「パチンコ・パチスロは適度に楽しむ遊びです」という白々しい新聞広告(嗤)本日は日露戦争開戦記念日。明治人の気概と誇りに学ぶべし!

2015年02月07日

「2月7日は北方領土の日です」という欺瞞を糺す!

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 己の土地を他人に奪われて黙っている者はいないだろう。況してや、父祖伝来の国土が強奪されて泣き寝入りする民族が何処にあろうか。ロシアに占領されてる「北方領土奪還」は、日本民族の悲願である。韓国に実効支配されている竹島然り。

 ところが、戦後70年も経った今日、北方領土問題は未だ解決の糸口すら見えて来ないのは一体何故なのか。思うに、領土そのものの重要性に対する認識不足と、如何に不法に占拠されたかの真相把握が欠如していること、更には、ロシアへの認識の甘さと対応の甘さ等が綯い交ぜとなった結果が未解決の根源であろう。

 北方領土は「日露和親条約」並び「樺太・千島交換条約」「日露講和条約」の締結により、歯舞、色丹、国後、択捉の四島を含む、北は占守(シュムシュ)島から得撫(ウルップ)島の全千島列島と南樺太が、我が国固有の領土となった。

 領土問題では、共産党が「全千島、南樺太の主権」を訴えているが、この認識が正しく、共産党でも分かることが自民党を始めとした政党や政治家が理解していないのは実に情けない。過去に国会に於いて「四島返還決議」を採択しているが、この返還要求こそ、事勿れ主義であり、軟弱土下座外交そのものなのである。

 明治新政府の外交努力を無視して、四島を含む全千島列島と南樺太の主権が在るにも拘らず四島のみの主張を明記し、見す見す権利を放棄するとは理解に苦しむ。

 ペリーが浦賀に来航した2年後の安政元年(1855)2月7日、江戸幕府は伊豆下田でロシアと交渉し、「日露和親条約」を締結。この条約を以て歯舞、色丹、国後、択捉の四島と千島列島の間に境界線が引かれ、樺太を混住の地と決めた。「北方領土の日」はこうした歴史がその根拠となっているのだが、歴史には続きがある。

 明治新政府は、榎本武揚を全権特命大使としてロシアに派遣して外交交渉を重ねた結果、明治8年(1875)5月7日、ロシアとの間で「樺太・千島交換条約(サンクトペテルブルク条約)」が締結されるに至った。その結果、混住の地だった樺太の北側と千島列島を交換し、南樺太と占守島までの全千島列島が我が国に帰属した。

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 歯舞、色丹、国後、択捉の四島は我が国以外に帰属したことはなく、何を今更乍ら「四島返還要求」なのか。四島返還要求こそ弱腰軟弱全方位外交の象徴である。

 江戸幕府ではなく我が国がロシアと締結した国際条約である「樺太・千島交換条約」を論拠に、或いは日露戦争の講和条約である「ポーツマス条約」に則って、四島を含む全千島列島並びに南樺太の即時返還を要求すべきなのだ。「北方領土の日」は2月7日ではなく「樺太・千島交換条約」が締結された5月7日が相応しい。

 歯舞、色丹、国後、択捉の四島返還に固執する故に2月7日にせざるを得ないのが実情である。2月7日に締結した「日露和親条約」は江戸幕府であり、新政府が日本国家として正式に締結した「樺太・千島交換条約」こそ重んずるべきだろう。

 全千島と南樺太の主権が在るにも拘らず、四島のみの領有権主張を明記し、見す見す権利を放棄した揚句に「四島返還」の国会決議をしていることは、国会と政治家の無能を示すものであり、国益を重んじる政治家として万死に値するものだ。

 四島返還論はヤルタポツダム体制が作り出した象徴である。安倍が真に「戦後レジームからの総決算」を訴えるなら領土主権の問題も根本から見直さねばならない。

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 1945年(昭和20年)2月、米国のルーズベルト、ソ連スターリン、英国のチャーチルらがクリミア諸島のヤルタに集った。この会談でルーズベルトは千島列島をソ連に引き渡すことを条件に日ソ中立条約の破棄を進言し、ソ連の対日参戦を促した。

「ヤルタ協定」ではソ連の対日参戦を始め、南樺太をソ連に返還すること、千島列島をソ連に引き渡すことなどが決められた。ドイツが無条件降伏した約3ヶ月後の昭和20年8月9日、ソ連は「日ソ不可侵条約」を一方的に破棄し参戦した。

 このソ連の国際条約の蹂躙と侵略に因って、日本人同胞の虐殺、強奪、婦女子の強姦、暴行など鬼畜の如き行為が繰り返えされた。更にはソ連は、日本軍人、軍属、一般人を含め80万人以上の人間をシベリアへ抑留し、半数以上を凍死、餓死させた。

 ソ連軍による残酷無残な行為は正に悲憤断腸、鮮血の逆流するのを覚える。今を生きる我々はこうした事実と悲劇を決して忘れてはならない。因みに、ソ連は1926年から1941年までの15年間に、「不侵略条約」「中立条約」、或いは不侵略や中立の名を冠した条約を東西15ヶ国と結んだが、14ヶ国はソ連がこれらを破っている。

 ロシアは「ヤルタ秘密協定」を楯に北方領土の主権を主張しているが、ヤルタ秘密協定こそが国際法的に意味を成さない。我が国はヤルタ秘密協定の無効と、「樺太・千島交換条約」並びに「日露講和条約」という国際条約を論拠に、領土主権の正当性と即時返還、更には終戦間際のソ連の蛮行に対する謝罪を要求すべし。

 韓国も同じく島根県の竹島を不法占拠し、中共、台湾もまた沖縄県石垣市の尖閣諸島の主権を主張しているが、これもまた北方領土同様に戦後の歴代政府や国会が、領土主権を理解せず、事勿れ主義から主張を疎かにしてきた結果である。

 現在、世界の各地で民族争いの中で国境紛争が頻繁に起きているが、世界では寸土たりとも主権確立には戦いをしてまで死守しているのが世界の常識である。

 奪われたものは、奪い返す以外に解決する手段は無いという世界の常識通り、奪われた領土は奪うことでしか解決出来ないという覚悟こそ大事なのだが、悲しい哉、現在の我が国の政治家に決定的に足らないものはそうした気概である。

 国際環境が激変しつつある時に動くものが領土問題である。つまりそれは、ロシアから北方領土を奪還する好機でもあり、竹島を取り戻す機会が到来したと言える訳だが、一方では尖閣列島や対馬、或いは沖縄県を奪われる危機でもあるのだ。

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cordial8317 at 07:03│Comments(0)

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