、「氏(名字)は個人の名前の一部」という誤解が混乱を招いているのも事実。

 抑々「氏」というものは個人を表す名称ではなく、明治維新以前には武士や大店の商人以外は「氏」は無かった。明治維新後、新政府は全ての国民に「氏」を与え、戸籍を整えた。何より家族の絆の重要性を重んじることとした。

 戸籍抄本や戸籍謄本を見れば分かるが、戸籍の筆頭者のみが「氏」と「名」で書かれており、その他の家族は「続柄」と「名」しか書かれていない。つまり、「氏」は家族を表す名称であり、個人名ではないことが理解出来よう。

 日本人の日本人らしさの根幹を成すのが「戸籍制度」であり、個人だけでなく、親兄弟や子や孫、連綿と続く歴史の縦軸の中に生きるという制度である。正に我が国の「戸籍制度」というのは世界に誇れる制度であると言えるのだ。

 欧米の教育は個人が生存権に勝つ為のものであり、辺り構わぬ闘争が行われ、働く目的は金と享楽の追求のみ。それ故、家族の絆は緩み道徳の深さは生活から離れ、結果、唯物主義の考え方が支配的となり、人々の心を孤独化している。

 我が国は欧米の価値観が蔓延してる中でも個人主義は極僅かで、世代に亘る家族の絆は固く互いに助け合うことで人間本来の善良な姿と優しい心が保たれている。

 夫婦別姓制は個人主義を優先する余り家族の一体感を損ない、子供に与える精神的影響も大きい。事実婚を増加させ離婚の増加や婚姻制度の崩壊を齎すだろう。

 抑々、婚姻に際し氏(名字)を変えることにより職業上不都合が生じる人にとって、通称名で旧姓を使用することが一般化している。婚姻に際し氏を変更したとしても、婚姻を関係者知人に告知することにより何の問題も生じない。

 また、「名字を変えることにより自己喪失感を覚える」という様な意見もある様だが、これは「氏(姓)は個人名ではない」ということを理解していない典型で、同姓が嫌なら、騒がずとも同棲という事実婚で好いだけのことだろう。 

 そうした変態的な意見より、結婚に際して夫婦が同じ姓となり、これから新たな家庭を築くという喜びを持つ夫婦の方が圧倒的多数であり極めて一般的な感覚だ。

 夫婦同姓は、普通の日本人にとって極めて自然な制度であり、現代社会で家族とその絆を支えているのが「戸籍」である。戸籍は、国民の出生・結婚・死亡などの身分の変動を「夫婦と未婚の子」を単位として登録するシステムである。

 戸籍制度は結婚や相続など家族生活を営む上で極めて重要な役割を担うと同時に、家族の一体感を維持する機能も有している。 ところが、別姓推進派には「別姓導入は戸籍制度改廃への一里塚」とする考え方が根強く存在するのは事実。

 別姓するくらいなら結婚などしなきゃ好いと思うのが普通だが、あくまでも夫婦別姓の目的が「戸籍法」の改正に在るのだとすれば合点が行くというものだろう。

 別姓推進派は、現在の戸籍制度が家族単位である点を戦前の「家父長制度」の残滓と捉え、戸籍を個人単位の「個籍」や、欧米諸国を模した「個人登録制」に改めることを求めているが、戸籍法改正を理由にした国體破壊こそが目的である。

 選択的夫婦別姓と雖も導入されれば我が国の戸籍制度や家族制度は瓦解し、祖先と家族・親と子を結ぶ連帯意識や地域の一体感、延いては日本人の倫理道徳観にまで悪影響を及ぼすのは必至。尤も、不倫や重婚には都合が好いだろうが(笑)

 夫婦別姓に限らず突き詰めた議論が無い儘にマスコミが創り上げる安っぽいムードだけで、やれこれが世界の流れだとか、実に曖昧な次元でもって賛同者が広がってるが、こうした怪しい動きに騙され便乗することがあってはならない。

 亀井静香がEテレの夫婦別姓問題特集の番組に出て「夫婦別姓はワガママ。国家の恩恵を受けたいなら国家のルールに従え。日本人はみんな天皇の子」と語ったことがネットで批判されている様だが、この認識は間違いではない。

 我が国は正しく天皇の国であり、臣民とは天皇の子。我が国が世界に誇る家族制度というのは皇室の在り方を理想とするものであり、正しく「父母に孝に兄弟に、夫婦相和し」。実に尊く、神の国に生まれた奇跡を感謝せずにはいられない。

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cordial8317 at 05:00│Comments(0)

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