佐藤栄佐久元福島県知事、退職金7700万円の返納命令を拒否する構え北朝鮮には断固とした「圧力と制裁」以外には無い

2015年06月26日

歴史問題は一国の存亡に関わる大事であり、共同研究なんぞ在り得ない

「戦後70年談話」の内容を検討している21世紀構想懇談会の議論が終了した。安倍首相はこの報告書を踏まえ談話を発表するという。北岡伸一座長代理が「中国や韓国などとの和解を進める為の多国間の歴史共同研究、近現代史教育の充実を求める意見が出た」と語ったが、何故に中韓との和解を進めなければならないのか。

 我が国は先の大戦で、中華人民共和国とも大韓民国とも戦争はしていない。この単純なことを理解せずに、安易な譲歩や謝罪を行って来たことが抑々の間違いなのだ。この北岡だが、国際大学長であり、歴史学者として「日中共同歴史研究」の日本側の座長を務めていたこともある戦後民主主義者の定型的人物でもある。

 強かな安倍にしてみりゃ、首相談話への有識者会議メンバーは左右のバランスを考えた人事なのだろうが、国益を考えれば実に不適格な人選と言わざるを得ない。

 政治家というのは、歴史認識を問われると、「歴史は歴史家に任せる」などとキレイゴトをいう。だが、歴史の問題というのは、一国の存亡に係わる大事であり、歴史家が不適格であれば国家の存続も危ぶまれるということも知るべきだ。

 靖國神社問題然り、中韓からのイチャモンは絶えないが、政府は、中韓の内政干渉に屈するカタチで「日韓歴史共同研究」「日中歴史共同研究」という茶番が行われる様になった。抑抑、歴史の共同認識など共有出来るものではなく、歴史を共有するということは、相手国の歴史を受け容れることであり、自国の歴史の否定だ。

 我が国の歴史学者は中韓の学者に比べれば多少モラルを持っているだろうが、中韓の歴史家なんぞ酷いものだ。中韓にとって優秀な歴史家というものは、自国の正当性を如何に論じられるかだけで、捏造してでも真実と言い張れるかである。

 中韓の我が国に対する歴史に対する修正要求は、歴史(近代史)の解釈という様な範疇ではなく、我が国の歴史と日本人そのものを否定する愚劣なものばかり。

 共同歴史研究で座長を務めた北岡が、例えば「南京事件」や「盧溝橋事件」で歴史に基いた認識を示し、修正を促したかといえばそうではない。「南京虐殺ありき」の研究であり、「盧溝橋事件」にしても、中国共産党の謀略という事実が明らかになっているのにも拘らず、「偶発的に発生した」などとは御粗末過ぎる。

「日中戦争(支那事変)」勃発前は果たしてどういう状況だったのか。支那の新聞の大勢は「日本をやっつけるべし」という対日主戦論が幅を利かせていた。

 当時の主戦論には、過激な知識人・学生・都市市民、中国共産党、地方軍閥の3グループが在り、共産党と軍閥は知識人などに主導された過激世論を味方として、蒋介石政権に対しての立場を有利にしようと狙っていた。特に共産党は反日を最大の政治的武器として使っていて、昭和6(1931)年11月に江西省の瑞金に成立した中華ソビエト共和国は毛沢東の名で、我が国に対して「宣戦布告」を発している。

 日本攻撃が起っても不思議ではない状況の下、昭和12(1937年)7月7日に「盧溝橋事件」が起った。 実は共産党にとって当時の状況は深刻で、「西安事件」により蒋介石は共産党攻撃を中止し、共産党と協力関係を作ることを約束した。

 然し、その後、蒋介石は共産党に次々に厳しい条件を突き付け、この窮地に大博打を打って出たのが共産党であった。国民党軍の中に大量に潜り込ませていた共産党軍に「反日」を煽り、それに紛れて7月7日22時40分に発砲事件を起こした。

 共産党が盧溝橋事件を引き起こしたことは今や歴史的に100%明らかなのだ。日華事変(日中戦争)の原因となった「盧溝橋事件」は中国共産党が起こした謀略であり、「日中戦争は日本の侵略だった」とは、中共のプロパガンダに過ぎない。戦争の発端となったこの事件の公正・公平な「事実」を知ることが大事だろう。

 韓国との歴史認識の違いにしても、韓国は我が国と戦争をしたというウソの歴史を教えていることが抑々の間違いなのにそれさえ指摘しない。韓国のウソの原点は李承晩の「大韓民国臨時政府」というウソ。国定教科書でも「対日宣戦布告」を過度に強調する余り、ウソに​ウソを重ねるしかなくなっているのが現状なのだ。

 こうした間違いに目を向けず、全てを日本の責任とするのは甘えであり、主権国家としての権利を放棄したことと同じである。韓国にしろ、中共にしろ国家として我が国と戦った歴史はない。誰でも分かることが、何故か日本人だけが知らない。

 中華人民共和国が樹立出来たのは国民党と中国共産党との「国共戦争」の結果であり、韓国が独立出来たのも、日本の敗戦に乗じた米国からの賜である。

「日清戦争」というのもその実は朝鮮を巡る戦いだったが、「日露戦争」後の日韓関係の悲劇の現実こそが「日韓併合」なのである。大東亜戦争​にしても「朝鮮人も日本人として共にアジア解放の聖戦に立ち上がった」というのが真実だ。

 その事実を伝えないで、反日活動家だった李承晩の「臨時政府として対日宣戦に​参加した」などというウソを否定もせず、教えるからややこしくなる。

 韓国の憲法の前文には、「大韓民国は3.1運動により建てられた大韓民​国臨時政府の法統を受け継ぐ」と規定していることからも、韓国は真に歴史を共同研究したいのならば、先ずは自国の捏造された歴史に目を向けるべきだ。

 抑々、「大韓民国臨時政​府」というのは、サンフランシスコ講和条約への​署名も認められなかったことでも分かる様に国際的にも認められてはいない。

 こうした国際的な常識を無視し、「悪逆非道な日本からの独立を我々の手で勝ち取った」と​いう神話を捏造してしまったところに韓国の悲劇が在る。

「全ての責任は日本に在る」と騒ぎ立てるが、何れにしても韓国は、自らの責任を真正面から見つめ直すべきだ。更に言わせて貰えれば、「日韓併合」時代にしても韓国は「日帝36年」と批判して憚らないが、果たしてそうだったのだろうか。

 当時、韓国国民独自の近代独立国家建設の道など在り得ない。彼らに、あの巨大ロシア勢力の排除など到底無理だったことは、近代史を学べば解ることだ。

 日清戦争で日本が勝利した後、ロシアが南下政策を開始し、日本が戦利品として割譲された、遼東半島に攻め入り、韓国までも触手を伸ばしている状況下に、韓国独自でロシアと対峙することなど到底不可能だったのは歴史が証明している。

 その意味では寧ろ、日本に拠る韓国保護の必要性を認め、日本と一体となった上で民族の自立発展の道を模索しようとした親日団体「一進会」などの日韓合邦派の方が現実的だった。だが、その合邦派を「日帝の手先」として糾弾し、その子孫も「親日分子取締法」で弾圧する韓国に、歴史の共同研究など語る資格はない。

 厚顔にも朴槿恵が「日中韓で歴史教科書の共同研究を」などと提案しているが、これ即ち己の歴史を知らない故の妄言である。我が国が、中韓の歴史を受け容れるということは歴史の捏造に与することと同じであり、歴史への冒涜である。

 近現代史教育の充実は大いに結構だが中韓は公正な歴史は望んでいない。歴史の問題は一国の存亡に係わる大事であり、安易な譲歩や謝罪はするべからず。

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cordial8317 at 06:58│Comments(0)

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